防災・危機管理情報

(プロジェクト実施地の背景)
 プロジェクト実施地は、大正時代まで「たたら製鉄」が盛んな日本有数の鉄の産地で、製鉄のための砂鉄採取、木炭供給により森林が荒廃していました。
 鳥取県は、明治時代からいち早く荒廃地の森林再生に取りくんでおり、植林後も、間伐などの森林管理を継続し、健全な森林づくりを進めています。

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遠景
  

クレジットの特徴

  • 森林のCO2吸収プロジェクトから生まれたクレジットです。
  • 環境省J-VER制度により認証されたクレジットです。
  • 鳥取県が所有する森林で、県が直接実施するプロジェクトから生まれたクレジットです。
  • クレジットは既に発行済みです。
  • 温対法のCO2排出量の埋め合わせに使用することができます。 ※温対法:「地球温暖化対策の推進に関する法律」

プロジェクトの目的

  1. 健全な森林を育成し、水源かん養、山地災害防止など、森林環境を保全します。
  2. 日本の京都議定書の森林吸収目標3.8%の達成に貢献し、地球温暖化を防止します。
  3. 企業等からのカーボン・オフセット資金により、森林保全を更に進めていきます。

間伐作業の内容

板井原県有林では、立木が健全な成長を促すため、間伐を実施しています。
間伐作業

間伐した木を有効利用するため、林内に環境に優しい「鳥取式作業道」を整備し、間伐材を搬出しています。
作業道

間伐材は、近くの原木市場に出荷し、建築材料などに使われることとなります。

間伐の効果

間伐前の林内

間伐前
木が混み合っていて、木の健全な成長が阻害されています。

間伐後の林内

間伐後
木の成長が促進されるほか、林内に光が入り、林内の下層植生の増え、健全な森林が育成されます。 

プロジェクトの概要

 京都議定書の森林吸収目標3.8%の達成のため、鳥取県県有林の間伐を実施します。

事業実施者

鳥取県

事業内容

平成19年度から令和4年度まで約181haの間伐を実施

実施場所

鳥取県日野郡日野町地内の鳥取県県有林(板井原県有林)

CO2吸収量

4,691トン(t-CO2)(平成20年度~令和3年度の吸収量の合計)

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最後に本ページの担当課    鳥取県農林水産部 森林・林業振興局 森林づくり推進課
    住所  〒680-8570
            鳥取県鳥取市東町1丁目220
    電話   0857-26-73040857-26-7304    
    ファクシミリ  0857-26-8192
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