1.概況
平成25年5月の鳥取県鉱工業指数(平成17年=100、季節調整済)によると、生産指数は73.1で前月比2.8%の上昇、出荷指数は65.4で前月比12.4%の上昇、在庫指数は98.0で7.3%の上昇となった。
内訳については、生産では、食料品・たばこ工業、パルプ・紙・紙加工品工業、電子部品・デバイス工業などが上昇し、一般機械工業、輸送機械工業、プラスチック製品工業などが低下した。
出荷は、パルプ・紙・紙加工品工業、電子部品・デバイス工業、電気機械工業などが上昇し、輸送機械工業、一般機械工業、木材・木製品工業などが低下した。
在庫は、パルプ・紙・紙加工品工業、電気機械工業、電子部品・デバイス工業などが上昇し、食料品・たばこ工業、窯業・土石製品工業、金属製品工業などが低下した。
2.業種別生産動向
主要4業種別生産動向をみると、食料品・たばこ工業では、その他の食料品、冷凍水産食品、生菓子などが上昇し、前月比11.5%の上昇となった。
電子部品・デバイス工業では、電子・通信機器用部分品、その他の電子部品などが上昇し、前月比4.5%の上昇となった。
電気機械工業では、前月比1.1%の上昇となった。
一般機械工業では、その他の一般機械などが低下し、前月比15.2%の低下となった。
3.最近の動向
季節調整済指数では、前月比で生産は3か月連続で、出荷、在庫は2か月ぶりに上昇した。
原指数では、前年同月比で、生産は16か月連続、出荷は15か月連続で低下し、在庫は14か月連続で上昇した。
鉱工業指数(平成17年=100)
|
季節調整済指数 |
対前月比 |
原指数 |
対前年同月比 |
73.1 |
2.8% |
66.3 |
▲6.4% |
111.2 |
11.5% |
105.7 |
8.0% |
63.1 |
4.5% |
60.6 |
1.5% |
55.9 |
1.1% |
48.3 |
▲5.5% |
59.0 |
▲15.2% |
58.5 |
▲23.1% |
65.4 |
12.4% |
60.1 |
▲11.2% |
98.0 |
7.3% |
93.8 |
10.6% |