令和7年10月2日から3日にかけて国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された「第60回林道研究発表会」において、森林管理研究室の矢部上席研究員が優秀賞を受賞しました。
発表テーマは、『タワーヤーダ作業を考慮した幹線路網の設計支援手法の検討』です。
この研究では、今後使用の増加が見込まれる架線作業系システムに着目し、従来は熟練者の経験や現地踏査に基づいて行われていた作業適地の判断を、ICT技術を活用して客観的なデータに基づいて計画する手法を提案しました。この手法により判断基準の一般化が進み、作業計画の効率化と精度向上が期待されています。これらの成果が評価され、本研究は優秀賞を受賞しました。
なお、この研究は第59回近畿・中国・四国地区治山林道研究発表会でも優秀賞を受賞しています。

発表風景 審査員や他の受賞者との記念写真