「のびっこ日記」

2024年1月 正月遊び

お正月遊びといえば…みなさん何をイメージされますか?

福笑い?コマ回し?羽子板?? 

最近は目にする機会が少ない遊びもありますが…のびっこでは、お正月遊びウイークを楽しみました。

全体

マグネットで作った福笑いコーナーは人気でした!「めめ(目)」「ブー(鼻)」など、大好きな手遊びで聞きなじみのある顔のパーツを、大人と完成させました。

餅つきは、段ボールで作った杵を「ぺったん」の声かけに合わせて振りあげたり、餅の感触を楽しんだり、ボールを投げ入れてにっこり(^^♪

福笑いおもちつき

こまは、いろいろな大きさの手作りコマを回してみました。

絵馬のコーナーでは、ペンのキャップを自分で外し、色を変えながら思い思いの願いを描い

て飾りましたよ。

絵馬えま

たくさん遊んだ後は、給食です。

苦手なおかずも少量ずつ順番に、声かけも工夫しながらおなか一杯食べました。

ちなみにこの日のメニューは…

ごはん・大根のスープ・豆腐ソテーの肉みそがけ・ほうれん草のあえものでした。

給食一緒にたべるとおいしいね

絵馬

今年も季節を感じられる遊び・給食メニューをお楽しみに♪

みんな元気にすごせますように…

2023年12月 ママ会

ママ会を開催しました!

 今年度、2回目のママ会を開催しました。以前から「何かワークショップ的なことができないか?」との案があり、今回は簡単なおもちゃ作りを取り入れてみました。

傾けることで雨の音がするレインスティックを作ってみましたよ。材料はサランラップの芯、折り紙、キラキラテープ、リボン、中に入れるお米、鈴などです。手作りおもちゃで遊ぶ子どもたちを想像しながら、「折り紙は食べ物柄がいいかな?」「クリスマスが近いからリボンは赤と緑色で…」など、アイデアを口にしながら進めていきます。和やかな雰囲気の中、子どもの話題やクリスマスの話題など自然と会話も弾みました。

1時間半程度でカラフルなレインスティックが完成!このレインスティックを子どもたちが転がして追いかけたり、振って遊んだりして楽しんでくれるといいなぁと思います。日頃忙しく、おもちゃ作りに時間を割くことが難しいママにとっても充実した時間になったようでした。

ママ会、パパ会では、ご利用者の意見も聞きながら今後もみんなで一緒に楽しめる内容を企画していきます。たくさんの方のご参加をお待ちしています。

ママ会ママ会材料

ママ会 完成

 

2023年10月 遠足でトムソーヤ牧場にいきました

動物さんとふれあい、楽しかったよ!

今年ののびっこワールドの秋の遠足は、大山トム・ソーヤ牧場へ出かけ、いろいろな動物さんとふれあいました。まずはお友だちと「おはよ~」「一緒に遊ぼうね」とにこにこ笑顔でご挨拶です。

おはよう

昨年もトムソーヤ牧場に来たことのあるお友だち、その時はまだ平気でしたが、今年は「ちょっとドキドキする」の気持ちが芽生えたようです。カピバラさんとのふれあいコーナーでは、少し大きい動物にドキドキ!まずはお母さんが餌をあげているのを見て、だんだん「大丈夫かも?」と思ったようで、自分から餌の笹の葉をあげようとふれあいスペースに入って笹をあげることができました。もう一人のお友だちは、手を伸ばしてカピバラさんやウサギさんをなでなでしたり餌をあげたりと、積極的にふれあっていました。

いろいろな動物と触れ合った後は、芝生の上で過ごしました。シートの上に降りると、お友だち同士で顔を見つめ、ニコニコ。年下のお友だちに「かわいい~」と言ったり、ボールをお互いに「どうぞ」「ありがとう」とやりとりして、とっても楽しそうでしたよ。お友だちと一緒だと、どこの場所でも楽しさが倍増しますね!

えさやりえさやり2

あひるいっしょにお茶

たくさん遊んだ後は、お弁当タイムです。たくさんのおかずに「どれにしようかな?」と迷いながら、大きなお口で食べました。お母さんたちは、子育てのこと、園のこと、家族のことなどいろいろお話しながら楽しいランチタイムとなりました。お土産も購入され、楽しい遠足になりましたよ。また来年をお楽しみに!

ごはん

遊びよ、発達の未来のよろこびよ

「あそびのなかに、子どもの発達の未来が見えてくる…」

これは、発達心理学の分野における超ウルトラスーパーハイパーミラクルロマンチックファンタスティックエクスペリエンス偉人であるレフ・ヴィゴツキー博士の言葉です。

のびっこでは、朝の会が始まる前に「自由あそび」の時間をたっぷり設けるようにしています。子どもたちは室内にて思い思いの方法で過ごし、基本的にスタッフは見守っています。

積み木、型はめ、おままごと、人形、ボール投げ、絵本…。過ごし方は実に様々ですが、その姿を見ていると、子どもたちの発達の未来を読み解く大切なポイントが浮かび上がってきます。それは、「ひとりでできる部分」と「まだひとりではできない部分」の境目、すなわち「大人や仲間の助けがあればできる部分」です。

「もっと高く積み木を積みたい」、「友達の玩具が欲しいけど借り方が分からない」等々、遊びの中では子どもひとりの力ではまだ乗り越えられない場面が出てきますよね。こんな場面に出くわしたら、スタッフは子どものリズムを妨げないように気を付けながら、少しずつお手伝いをします。さり気なく見本を見せる、そっと手を取って一緒にやってみる…等々。そうすると、さっきまではできなかったことができるようになります。大人や友達のやり方を見て真似すれば積み木はたくさん積みあがるし、大人に手伝ってもらいながら「かして」のジェスチャーをすればお友達が玩具を貸してくれます。こうして「できた!」を経験した子どもは「今度はひとりでやってみよう!」と新たな挑戦を始めるのだと思います。

「大人や仲間とならできること」を経験することで、発達の未来は「ひとりではできないこと」から「ひとりでできること」に書き換えられていきます。あそびの中で、周囲の大人やお友達の力を借りながらほんの少しだけ背伸びし、今までの自分よりもちょっと上の「お兄さん」「お姉さん」になれた子どもたちの表情を見ると、何とも言えない幸せな気持ちになります。

子どもが型はめをしている 子どもが型はめをしている

こどもがままごとで遊んでいる

のびっこハロウィン

今年もハロウィンの仮装で、センター内のいろいろな場所に行き、たくさんの人と触れ合いました!

子どもたちもかわいい姿に変身したのはもちろん、保護者のみなさんも仮装をし、中にはノリノリの保護者の方もおられ、楽しい雰囲気がさらにアップ!でした。

仮装をするのはドキドキ・・のお友だちも、鏡に映る自分のかわいい姿にうっとり・・ご満悦でした。スイッチや身振りなど、いろいろな方法で「お菓子ちょうだい」のやりとりをして、たくさんお菓子をもらえてニッコリ。何度ももらいに行くお友だちもいましたよ!

初めての経験にドキドキしたり、うれしかったり、もっとしたかったりと、子どもたちの心がたくさん揺れ動く楽しい活動をこれからもどんどんしていきたいなと思います。

鏡を見てにっこりしている スイッチを押している

仮装をして廊下を歩いている 仮装してスタッフに挨拶をしている

春の大豊作に向けて

 今年度最初の投稿で紹介したのびっこ農園のいちごですが、季節が巡って苗植えの時期となりました。ありがたいことに今回もご好意でいちごの苗をいただき、のびっこのお友だちに植えてもらいましたよ。

 スコップで上手に土をすくってバケツに入れて、手で土の感触を楽しみながら遊んだお友だち。スタッフやお母さんと一緒にいちごの苗を植えて、水やりもしました。これから厳しい冬を乗り越えて春には大きな赤いいちごがたくさん収穫できる予定です。春には美味しい収穫の写真をたくさんお届けできますように。

スコップで土を掘っている バケツに土を入れている

いちごの苗に触れている スコップから土をこぼして遊んでいる

苗植えした畝に水やりをしている

2023年9月 皆生市民プールに行ったよ!!

9月15日、のびっこの児童、保護者、職員とで皆生市民プールへ出かけました。コロナ禍ということもあったので、実は令和元年に1度実施して以来のなんと4年ぶりでした。この体験利用には、「地域の施設を利用するには、どのような準備が必要で、どういった配慮があれば楽しめるか、どうしたら安全にご家族での利用に繋げられるか」という目的があります。今回は、2組のご家族とスタッフとで、皆生市民プールの皆さんのご協力のもと、無事出かけることができました!

 更衣室では、マットを持参してその上に座ったり寝転んだりして着替えができました。いつもの水着に着替えるということも、園やのびっこではない場所での更衣ということや、プール独特の湿気もあり、だんだん不安な表情になる様子も見られましたが、プールへ向かい歩いていると笑顔が見られはじめました。

 プール内ではまず準備運動!ぐっぱの体操をしました。歌を聴くと、しゃがむ、立ち上がるの動作を自ら行うお友だちもいました。活動で積み重ねた力を発揮してくれ嬉しく思いました!大人もしっかりアキレス腱を伸ばして(大人こそ…大切ですよね!)、腕を回し、準備万端です!  

 小プールに入水し、まずはプール内を歩いて探索したり、抱っこで水に慣れるようにしていきました。Aちゃんはだんだんと動きが活発になり、プール内の段差を登ってみたり、腕に浮き具を付けて浮いてみたり、アンバランスな感じや浮力を楽しむかのように動いていました。お母さんに体をゆだねてワニさん歩きを楽しんだり、滑り台にも挑戦!なんと、滑り台は2回も挑戦できました。Bくんは、初めはびっくりしたのか涙が出ていましたが、お母さんの表情が見えるように向き合って浮き具に座り、座った状態で足を動かしてパシャパシャ水の感覚を確かめる等していくと、次第に笑顔が見られるようになりました。休憩中はマットの上でタオル保温したり休息をしましたが、自分で姿勢を変えながら周りの様子を見て、ニコニコとってもいい表情でしたよ。

親子がプールで遊んでいる 親子がプールで遊んでいる

最後は大プールにも少し入って浮いてみる等、とってもいい表情で活動をすることができました。「水遊びパンツで入れるプールが生活圏にないので、一緒に入水して楽しめた」「いい表情でしたね。家族でも来てみようかな」と感想をいただきました。安全に楽しく活動ができ、のびっこでは見られない表情や姿も見られたお友だち。スタッフも皆楽しませて頂きました。何より、皆生市民プールのスタッフの皆様には、利用の相談に乗っていただき、物品のことなどたくさん配慮して頂きました。ありがとうございました。

滑り台をすべっている 男の子が水遊びをしている

女の子が浮き具を使ってプール遊びをしている 集合写真をとっている

すずらんテープ遊び

 のびっこのお友だちが手に取って遊んでいるもの、何か分かりますか?タイトルでお察しの通り、すずらんテープです。運動会の応援グッズで作るポンポンのアレです。ひらひらしたテープもじっくり遊んでみると、引っ張り出したり、感触を楽しんだり、裂いてみたりいろんな楽しみ方があります。のびっこでは、そんなすずらんテープで思う存分遊びましたよ。

 色とりどりのテープがひらひらする様子を観察したり、全身テープにまみれてカシャカシャの音や肌に触れる感じを体験したお友だち。自分が手を動かすとテープがひらひらしたり、カシャカシャ動くのを体感していました。

 引っ張り出すおもちゃも作ってみました。ペットボトルにすずらんテープを入れてジュースに見立てて乾杯!ウェットティッシュの空きケースからテープを引き出す時には片手で容器を押さえながら…楽しみながら両手を使えるようにとスタッフが考えたおもちゃです。

 ロール状のすずらんテープを引っ張るのが楽しくて、空になるまで集中していたお友だちもいましたよ。立った姿勢を保ちながら両手で引っ張り、慣れてくると膝も使って一回で長―く引っ張ることができました。

 スタッフやお友だちとすずらんテープを使って綱引きに挑戦!初めはスタッフの連勝でしたが、だんだんと負けないように力強く引っ張るようになり、いい勝負に。スタッフが引っ張られて倒れこむ様子に満足そうな笑顔のお友だちでした。

トランポリンの上でスズランテープで遊んでいる ケースからすずらんテープを引き出している

スズランテープに全身まみれている すずらんテープを引っ張っている

しゃがみながらすずらんテープを引っ張っている

のびっこプール

 今年の夏はとにかく暑かったですね。のびっこでも暑い夏恒例のプールにみんなで入りました。水遊びが大好きなお友だちも少しドキドキするお友だちも、みんなそれぞれのペースで楽しみます。

 洗面器やじょうろを使ってスタッフと水の掛け合いっこをするお友だち。スタッフが水をかけると「やったな~」という表情でスタッフを探して、やり返します。

 大好きなボールをきっかけにプールに挑戦したお友だちは、初めは小さなプールでボール遊びを楽しみました。そこからお友だちやスタッフが大きなプールに入る様子を見たり、小さなプールの中で大きな水しぶきを上げてダイナミックに遊ぶようになってきたところで大きなプールにちゃっぷん♪大きなプールでもボールで遊んだり、水の感覚を楽しむことができました。

 ドキドキすることも大好きなお父さんやお母さんと一緒に、好きなおもちゃと組み合わせながら「楽しい♪」と感じることを大切に挑戦していきたいと思います。

じょうろに手を当てている子 水がかかって目をつぶっている子

プールで立ち上がっている子 プールの中でボール遊びをしている子

抱っこされて水遊びをしている子

のびっこ農園

以前のびっこ日記でも取り上げたスイカとトマトの続報です。。。とは言え、今回が収穫の報告なので最終回となりました。

 前回は、ミニトマトがどんどん大きくなり「本当にミニトマトか?」と疑っている話をしていました。その後もどんどん大きくなり、いつまで経っても赤くならず…結果、収穫したものがこちらです!

トマトと子ども

スーパーで売っている普通のトマトのサイズまで成長しました。赤く熟すまで収穫を待ったので、とても甘くて濃厚なトマトでした♪家ではトマト苦手というお友だちもパクパク食べてくれて、保護者さんもびっくり!

そんなに美味しいトマトなので、カラスにもたくさんおすそ分けする結果となりました。「もう少し赤くなりそう…」と収穫を我慢したトマトが翌朝には食べられている…なんてことが毎日で、今年のカラスとの戦いは引き分けとなりました。

さてさて、もう一つのスイカですが(こちらもカラスにいくつかつつかれましたが…)小玉スイカと大玉スイカが立派に成長し、みんなで美味しくいただきました♪

丸のままのスイカでは、「これは一体なんだ?」と不思議そうにしていたお友だちも目の前で切ってみると見慣れた色や形に「あっ!知ってるぞ」という表情を見せてくれました。お父さんと一緒に包丁で切ってみたり、かごに入れてスイカを配ってくれたお友だちもいました。

今年ののびっこ農園は大成功♪収穫を終えた畑を綺麗にして次の出番まで休憩です。次はどんな美味しいものを育てようかな?

スイカを切るのを眺めている スイカが切れたところ

大人と一緒にスイカを包丁で切っている子 切ったスイカをかごに入れて歩いている子

手のひらより大きな小玉スイカ 真っ赤に熟れたスイカ


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