1.概況
平成25年3月の鳥取県鉱工業指数(平成17年=100、季節調整済)によると、生産指数は67.7で前月比1.8%の上昇、出荷指数は63.5で前月比0.0%の横ばい、在庫指数は97.4で6.0%の上昇となった。
内訳については、生産では、電子部品・デバイス工業、金属製品工業、輸送機械工業などが上昇し、電気機械工業、食料品・たばこ工業、繊維工業などが低下した。
出荷は、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、一般機械工業などが上昇し、食料品・たばこ工業、パルプ・紙・紙加工品工業、繊維工業などが低下した。
在庫は、食料品・たばこ工業、電子部品・デバイス工業、金属製品工業などが上昇し、木材・木製品工業、電気機械工業、鉄鋼業などが低下した。
2.業種別生産動向
主要4業種別生産動向をみると、食料品・たばこ工業では、その他の食料品、健康食品などが低下し、前月比2.0%の低下となった。
電子部品・デバイス工業では、その他の電子部品、液晶素子などが上昇し、前月比11.2%の上昇となった。
電気機械工業では、民生用電気機械器具などが低下し、前月比12.0%の低下となった。
一般機械工業では、金型などが上昇し、前月比4.1%の上昇となった。
3.最近の動向
季節調整済指数では、前月比で生産は2か月ぶりに上昇、出荷は横ばい、在庫は5か月連続で上昇した。
原指数では、前年同月比で、生産は14か月連続、出荷は13か月連続で低下し、在庫は12か月連続で上昇した。
鉱工業指数(平成17年=100)
|
季節調整済指数 |
対前月比 |
原指数 |
対前年同月比 |
67.7 |
1.8% |
67.0 |
▲20.2% |
98.6 |
▲2.0% |
101.6 |
5.6% |
65.6 |
11.2% |
61.4 |
▲10.6% |
57.8 |
▲12.0% |
53.0 |
▲17.8% |
70.4 |
4.1% |
67.9 |
▲19.4% |
63.5 |
0.0% |
64.9 |
▲24.2% |
97.4 |
6.0% |
94.6 |
14.4% |