「とっとり弥生の王国」の一翼を担う青谷上寺地遺跡からは、これまでの弥生時代のイメージを覆す様々な出土品が奇跡的な保存状態で見つかっています。
これらの中には、美しい木製の器や骨角製の様々な装飾品をはじめ、現代の視点から見ても高度な「ものづくり」の技術でつくられているものがあります。
今回の企画展では、青谷上寺地遺跡の「ものづくり」に焦点を当て、弥生の匠の技を今に伝える貴重な品々を紹介します。
令和7年度第1期企画展 「弥生のものづくり-青谷上寺地の匠の技-」
【会場】
青谷かみじち史跡公園YAYOINE重要文化財棟企画展示室(鳥取市青谷町吉川17)
【会期】
令和7年5月31日(土)から令和7年9月7日(日)まで
【展示概要】
・弥生の匠が生み出した青谷ブランド
青谷上寺地遺跡でつくられた石器、骨角器、木器の製作方法と技をご紹介します。

・弥生の匠の道具箱
弥生の匠の技を支えた様々な道具を時期ごとに展示します。

・人間国宝が挑んだ弥生の技
3名の重要無形文化財「木工芸」保持者(人間国宝)が、青谷上寺地遺跡から出土した木製品を復元製作した作品を特別に展示します。

(左から川北良造氏作「高杯」、村山明氏作「桶形容器」、中川清司氏作「箱」)
【開館時間】
午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
【休園日】
第4月曜日
【観覧料】※重要文化財展示室観覧料含む
個人200円、団体150円、子ども・学生無料
※ 観覧の団体予約やお問合せは青谷かみじち史跡公園(https://www.aoya-kamijichi.info/ 電話0857-32-8415)まで。