防災・危機管理情報


 鳥取県立高等学校においては、高校生に求められる望ましい職業観や勤労観の育成を行うため、民間企業等で人事管理等の経験を有する者を就職支援相談員(キャリアアドバイザー)として配置しています。

1 目的・背景

 景気低迷が続く今日、依然として新規学卒者に対する求人数が少ないことから、一人でも多くの求職者が就職できるよう、就職先の開拓等が期待されています。
 こうしたことから、企業等で人事管理や管理職経験のある就職支援相談員を学校に配置することにより、新規の求人企業開拓や就職希望者との効果的な面接指導を行うことで、新規高卒者の就職率向上に努めています。

2 県立高等学校における就職支援業務

  • 授業、ホームルーム活動等における進路指導において教員を補助する業務
  • 就職先の開拓業務
  • 進路相談において教員を補助する業務
  • 新しい進路指導プログラムの作成を補助する業務
  • インターンシップの実施に向けた受入れ企業等との連絡調整業務
  • その他、進路指導に関する業務

3 配置状況

年度 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22
配置人数 17 17 12 13 13 13 15 15
 <平成21年度の配置校> 
東部・中部地区 9名
鳥取商業高校
鳥取工業高校
鳥取湖陵高校
青谷高校
岩美高校
智頭農林高校
鳥取緑風高校(定時制)、倉吉東高校(定時制)
倉吉農業高校
倉吉総合産業高校
西部地区 6名
米子高校
米子南高校
米子工業高校
米子白鳳高校
境港総合技術高校
日野高校、米子東高校(定時制)
  • 平成14年1月から国の緊急地域雇用創出特別基金事業を活用して、民間企業での豊富な経験を有する者を、就職支援相談員(キャリアアドバイザー)として学校に配置し、各学校の進路指導部と連携し、高校生に求められる望ましい職業観・勤労観の育成並びに求人開拓を行ってきました
  • 平成15年度から平成16年度は、1校1名を原則に、専門高校11校、総合学科高校3校、就職希望の多い普通科高校2校(岩美、赤碕)、定時制高校4校の計20校に17人を配置しました。
  • 国の緊急地域雇用創出特別基金事業は平成16年度末で終了しましたが、就職支援相談員の配置による効果が大きいことから継続配置を求める学校が多く、平成17年度から全ての就職支援相談員を県単独予算で措置しています。
  • 平成17年度は、16校17課程に12人、平成18年度は18校18課程に13人、平成19年度は17校17課程に13人を配置しました。
  • 平成20年度は、17校17課程に13人の配置を行っていましたが、平成21年2月から2名増員し、17校17課程に15名を配置しました。
  • 平成21年度及び平成22年度も引き続き、17校17課程に15名を配置しています。

平成21年度上半期の主な取組状況

 
学校名 配置体制 活動内容 面接の内容 成果
鳥取商業 週5日 ○企業訪問(卒業生就職先定着指導訪問、求人開拓企業訪問)
○県外就職希望者の求人開拓
○求人票校内公開業務、応募書類発送業務
○生徒との個別面談
○インターンシップ受入依頼企業訪問
○講義(3年生進路講演会、就職希望者集会、2年生LHRなど)
○3年生全員に対する面接指導2回(技能、技術、製造、サービス係)
○就職希望者の就職相談、求人検索、個別面接指導
○「職業ハンドブックOHBY」「キャリアインサイト」を利用しての適職診断、職業検索
○PTA懇談時の進路資料室訪問対応、3者面談
○全県で求人数が乏しく、就職先確保に大変苦しむ中、キャリアアドバイザーによる必死の求人開拓によって、いくつかの企業、施設から求人を獲得するに至っている。
○また、過密な進路指導部の業務を、進学、就職いずれの分野においても積極的に援助し、業務の迅速化と充実に大きく貢献しており、特に就職志望の生徒向けの講義は大いに役立っている。
鳥取工業 週5日 ○企業訪問(卒業生の勤務状況と来春の採用見込みについて)
○就職希望の生徒面談、保護者面談
○応募前見学の手配と応募書類の点検、企業への持込み、郵送
○ハローワーク及び若者プラザ等の訪問による企業情報入手
○自己理解と職業理解について
○求人受付企業の情報提供
○履歴書の書き方指導
○面接のポイント
○経済状況の厳しい本年度に、他校に比べ比較的良好な現在の内定状況を確保できたのはキャリアアドバイザーの下記取組による部分が大きい。
・企業求人数の確保と新規求人企業開拓
・卒業生の定着指導等による企業との信頼関係の構築
・企業訪問による最新企業情報の校内への提供
・面接指導の充実(生徒が気軽に相談できる状況の構築)
・進路意識が低い生徒への面談の充実(社会人の心構え、生き方について)
・生徒、職員の職業理解の深化(学年集会における講話等)
・受験報告を元にした就職情報の管理、集計、分析の深化
○キャリアアドバイザーの存在は、定着指導等による企業との信頼関係の構築、企業情報の校内への提供、進路意識の低い生徒との面談充実等、キャリア教育を推進していく上で必要不可欠な存在となっている。
鳥取湖陵
週5日 ○進路相談:「働くとはどういうことか」との視点から就職希望者全員に対する個人面談
○求人票の見方指導:就職希望者の個人面談をとおして業種別に説明
○企業訪問:単独もしくは校長、教頭、進路指導主事と同行し、従来付き合いのある会社はもとより、新規開拓を行う。全体で160社訪問(県外については電話対応)。うち70社を担当
○進路特別指導:進路ガイダンスでの講話(販売業が中心)、模擬面接
○来客対応(企業、各種学校関係者)
○求人情報の収集(ハローワーク等)、進路指導関連情報の収集及び資料作成、整理、保管
○自己理解
○職業理解:業種別説明、正社員とフリーターの違い等
○自分の生かし方
○日本の社会構造について、鳥取県の雇用の現状について
○職業観、人生観について
○社会人になるにあたっての心構え(礼儀、マナー、社会常識等)
○企業訪問を精力的に行い、企業の求人状況や今後の見通しについて情報収集できた。
○社会人の立場で熱心に生徒と面談し、生徒の社会理解の一助となっている。
○会社経験が豊富で、企業や社会が求める人材について生徒に的確に伝えたことにより、生徒の職業についての意識が高まりつつある。また、生徒の目的意識が明確になり、進路指導室への出入りも増えるなど、進路選択について積極的な取組が見られるようになった。
○担任等の企業に対する疑問等について的確にアドバイスし、円滑な生徒指導につながっている。
岩美 週5日 ○就職希望者に対する個人面談を中心とした進路相談(4~5月に進路専任教員と分担し、就職希望者全員に個人面談を実施。求人応募直前に、求人票をもとに個別相談に応じた。)
○卒業生の定着指導、求人開拓のための企業訪問(5月を中心に、進路専任教員と分担し東部地区の事業所を訪問)
○求人情報の収集、整理、告知(主に高卒求人を収集、整理、ファイリングし、希望者に開示)
○就職希望者に対する直前面接対策指導
○インターンシップ先への訪問(生徒指導)
○希望する企業や職種の説明
○受験のポイントや心構えの指導
○志望動機や自己PRについての指導
○面接試験対策(発声、発音、実技、表現など)
○従来、進路指導部専任が行っていた企業訪問、求人開拓の多くの部分を担当することによって、教員の職務軽減と企業情報の拡大につながっている。特に、担任や生徒の要望に応じて積極的に企業やハローワークなどを訪問した。
○面接指導を中心とした個人指導の回数が増え、充実してきている。
青谷 週5日 ○就職希望者との進路相談
 ア.全員を対象に4月中に最低1回面談を行い、個々の生徒の必要に応じて、指導・相談を実施
 イ.日常的に、生徒と面談し、個人指導及びアドバイス
○卒業生の定着指導及び求人開拓
 ア.就職先を訪問し激励するとともに、今後の求人を依頼
 イ.学校やキャリアアドバイザー本人に関わりのある事業所への訪問と求人依頼
○生徒、教職員に対し職業内容を理解させ、さらに就職後に企業で求められる事柄を先取りして校内で実践
 ア.企業見学による職業理解
 イ.「5S」「カイゼン活動」「3定」など、企業内の活動で校内実践できるものを生徒や教職員に紹介
○求人情報の収集及び整理、経済動向の検討による求人の見通しの分析
○採用選考試験に臨む生徒への具体的な指導(履歴書作成指導、学科試験、作文試験、適性検査、面接試験等)
○希望の把握
○就職選考に向けて克服すべき課題とその方法の提示
○生徒自身の取得資格、部活動、特技、長所などを活かす就職について指導
○進路を選択する上での悩み全般への対応
○社会人として求められているものについて指導
○求人情報の収集方法と企業を見る際のポイントを指導
○生徒が希望する職種へ就職するための適切なアドバイスが得られる。
○豊富なキャリアを活かした生徒・教職員への適切な助言を得ることができる。さらに、企業を理解する様々な情報及び機会の提供を得られる。
○事務処理、資料整理の迅速化に貢献するとともに、情報機器を用いて情報の有効利用を図ることができる。
○就職活動に対して早期に取組を始める生徒が増加した。
○個々に有益なアドバイスを行うことで、生徒が自信を持って就職選考に臨むことができる。
○複数校兼務が解消され、本校の生徒の実態に即した活動が可能になった。
智頭農林 週5日 ○インターンシップの受け入れ企業開拓及び昨年度卒業生への定着指導
○企業訪問及び電話による就職先開拓(求人開拓)
○進路/就職先個人面談(生徒が希望する業種・企業選出~決定の訪問、企業情報提供)
○面接指導(擬似面接・基本マナー指導、質問事項への応答内容指導)
○定期的な活動報告(企業訪問・応募状況・面談状況)
○LHRでの進路説明(本年度の求人状況報告、今後の就職活動の進め方)
○不合格者へのフィードバック、フォロー
○進路(進学、就職)面談
○求人情報提供(希望者への詳細説明)
○求人票の見方、擬似面接及び基本マナー指導
○不合格者へのフィードバック、フォロー
○積極的な企業訪問により、就職先の確保・新規開拓のための活動が行える。
○インターンシップの企業開拓ができている。
鳥取緑風
(定)
週4日(兼) ○生徒との就職相談(進路意識の喚起、進路目標の明確化と具体化の促進)
○学年集会や授業などでの講話
○就職試験の面接に対する実施要領についての生徒への個別指導
○職場見学の調整及び実施
○キャリアアドバイザー連絡協議会での協議内容等の職員への伝達
○企業訪問による雇用側の生徒及び学校への要望の把握と学校でのその周知
○企業への本校の教育活動及びその特徴等の説明
○就職関連情報収集のためのハローワーク担当者との業務調整
○係教員不在時の来訪者対応
○次年度以降のためのデータベース作成
○大学、専門学校等のパンフレットの整理保管
○求人情報の収集及び整理保管
○その他の特命事項の実施
○就職相談及び受験企業の選択方法
○入社試験の学科別対策、面接の受け方・心構え等の指導
○志望動機の書き方、表現の方法
○社会人としての心構え、働くことの意義、マナーや言葉遣いの指導
○本年度は年度当初から学年団と連携して生徒との面談を実施し、生徒の進路希望状況の把握に努めた。その結果、進路指導室に来る生徒が昨年度と比較すると大幅に増え、9月当初に受験する生徒も増えた。
○また、卒業予定クラスの担任とも随時連携を取りながら、生徒の進路実現に向けて精力的に活動している。
倉吉東(定) 週1日(兼) ○企業訪問
○進路に関する生徒との個人面接
○面接におけるマナー、あいさつ指導
○郵送されてくる書類の仕分け・整理
○進路情報の整理・データ化
○企業の仕事内容と、その仕事への生徒の適性
○生徒自身の就きたい職種を聞き、具体的な企業を提示し、アドバイス
○企業個々の求人票の見方の説明
○就職選考試験のための模擬面談とアドバイス
○企業からの情報を迅速に分類・整理することによって、有効に活用できた。
○生徒の質問や要望にすばやく対応することができた。
○多くの企業を訪問してもらい、情報を多く入手することができた。
○郵便物の仕分けに協力してもらい、事務処理が迅速に行えた。
倉吉農業 週5日 ○企業訪問、電話による就職先企業開拓(求人開拓)
○進路、就職先個人面談(生徒が希望する業種、企業の洗い出しから決定、企業情報提供)
○履歴書、作文の書き方、内容チェック(特に、志望の動機)
○擬似面接の実施(基本マナー、質問項目の応答内容指導)
○不合格者へのフィードバック
○就職ガイダンス分科会(計画的な就職活動準備、学校と会社の違い、企業が求める人材等に関する指導)
○定期的な活動報告(企業訪問、個別面談状況、応募状況)
○進路、就職先個人面談
○履歴書、作文の書き方、内容チェック
○擬似面接の実施
○不合格者へのフィードバック
○企業訪問、電話による就職先の企業開拓が専任で実施出来ている。
○生徒が好きな時間に進路、就職先の個人面談が実施出来ている。
○模擬面接を通して、回答を考えさせ、何度も練習させることで、自信を持たせることができている。
○担任等の企業への疑問などについて的確にアドバイスをいただき、円滑な生徒指導につながっている。
倉吉総合産業 週5日 ・進路情報の整理・データ化 ○企業の仕事内容と、その仕事への生徒の適性
○生徒自身の就きたい職種を聞き、具体的な企業をアドバイス
○企業個々の求人票の見方の説明
○就職選考試験のための模擬面談、アドバイス
○生徒の質問や要望に素早く対応することができた。
○4月~6月に企業訪問、企業開拓を連携して行うことができた。
○本年度は例年以上に就職選考試験のための模擬面談、アドバイスをおこなっていただき、多くの生徒の採用内定につながった。
○企業からの情報を迅速に分類・整理することによって、有効に活用できた。
米子 週5日 ○定着指導(15社、18人)
○生徒個別対応(進路相談、書類指導、面接指導)
○求人開拓(電話及び訪問)
○教員が面接をする上での、留意事項の指導
○来客応対
○事務処理
○就職活動の進め方、自己PRの仕方など
○興味、能力、価値観を中心に、適職について考えさせ、実際にある求人とのマッチングを図ること
○進路について、生徒と保護者との意見相違による悩み相談
○様々な職種の詳しい仕事内容や必要とされる知識、生かせる能力などを説明
○専門知識を生かし、生徒の悩みの解消、課題解決などに貢献している。
○教員向けの面接セミナーで、面接のポイントをわかりやすく説明し、教員の面接指導に大いに役立った。
○履歴書セミナーで、生徒に履歴書の書き方のポイントをわかりやすく説明するとともに、添削指導も並行して行った。
米子白鳳
(定)
週5日 ○全校の総合LHRでキャリアアドバイザーセミナーを実施
○1年生の総合LHRで事業所見学へ同行した。
○電話、企業訪問による就職先開拓
○ハローワーク、若者仕事ぷらざ等からの求人情報の収集
○適職の選択指導、求人情報の検索方法等の個別指導
○個人面談の実施、担任団への情報提供
○選考試験対策のための面接指導、面接練習
○鳥取県企業一覧DB等の資料作成
○進学か就職のどちらがよいか、どのような職種が自分に向いているか、職種は決めたがどの事業所がよいか、就職希望地があるがどのように求人を探したらよいか、等、個別の事例に則して、自己分析方法、職種の選択方法、求人情報の収集方法を指導している。 ○生徒に対して適切な就職指導ができている。
○求人数が少ないため、積極的に職場開拓や情報収集を行い、適宜、生徒・保護者への情報提供を行い、進路選択の幅が広がっている。
○進学を希望している生徒に対しても、生徒自らが、関心を持って自主的に行動に移せるように指導した。
○昨年度、課題としていた通信制の日曜日スクーリング生徒への対応、就職応募時期の繁忙期における生徒への対応は、柔軟な勤務体系と本校専属勤務により解消した。
米子南 週5日 ○「放課後キャリア塾」を実施し、就職希望者全員に対し、履歴書の書き方や自己PRの方法などを指導
○自己理解、職業理解のための授業など、キャリア教育を実施
○集団面接トレー二ングの授業を各クラスで実施
○生徒との個別職業相談、キャリアカウンセリングを実施(「個別面談カルテ」を作成し、生徒の個別情報の共有化)
○21年3月卒業生の定着指導ならびに新規学校卒業者のための求人開拓
○上記企業訪問等により、人事担当者の声や卒業生の職場インタビューを「企業情報ファイル」にまとめ、生徒に情報提供
○企業見学のための連絡調整
○職業選択及び就職活動に関する相談
○自己理解促進のための職業興味検査の指導と助言
○職業に関する情報提供など、職業理解促進のための支援
○志望動機や作文の書き方、自己PRの方法、マナー等に関する個別指導
○校内においては、3年生に対しての「放課後キャリア塾」を引き続き開講し、自己理解・職業選択・就職試験対策・将来設計等について丁寧な指導・助言を行うことにより、生徒が進路について真剣に取り組めている。
○個別面談を通して生徒理解に努め、「個別面談カルテ」を作成し、相談内容を記録するとともに、進路指導担当教職員間で生徒の希望や悩みを共有化している。
○校外においては、定着指導・求人開拓のための企業訪問で情報を収集し、求人開拓にも努め、成果も出ている。
米子工業 週5日 ○定着指導(企業訪問)を企画実施(4/13~6/3に、32社43名)
 企業担当者を訪問し、業況のほか採用計画について聞き取り。21年3月卒業生に対して1人あたり20~30分指導し、問題を把握。定着指導記録等を学校管理職と進路指導部内に報告し、共有化。後期分は10月~11月に予定(13社18名)。
○5月に県内外企業の求人動向調査を実施(地元46社、地元外22社)。進路決定の判断材料にすると共に、啓発のため管理職・進路指導部内に情報提供。
○就職職試験に備えて、面接力強化の取組を実施。
・面接ガイダンス:進路指導部方針に沿って自己分析力を高めるための集中講義(6/11~18に5科112名)し、個別指導
・面接指導:夏休みに集中的に実施(7/23~9/30に39日で延べ213人)
○定着指導:入社以降の教育、研修の状況、業務の状況、現状の聞き取りとアドバイス。
○進路相談:やりたい仕事・就きたい職業の絞込み、企業の実態とキャリアステージの考え方。
○個別面談:自分史の棚卸しを行い整理集約し、自己分析書に表現。強み、弱みを掴む。
○面接練習:態度の点検、作法の徹底。自己PRを中心とした対話力の改善。
○面接対話:勤労感、感動、夢に重点を置いて指導 等
○丁寧な進路相談により、適切な進路選択を促している。
○面接指導など、実践的な就職活動への支援を行っている。
境港総合技術 週5日 ○企業訪問(新規開拓と定着指導)
○企業訪問リストの作成、整理
○進路相談(進路未定者のカウンセリング)
○来客応対
○行政との連携(米子ハローワーク、若者仕事ぷらざ)
○進路未定者に対する進路指導(自己理解、仕事理解)
○職種と本人の興味の確認作業(キャリアカウンセリング)
○就職試験対策(クレペリン実施等~希望者のみ)
○勤労の厳しさ、喜び等についての訓話(フリーター対策)
○企業訪問を計画的に立案し実施(本校卒業生の就職先企業を中心に訪問)。内容としては、卒業生の現況把握、定着指導や企業側との意見交換等。
○企業訪問で得られた情報をもとに、学年に対して就職支援・指導についての助言・提案・要望を行い、今年度の進路指導対策に役立たせた。
○生徒に対する進路相談では、仕事理解・自己理解・人間観等をふまえたカウンセリングを実施。生徒本人が自己決定できるよう助言し、キャリア教育の観点から進路指導(支援)を実施。
日野 週4日(兼) ○生徒面接:3年生全員(就職相談・進学相談・進路相談)
○学年集会、LHR、「産業社会と人間」授業、保護者会での講話及び説明
○夏期休業中の就職対策セミナー開講
○就職者(昨年度)の定着指導、及び求人開拓、情報収集
○応募前見学の事前打ち合わせ、求人先との交渉及び応募
○各種資料、情報の整理(進学も含む)
○求人票の整理と分析及び来校者への対応
○雇用状況の説明
○求人票の見方、履歴書の書き方指導、応募先への具体的アドバイス       
○就職面接練習により生徒のレベルアップ(試験対策)
○職業理解、自己理解を深める指導及び生徒の適性についての助言
○他校や社会での経験を生かした適切なアドバイスが生徒の進路選択に役立った。
○企業訪問を重ねることによって企業との良好な関係が保てた。
○就職、進学に関する資料の適切な整理によってスムーズに進路指導ができた。
米子東(定) 週1日(兼) 就職希望生徒の個人面接
雇用状況の実態説明(講話)
就職活動する上の具備すべき条件(講話)
過去の就職生徒定着指導と求職依頼のための企業訪問
就職のための各種啓発資料の作成
就職のための各種イベント(企業説明会等)参加
○企業が要求する理想的高校生像(基本的マナーの必要性)について
○景気不況下で求人数の激減に伴い、希望職種の選択方法について
○競争率の高い就職戦線で勝ち残るために個人としてなすべき実施事項の説明
○求人票から生徒の適性にあった職種の紹介
○職場見学等の依頼調整
○昨年から継続したアドバイザーであり、生徒も馴染みが深まり、指導が順調に行われている。本校の生徒は不登校経験者が多く、漠然とした就職希望があっても、不安で一歩踏み出せないことが多いなか、明確な就職希望を表明した生徒に対して熱心に指導し、内定を得るまで支援している。その他の生徒に対しても、就職することの意義や重要性について熱心に面接指導を行っている。また、定時制の進路指導の取組について提言するなど、限られた時間の中で意欲的に取り組んでいる。

  

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