朝晩の寒さが厳しくなってきた今日この頃、本日は境港で市場調査を行いました。
季節の変わり目らしく、サワラやカマスなど秋らしい魚からなかなかお目にかかれない南方系の魚まで幅広い水揚げが見られましたので紹介していきます。

1.アカカマス
日本では数種のカマスが生息していますが、鳥取県で主に漁獲されるのはアカカマスで、カマス類の中でも特段美味と評判の種類です。本日漁獲されていたのは体長35~30cmと大型のものが多く、お刺身から天ぷら、干物などなど様々な食べ方ができそうでした。

2.カマスサワラ
名前の通り頭はカマス、体はサワラのような体をしている南方系の魚です。主に沖合に生息していて時折、餌を追い沿岸に迷い込んできます。体長2mを超える巨体になり、ゲームフィッシングとして人気の高い魚ですが、実は味もよく、癖のない身は焼きもの、生食問わずおいしい魚です。

3.オキアジ
南方系のアジ類で沿岸の岩礁域に単独または数匹で生息しています。定置網などでわずかに獲れる魚で流通も少ないですが、味は大変良いとされています。体側に5~6本の暗色の帯がありますが、大人になるにつれて消えてしまいます。