我が国最大級の弥生時代集落「妻木晩田遺跡」。 多種多様な出土品から「地下の弥生博物館」とも呼ばれる「青谷上寺地遺跡」。 我が国の弥生時代を代表するこれら二つの遺跡の他、多くの弥生時代の遺跡や出土品が知られている鳥取県は、まさに「弥生の王国」です。
とっとり弥生の王国推進課では、これら鳥取県の優れた弥生文化を広く知っていただくため、 全国的に注目を集める最新の調査研究成果を発信するとともに、遺跡を楽しみ、学んでいただく様々な取り組みを行っています。
9月14日から本格的な掘り下げをはじめ、4週間が経ちました。現在は古代から中世の田んぼ跡の調査をしています。 先日その田んぼの土の掘り下げ中に、2枚の銅銭が出土しました。いずれも中国から輸入された渡来銭で、1つは開元通宝(初鋳西暦621年)、もうひとつは皇宋通宝(初鋳西暦1039年)です。渡来銭は平安時代末期から江戸時代初期にかけて長く流通していました。表面がすり減った2枚の渡来銭も多くの人の手を経て後に土に埋まったものと思われます。
○青谷上寺地遺跡ARアプリ
○青谷上寺地遺跡展示館
○鳥取県地域づくり推進部文化財局文化財課
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