【注意喚起】鳥取県内でのヒョウモンダコの確認について
猛毒を持つ「ヒョウモンダコ」が、令和元年5月22日に境港で確認されて以降、県内での発見情報が下記のとおり寄せられています。6月6日に岩美町で、6月20日に鳥取市青谷町で確認され、県内の沿岸域での確認が相次いでいます。海水浴や魚釣りの際に見かけても、絶対に触らないでください。
記
1 ヒョウモンダコの確認状況
年月日 |
提供者 |
採集状況 |
備考 |
令和元年5月22日 |
漁業者(県漁協 境港支所) |
漁業者がバイカゴ漁操業中に採取
美保湾水深17メートル
|
賀露かにっこ館に搬入し展示中 |
令和元年6月6日 |
漁業者(県漁協東支所) |
漁獲したイワガキの掃除中にヒョウモンダコが付着していた。 |
一般ゴミとして処分するよう指示 |
令和元年6月20日 |
漁業者(県漁協青谷支所) |
長和瀬の沖防波堤付近で漁獲したイワガキの中にヒョウモンダコが付着していた。 |
栽培漁業センター職員が確認し、殺処分 |
2 参考
○ヒョウモンダコとは
・唾液にフグと同じ「テトロドトキシン」という猛毒を持ち、噛まれると呼吸困難や麻痺を引き起こし、最悪の場合死に至ることがある
・岩場などに潜んでいることが多く、体色を変えて海藻や岩にカモフラージュしていることも多い。身に危険が迫ると蛍光ブルーの斑紋を強く発生させ威嚇する
・通常、鳥取県沿岸に生息しており、目撃情報も多く、島根県でも発見されている。
○直近のヒョウモンダコの確認事項(水産課掌握分)
年月日:令和元年6月20日
場所 :鳥取県鳥取市青谷町長和瀬(水深5メートル)
採集者:漁業者(イワガキ漁操業中に採捕)
対応 :連絡を受けた栽培漁業センター職員が確認後、センターに持ち帰り殺処分。採捕した漁業者に直接注意すると共に周りの人にも注意するよう指導。

海には毒を持っている生き物が生息しています。海水浴や魚釣りの際にこれらの生き物を見かけても、絶対にさわらないようにしましょう。
要注意!海の危険生物(PDFファイル 237KB)