防災・危機管理情報


院長あいさつ

 

 2025年4月より院長を拝命した小枝達也と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。20244月より院長代理として着任し、汐田まどか前院長とともに当センターの管理運営、診療に当たってまいりました。

 院長挨拶に当たりまして、2025年3月25日に発生しました入所児童の転落事故ならびに加療中に亡くなられるという医療事故を起こしてしまいましたことを、ご遺族様はじめ関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。

 当センターの医療、看護、介助サービスに係るマニュアルの見直しやスタッフの研修、医療機器、介護機器の点検等を重ねて、今後このような事故を二度と起こさないよう職員一同で精いっぱい努めてまいります。

 当センターは医療機関としての役割と福祉機関としての役割の2つを担っておりまして、理念として「豊かな社会生活に向けての支援を行う」ことを謳っています。この度の事故をうけまして、「安全安心」という言葉を加えるべきではないかと考えています。職員とも検討を重ねて、より良い理念とその実践に邁進してまいります。どうぞご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 こども家庭庁が発足して3年目を迎えています。当センターに関連する福祉業務としまして、児童発達支援事業があります。これまで医療型と福祉型の2つであった事業が福祉型に一元化されます。当センターにおきましても福祉型の児童発達支援センターとしての機能を備え、かつ中核的なセンターとしての相談機能が確保できるよう体制を整えたいと考えています。と申しましても従来の医療型で通園サービスをご利用いただいていた医療的ケアが必要なお子様に対しても、十分なサービスが提供できるよう「医療型通園の機能を兼ね備えた児童発達支援センター」を目指しているところです。これまで以上に幅広いお子様にご利用いただけるよう取り組んでまいりたいと思います。

 医療機関の機能としまして、令和7年度4月より鳥取県こどものこころ専門医研修施設としての認定を受けました。当センターはその基幹施設として専攻医のポストを確保し、県内の医療機関(大学病院、鳥取療育園、中部療育園、民間の医療機関等)と連携して、発達障害、心身症、不登校等などで悩んでおられる子どもとご家族を専門的に診療できる医師の養成に取り組んでまいります。

 これまで以上に県民の皆様にご利用いただけるセンターを目指して、職員一同精進してまいります。

2025年4月

鳥取県立総合療育センター院長

小枝達也

写真小枝院長

  

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