注意を散らす刺激の少ない環境作りをする
 窓際や廊下側を避け、音や見える物などは配慮しておきましょう。 
注意や興味を引きつける

 声の大きさ、速さ、抑揚を意識的に変化させる。わかりやすい板書にして、意識を促す。興味のある物を取り入れましょう。 
不注意な失敗を少なくする
 手順書やメモを利用しましょう。
          
        
 
        
          
          計画や準備の仕方を学ぶ
スケジュールを理解し活用しましょう。 
行動の手順を思い出させる
集中を必要とする課題の前にあらかじめ伝えておく
 手順書やメモを利用しましょう。 
してよいこと、いけないことをあらかじめ約束しておく
約束していたことがてきたら褒める
 子どもが冷静な時に約束することがポイントです。 
感情(怒りやうれしさなど)のレベルの自覚を促す

 怒りのレベルを信号機に置き換えましょう。本人が怒りの感情を自覚し、気持ちを静められる方法を身につけるように促しましょう。
          
        
 
        
          
          不注意優勢型と多動・衝動性優勢型への支援
 混合している2つの支援を組み合わせ、支援を行います。 
薬物療法

 著しい多動、不注意、衝動性で二次的な問題が大きいと思われるときに薬物療法も考慮します。薬物としては中枢刺激剤であるメチルフェニデート(コンサータ)がよく知られています。
 しかし、薬を飲む=治るではなく、症状がコントロールされている時に、上記の教育的な支援を行うことが重要です。また、医師と密に相談するなど、医療との連携を図ることが大切です。