教育訓練の記録（令和７年度）

　令和７年６月７日（土）、消防団員特別教育女性団員教育第１９期を実施した。県内から集まった女性消防団員７名が、消防制度、地域住民の対する防災指導要領等の座学及び、消火栓直結放水訓練、重量物に挟まれた際の救助方法について熱心に取り組み、女性団員としての決意を新たにした。

　令和７年５月３０日（金）に学生ポンプ操法大会を実施した。消防活動の基本となる規律動作、消防器具取扱い、そして的確な放水技術の習得を目的とて毎年開催している。２３名の初任科学生は、４班に分かれてポンプ車、小型ポンプ、標的倒しの３種目で競い、２か月間の訓練の成果を存分に発揮した。

　令和７年５月１０日（土）、１１日（日）の両日、４２名の消防団員が消防ポンプ操法の指導要領、審査のポイント等について研修と実技に熱心に取り組んだ。各団員は研修を通じて情報交換をしながら、今後の訓練指導に気持ちを新たにした。

　令和７年度に新規採用された学生２３名の厳しい訓練の日々が始まった。４月７日の入寮日から約８か月間にわたり、いかなる災害にも屈しない強い心と身体を作っていく。３０日には、学生のリーダーとなる総代、副総代も選出された。総代を中心に鳥取県消防学校史上最高の初任総合教育第１０期生を目指してほしい。

　令和７年４月９日（水）鳥取県消防学校では、２３名の新規採用消防職員を迎え、今年で１０回目となる初任総合教育の入校式を行った。８か月間の研修と厳しい訓練で職務遂行に必要な人格、知識、技能の習得を目指す。前日の自己紹介では、それぞれの志望動機や目標を発表し、最後まで誰一人欠けることなく卒業することを誓い合った。