教育企画研修課11月号

研修の工夫改善に取り組んでいます!
~新たな教師の学びの姿の実現を支える研修講座の充実に向けて~

新たな教師の学びの姿として求められているのは、一人一人の教師が、自らの専門性を高めていく営みであると自覚しながら、誇りをもって主体的に研修に打ち込むことです。よって、教育公務員特例法改定にともないスタートした研修履歴を活用した対話に基づく受講奨励の意義は、教師と学校管理職とが研修履歴を活用して対話を繰り返す中で教師が自らの研修ニーズと、自分の強みや弱み、今後伸ばすべき力や学校で果たすべき役割などを踏まえながら、必要な学びを主体的に行っていくことにあります。
そして、多様な専門性を有する質の高い教職員集団の構築に向け、多様な内容・スタイルの学びが重要視されていく中で、教育センターには、多様な研修プログラムを展開する役割が期待されています。本教育センターでも、島根県教育センターとの連携講座、島根大学との連携講座を実施しているところですが、例えば、他県との連携をさらに広げられないか等、様々な可能性を模索しているところです。

 

そのような中で御縁があり、広島県、大分県、青森県の各教育センターが東京学芸大学と連携して実施している研修【総合的な探究の時間】「第3回協働・共創プロジェクト(3)~教科の探究~」の様子を聴講しました。
「担当教科で探究を実現?!」をテーマに、担当教科において探究の要素を取り入れるとしたら、どのようなことができるのかを考え、教科を超えて、探究的な学びを軸に対話を行うものでした。その対話をとおして、共通する探究の要素などに気付くことにより生徒の未来につながる資質・能力を育成するための授業の本質に迫ることがねらいです。
参加者は3県合わせて14名でしたが、講義中心のスタイルではなく、実践発表に対して活発な質疑応答があったり、参加者がジャムボードを使ってワークをしたりと主体的な学びが展開されていました。

 

本教育センターでも、本県の教職員の皆さんの主体的な学びを支えたいと思い、今後の研修のあり方を検討しているところです。このような研修講座も参考にしながら、新たな教師の学びの姿の実現に向けて、来年度の準備を進めていきたいと思います。

 


最後に本ページの担当課
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