2013年12月20日
平成25年12月12日(木)、西伯郡伯耆町において民俗部会は千歯扱き調査を実施しました。
伯耆町には日光公民館(西伯郡伯耆町大瀧)などに5点の千歯扱きが所蔵されており、それらの写真撮影、採寸、印刻や墨書の解読を行いました。今回、5点の内、4点は明治期の倉吉千刃、残り1点も鳥取県内産であることが確認できました。
5点中4点は高級品である「正鋼(しょうはがね)」製でした。伯耆町は鉄が産出地であり、そのこともあって良い鉄製品が使われたのかもしれません。
また、鳥取県内産の千歯扱きには「鳥取県ヤマタ製」「多賀市」と焼印ありました。この「ヤマタ」「多賀市」は県内のどこの生産者かは不明であり、今後明らかにできればと思っています。お忙しい中、調査に協力いただいた伯耆町教育委員会の皆様に、厚くお礼申し上げます。

千歯扱きを調査する関本調査委員
県史編さん室
公文書館 2013/12/20
in 県史編さん室,調査
2013年12月19日
平成25年12月12日(木)、古代中世部会・近世部会は群馬県前橋市で史料調査を実施しました。
前橋市の個人宅には、鳥取関係中世・近世史料の原本が所蔵されており、その内容確認および撮影を行いました。今回調査した資料の中には、近世の綿取引に関わった米子商人の活動内容が分かる資料など、貴重なものが数多く含まれていました。調査にご協力いただいた調査先の皆様にお礼申し上げます。

史料の確認、撮影を行う渡邉専門員
県史編さん室
公文書館 2013/12/19
in 県史編さん室,調査
2013年11月22日

(写真1)会場の様子

(写真2)講演をする福田アジオ氏(元神奈川大学教授)
県史編さん室
公文書館 2013/11/22
in 県史編さん室,講座などのイベント
2013年11月21日
平成25年11月11日(月)、横浜市八聖殿郷土資料館(横浜市中区)において民俗部会は千歯扱き調査を実施しました。
資料館には19点の千歯扱きが所蔵されており、それらの写真撮影、採寸、印刻や墨書の解読を行いました。今回、19点の内、1点はかなり古い倉吉千刃であることが確認できました。
資料館の建物は、1933年に元内務大臣の安達謙蔵氏が法隆寺夢殿を模して建設したもので、中には聖徳太子、弘法大師、親鸞、日蓮、釈迦、孔子、ソクラテス、キリストの8聖人の彫像が飾られています。お忙しい中、調査に協力いただいた横浜市八聖殿郷土資料館の皆様に、厚くお礼申し上げます。

(写真1)横浜市八聖殿郷土資料館

(写真2)八聖像

(写真3)調査を実施した千歯扱き
県史編さん室
公文書館 2013/11/21
in 県史編さん室,調査
2013年11月18日
平成25年11月14日(木)、第2回新鳥取県史編さん委員会古代中世部会を公文書館会議室で実施しました。今回は、4名の部会委員に御出席いただき、「資料編 古文書編」の構成・表記に関する検討事項や来年度の事業計画等について協議しました。

(写真1)古代中世部会での協議の様子

(写真2)錦織部会長

(写真3)日置副部会長

(写真4)末柄委員

(写真5)倉恒委員
県史編さん室
公文書館 2013/11/18
in 会議など,県史編さん室
2013年11月7日
平成25年11月6日(水)、第2回鳥取県新鳥取県史編さん委員会を開催しました。
公文書館会議室で行われた委員会は、5名の委員と1名の部会委員に御出席いただきました。まず今年度事業の実施状況などについて報告を行い、平成26年度事業について協議しました。

(写真1)編さん委員会での協議の様子

(写真2)開会の挨拶をする足田館長

(写真3)協議中の錦織委員長

(写真4)髙田委員

(写真5)池内委員

(写真6)田村近代副部会長

(写真7)小山委員

(写真8)末永委員
県史編さん室
公文書館 2013/11/07
in 会議など,県史編さん室
2013年11月6日
平成25年10月31日、山口県庁で開催された、第43回全国都道府県史協議会に室員2名が参加しました。
協議会には県史事業を行っている9県が参加し、県史の事業・編集に係る諸問題について意見交換をしました。また11月1日には、協議会に合わせて山口県立文書館見学会が行われ、副館長から文書館の概要について講義いただき、その後、貴重な史料が収蔵される地下書庫にて見学しました。

(写真1)都道府県史協議会の様子

(写真2)協議中の岡村室長(右側)

(写真3)山口県立文書館における見学会の様子
県史編さん室
公文書館 2013/11/06
in 会議など,県史編さん室
2013年11月5日
平成25年10月28日から30日及び11月1日の4日間、古代中世部会は、山口・福岡・佐賀・熊本にて中世史料調査を実施しました。
毛利博物館(防府市)、公益財団法人 鍋島報效会徴古館(佐賀市)、熊本大学附属図書館(熊本市)、また福岡市と下関市の個人宅に伺い、鳥取関係中世史料の原本確認および撮影を行いました。今回、調査した史料は、『古代中世1 古文書編』に掲載予定です。調査にご協力いただいた調査先の皆様にお礼申し上げます。

(写真1)公益財団法人 鍋島報效会徴古館

(写真2)鍋島報效会徴古館にて史料調査をする錦織委員

(写真3)熊本大学附属図書館の外観

(写真4)福岡個人宅での史料調査の様子
県史編さん室
公文書館 2013/11/05
in 県史編さん室,調査
2013年10月25日
平成25年10月23日(水)、第2回新鳥取県史編さん委員会考古部会を開催しました。
公文書館会議室で行われた考古部会は、4名の部会委員に御出席いただきました。まず今年度事業の実施状況について報告を行い、遺物再整理、古墳測量などの平成26年度事業について協議しました。

(写真1)考古部会での協議の様子

(写真2)協議中の髙田部会長

(写真3)根鈴副部会長

(写真4)下高委員

(写真5)松井委員
県史編さん室
公文書館 2013/10/25
in 会議など,県史編さん室
2013年10月24日
平成25年10月19日(土)、鳥取県・龍谷大学連携講座「まるごと鳥取県!~とっとりの歴史探訪~」(龍谷大学大阪梅田キャンパス)に講師として県史編さん室の岡村吉彦室長を派遣しました。
この講座では、「鳥取城をめぐる織田vs毛利の戦い」というテーマで講演しました。その概要は、戦国末期の鳥取城は織田信長と毛利輝元の対立の狭間に置かれ「日本二ッ之御弓矢境」と呼ばれていましたが、その同時代の確実な史料に基づく新たな視点での鳥取をめぐる織田と毛利の攻防戦の全体像についてです。この講座には約30名の方々が出席されました。

(写真1)講演をする岡村吉彦室長

(写真2)講演会場の様子
県史編さん室
公文書館 2013/10/24
in 県史編さん室,講座などのイベント