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2025年8月29日

倉吉校で始まる、新しい挑戦の日々! 令和7年度 土木システム科の訓練を紹介します。(4月~7月) New!

令和7年度、鳥取県立産業人材育成センター倉吉校土木システム科の訓練がスタートしました。
「土木」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?
道路や橋、ダムやトンネル…私たちが毎日当たり前のように利用している社会の基盤(インフラ)を造り、守るのが土木の仕事です。
それは、地図に残るだけでなく、人々の暮らしと未来を支えるお仕事となります。

土木システム科では、将来、人々の暮らしをより豊かで安全にする土木技術者になるための第一歩として、測量、CAD製図、土木施工管理といった専門的な知識と技能を、1年かけてじっくりと習得します。

訓練は、土木業界で活躍してきた本センターの指導員や外部講師の方たちが、一人ひとりの個性や理解度に合わせ、親身にサポートします。

「授業についていけるかな…」「文系でも大丈夫かな…」

そんな不安を抱える方も、ご安心ください。ゼロから、基礎から、丁寧に指導していきます!


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昨年度、この土木システム科を修了した卒業生のメッセージを紹介します。


「土木のことを全く分からなかったのですが、細かい質問にも丁寧に答えていただき、しっかりと理解できたと感じます。
実際の現場で職場体験をさせていただき自分の足りないところに気付いたり、授業でイメージできないことも実習で確認しながら学べたのがとても良かったです。
同期生とも仲良くでき、お互い教え合いながら成長できたと感じます。
就職活動でも親身になってご指導いただき、大変心強かったです。
就職してからも覚えることはたくさんありますが、ここで習ったことを意識しながら頑張りたいと思います。
この一年は一生の宝ものです!」


この声からもわかるように、土木システム科は単に知識や技術を教えるだけでなく、訓練生一人ひとりの成長を全力でサポートする場所です。

一年という短い期間でも、多くの知識と経験、そして共に業界で切磋琢磨する仲間を得ることができます。

ここからは、訓練生たちがこの春からどんな訓練を行っていたのか、月ごとに追っていきます!

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4月:桜が彩る、土木への第一歩


満開の桜が舞い散る中、新しい訓練生たちが倉吉校に集まり、令和7年度の訓練がスタートしました。
土木の仕事は、数学と密接に関わっています。特に測量では、土地の高低差や距離を正確に計算する必要があるため、訓練の最初の段階では、数学を復習することから始めます。

「数学はちょっと苦手…」という方も、この時期にしっかりと基礎を固めることができるので安心してください。

また、最初の実習として、水準測量に使う「レベル」という測量器の基本的な使い方を訓練します。
これは、地面の高さを測るための最も基本的な測量器で、土木技術者にとって欠かせない道具です。
さらに、土木現場で必要となる、建設機械の特別教育もスタート。将来、現場で働く上で必要となるとなる資格取得に向けた一歩を踏み出しました。
ローラーや刈払機などの操作方法や安全な取り扱いについて、座学と実技でしっかりと習得しました。 


 桜の写真
 満開の桜が彩る中、訓練がスタートしました。

 
 数学の訓練の様子
 数学の復習をしています。


 測量の訓練の様子
 測量器(レベル)を用いた測量の訓練をしています。

 
 刈払いの訓練の様子
 刈払いの実技講習の様子です。


 ローラー記念撮影
 ローラーの実技訓練後の記念撮影
 グラウンドで安全に走行できました!


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5月:最新機器に触れる、新たな測量の世界

4月に学んだ測量の基礎を応用し、5月はさらに高度な測量機器「トータルステーション」の操作訓練が始まりました。
「トータルステーション」は、距離や角度を正確に測れる最新の測量器です。
測量器の据付がレベルに比べ難しいですが、繰り返し練習することでスムーズに据付ができるようになります。
また、トータルステーションによる測量結果から、誤差を修正する測量計算方法の訓練を行い、測量の知識も深めていきました。

また、重機を操作するための小型車両系建設機械特別教育を受講しています。

さらに、教室を飛び出し、大規模な道路工事現場を見学し、実際に働く技術者の方々の姿を目の当たりにし、未来の自分を想像する貴重な体験を行いました。
そして、最新技術であるドローンの操作練習も行い、土木工事現場での新しい技術について触れることができました。
 

 トータルステーションの測量の様子
 トータルステーションを用いた測量訓練の様子です。


 バックホウ訓練の様子
 小型車両系建設機械(ミニバックホウ)の操作訓練です。
 ミニバックホウは本センターが所有しています。


 現場見学の様子
 現場見学先で工事について説明を受けています。


 現場見学の様子
 完成した構造物の近くで説明を受けることで、
 具体的な工事をイメージすることができました。



 ドローン操作
 屋内でドローンの操作訓練をしています。
 (写真右側にドローンが飛んでいます。) 


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6月:CADとコンクリートの実験、そして先輩との交流も! 


6月は、パソコンを使ったCAD製図の訓練がスタートします。
CADとは、Computer Aided Design(コンピューター支援設計)の略で、パソコンで設計図面を作成するソフトウェアのことです。
手書きでは難しかった複雑な図面も、CADを使えば正確かつ効率的に描くことができます。
画面上で自由に線を引いたり、形を組み合わせたりしながら、基本操作を習得していきました。

また、鳥取短期大学との共同で、コンクリートの材料実験を行いました。
材料の配合比率を変えてコンクリートを作り、その硬さや強度を調べるという実践的な実験は、座学だけでは学べない貴重な経験となります。

さらに、すでに土木の世界で活躍している本センターの修了生をお招きし、懇談会を実施しました。
訓練生は、社会人としての生活や仕事のやりがい、そして学生時代にやっておけばよかったことなど、普段聞くことのできない「本音」のアドバイスをもらうことができ、自身の将来をより具体的にイメージする良い機会となりました。

 

 CADの操作の訓練の様子
 パソコンを使ったCAD製図の訓練状況です。


 コンクリート実験の様子
 鳥取短期大学さんとの共同でのコンクリート実験の様子です。


 実験のとりまとめ
 コンクリートの強度試験結果を取りまとめています。


  修了生との懇談会の様子
 修了生との懇談会の様子です。
 先輩から直接お話を聞くことができ、大変貴重な体験となりました。 


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7月:実践の夏! 現場で学ぶ測量と環境学習

梅雨が明け、夏の日差しが降り注ぐ7月。いよいよ訓練は、天神川河川敷に場所を移し、より実践的な測量実習がスタートしました。
訓練生は、広い屋外フィールドで、チームごとに分かれて協力しながら、現況の地形の高さや距離を正確に測定していきます。
施設内では味わえない、実際の現場に近い環境での実習は、測量技術の向上だけでなく、チームワークやコミュニケーション能力を養うことにも繋がります。
この天神川での測量実習は、9月末まで続く予定です。


また、「持続可能な社会」について考える環境学習も実施しました。
リサイクル処理施設を見学して資源循環の今を学び、島根県美保関町の美しい街並みを歩いて、景観を守り育てることの大切さを体感しました。

7月の最終日は、訓練の区切りとなる終業式。夏休みを気持ちよく迎えられるよう、実習棟の大掃除を行い、仲間たちと協力してピカピカにしました。


 天神川での測量の様子
 天神川河川敷での測量実習状況です。
 チームで協力しながら測量作業を進めます。
 
 
 リサイクル施設の見学状況
 リサイクル施設の見学状況です。
 建設現場で発生するコンクリート等のリサイクルについて学びました。

 

 

 美保神社の見学の様子
 美保関神社とその周辺街並みの散策状況です。
 まちづくりについて視野を広げるきっかけになりました。

  
 大掃除の様子
 実習棟の清掃状況です。
 
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土木システム科では、夏休み明けから、専門科目や実習訓練がさらに本格化していきます。
訓練生が互いに協力して、さらに成長していくことになります!!


鳥取県立産業人材育成センター倉吉校土木システム科では、土木の仕事に少しでも興味がある方、新しいことに挑戦してみたい方を、いつでもお待ちしています。

もし、この記事を読んで少しでも「面白そう!」と感じたら、ぜひ一度、オープンキャンパスや施設見学に参加してみませんか?

お気軽にご連絡ください!

2025/08/29 in 土木システム科,木造建築科

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