10月13日(木)、「とっとり弥生の王国」調査整備活用委員会の初めての会合が開かれました。
この委員会は、鳥取県を代表する二つの弥生時代遺跡である「青谷上寺地遺跡」と「妻木晩田遺跡」の一体的な調査や整備について検討いただくため、昨年度までそれぞれの遺跡に設けられていた「発掘調査委員会」を統合する形で発足したものです。このように二つの遺跡を一体的に検討する委員会が設けられたのは全国で初めてのことです。
この日の会合では、両遺跡の調査・整備の経緯や今後の計画について担当者から説明しました。その後の質疑応答では、異なる二つの遺跡の特徴を活かしつつ、活用や情報発信を連携して進めていくための様々なご意見を委員の先生方からいただきました。
翌14日は、青谷上寺地遺跡の発掘調査の様子を委員の先生方にご覧いただきました。続々と出土している銅鏃やガラス玉などの貴重な遺物に驚きの声があがりました。
「とっとり弥生の王国」を多くの方々に知っていただけるよう、今回いただいたご意見を今後の調査・整備・活用にしっかりと活かしていきたいと考えています。

委員会の様子

現地視察の様子