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6.将来ビジョンの実現に向けた取組の方向性  
II 「つなげる」様々な活動・力をつなげ、結集して、持続可能で、魅力あふれる地域を創る
(5)「交通基盤・情報基盤の充実」で利便性向上・地域の活性化  (5-2)情報通信基盤の充実
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現状・課題

  本県では、鳥取情報ハイウェイやブロードバンド(光ファイバー、ケーブルテレビ等を用いた通信回線)の整備が進んでおり、ブロードバンドの世帯カバー率(利用可能な世帯の率)は98.5%、実際のブロードバンドの世帯普及率も48.7%に達しています。しかし、ブロードバンド未整備となっている地区があります。

 平成23(2011)年7月までに完全移行が予定されている地上デジタル放送については、現時点で受信できない世帯があることが判明しており、その解消が必要です。

 高速通信環境、携帯電話等の情報通信基盤整備は、民間主導で行われてきましたが、中山間地域等においては採算性の問題から整備が進まず、情報通信技術を活用したサービスが十分に受けられない地域があります。


取組の方向性等

  1. 全居住地域で携帯電話の不感地区(携帯電話の電波が届かないため利用できない地区)を解消します。
  2. ケーブルテレビ整備などにより、ブロードバンド環境の世帯カバー率を100%にします。
  3. 地上デジタル放送の視聴可能世帯を100%にします。
  4. 県民が必要としているシステムの構築等により、情報通信技術を活用した質の高い行政サービスを提供します。情報通信技術を活用し、防災情報その他の各種情報の提供や一人暮らしの高齢の方の安否確認を行うなど、中山間地域における安全・安心、利便性を確保します。

主な目標指標

項目 現状 目標
携帯電話不感地区数 45地区 (平成19年度末) 0地区 (平成30年度末)
ブロードバンド未整備市町村数 6市町村 (平成19年度末) 0市町村 (平成30年度末)
地上デジタル放送視聴可能世帯割合 95% (平成19年度末) 100% (可能な限り、地上デジタル放送への完全移行が予定されている平成23年7月までに実現を目指す)
  

ブロードバンド回線

FTTH

光ファイバー回線によるデータ通信

CATV

ケーブルテレビ回線によるデータ通信

DSL

アナログ電話回線によるデータ通信 

県内のブロードバンドの契約数

県内のブロードバンドの契約数グラフ

県の電子申請の申請件数の推移

県の電子申請の申請件数の推移グラフ
  

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