動物用抗菌性物質の適正使用にご協力を!

毎年11月は「薬剤耐性対策推進月間」です

 薬剤耐性菌(抗菌性物質(以下、抗菌剤)が効かない細菌)による感染症が世界中で拡大しています。
 これを受け、農林水産省は平成28年4月、「薬剤耐性対策アクションプラン」を策定し、この問題へ対応することとしました。
 また、毎年11月が「薬剤耐性対策推進月間」と位置づけられ、対策を強化することとされました。

 畜産分野(牛・豚・鶏など)および愛玩動物分野(犬・猫など)でも、飼養者および獣医師等が協力して抗菌剤の適正使用に取組む必要があります。具体的な取組について、それぞれ以下のパンフレット等でご確認ください。


※「薬剤耐性対策アクションプラン」の主な対策内容は以下のとおりです。
1 普及啓発・教育: 薬剤耐性についての情報提供や教育の推進
2 動向調査・監視: 薬剤耐性の状況調査および使用量の監視の強化
3 感染予防・管理: 適切な飼育管理やワクチン使用
4 適正使用:    医療・畜水産等すべての分野で抗菌剤の適正かつ慎重な使用を推進
5 研究開発・創薬: 薬剤耐性研究や予防・診断・治療のための研究推進
6 国際協力:    国際的視野で多分野と協働

※詳細は農林水産省ホームページでご確認ください。

畜産農家、関係者の皆様へ

○飼養環境を良くし、必要なワクチンを事前に打つことで病気を予防しましょう。
○過去の病気の発生や有効な抗菌剤を検査し、効果的な治療をしましょう。

 ⇒検査については、家畜保健衛生所にご相談ください。


 ・畜産農家向けパンフレット(1119KB)

獣医師の皆様へ

○菌分離と感受性試験の実施により、有効な抗菌剤の使用をお願いします。
○フルオロキノロン等は第二次選択薬とされています。慎重使用をお願いします。
○未承認薬の使用や適応外使用は原則行わないようお願いします。

ーーーー啓発パンフレット(農林水産省作成)ーーーー

【畜産・小動物共通】
 ・動物用抗菌剤の「責任ある慎重使用」を進めるために(1906KB)

 ・第二次選択薬一覧(動物医薬品検査所)

【畜産】
 ・獣医師向けパンフレット(畜産)(411KB)

 ・牛呼吸器病(BRDC)における抗菌剤治療ガイドブック(1399KB)

【小動物】
 ・獣医師向けパンフレット(小動物)(413KB)
  

最後に本ページの担当課
   鳥取県農林水産部畜産振興局家畜防疫課
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