(令和7年度鳥取県内水面漁業振興講演会チラシ・参加申込書pdf:552KB)
鳥取県では、毎年10~11月にサケの遡上が確認されていますが、令和4年頃から遡上するサケの数が激減し、産卵孵化飼育に限らず、稚魚の確保も困難な状況となっています。他の都道府県においても同様の現象が起こっており、深刻な問題となっています。
そこで、鳥取県内のサケ・取組などの現状を知る機会とするほか、長年サケの生態を専門に研究を続けられ、世界的にも名高い講師をお招きして、なぜサケの遡上量が減少しているのか、サケの成長・来遊過程で何が起こっているのか、地球温暖化がどのように影響を及ぼしているのかなどを学ぶ講演会を開催します。
1 開催日時
令和7年10月28日(火) 午後1時30分から午後3時30分まで
(開場:午後1時15分)
2 場所
倉吉市上井町1丁目156
新日本海新聞社中部本社ホール
3 参加費
無料
4 講演内容
演題:地球温暖化がサケに及ぼす影響 ~サケを守りつつ、サケの恵みを受ける~
講師:北海道大学北極域研究センター 北海道大学名誉教授
帰山 雅秀(かえりやま まさひで)氏
(公益社団法人 日本水産資源保護協会派遣)
演題:鳥取県東部におけるサケ稚魚の出現について
講師:公立鳥取環境大学環境学部環境学科 准教授
太田 太郎(おおた たろう)氏
(公益社団法人 日本水産資源保護協会派遣)
演題:鳥取県におけるサケ放流等の取組報告
講師:サケの飼育放流プロジェクト 代表
中前 雄一郎(なかまえ ゆういちろう)氏
(公益社団法人 日本水産資源保護協会派遣)
5 主催
鳥取県農林水産部水産振興局水産振興課
公益財団法人 鳥取県魚の豊かな川づくり基金
6 問合せ先
農林水産部水産振興局水産振興課 電話:0857-26-7317
FAX:0857-26-8131
7 その他
講演会の参加申し込みは10月22日(水)までに上記問合せ先までご連絡ください。