令和6年度は、社会教育法が制定されてから75年になる。
社会教育法の制定当初から、社会教育の学びの主体は地域住民であり、社会教育関係者は、個人の要望や社会の要請に応え、社会教育の振興を図ってきた。
この間、デジタルトランスフォーメーションやグローバル化の進展など、社会情勢は大きく変化した。さらに、鳥取県など地方では、人口減少・少子化、地域コミュニティの希薄化が進み、地域社会が抱える課題は複雑化・困難化している。
現在、教育活動全体を通じて、日本社会に根差した「調和と協調」に基づくウェルビーイングを向上させていくことが求められている。
このような時代背景や日本型ウェルビーイングを目指す中で、社会教育の重要性を再確認するとともに、社会教育関係者に求められることは何かを考え、輝き躍動する鳥取県社会教育の未来を創造していく。
令和6年11月13日(水) 午前10時30分から午後4時まで
鳥取県社会教育委員連絡協議会、鳥取県公民館連合会
171名(行政(教育長含む)65名、社会教育委員33名、公民館・コミュニティセンター50名、社会教育関係団体7名、その他16名))
開会行事
開会宣言
鳥取県公民館連合会 会長 明德一志
あいさつ
鳥取県社会教育協議会 会長 福田範史
来賓祝辞
鳥取県教育委員会 次長 林憲彰
全体会
基調講演「変化する時代の社会教育推進の方向性について」
講師 栃木県立真岡工業高等学校 校長 井上昌幸 氏
((元)文部科学省国立教育政策研究所社会教育実践研究センター専門調査員・社会教育調査官)
分科会
第1分科会
- 日吉津小学校芝生化推進隊(GAP)の活動について 【日吉津村】
- 青少年育成鳥取県民会議~あの子もこの子も地域の宝 ひと声かけて育てよう~ 【県民会議】
- 大山町の人材育成交流事業と英語教育(社会教育)【大山町】
第2分科会
- 社会教育委員研修会
ワークショップ「ひとびとのウェルビーイングを実現するために社会教育委員が取組むこと」
ファシリテーター 栃木県立真岡工業高等学校 校長 井上昌幸 氏
- ミュージアムで幸せになる?
アートを通じた学びの研究室「アート・ラーニング・ラボ(A.L.L)」が目指すもの
第3分科会
- 安心して暮らしつづけるために「公民館とまちづくり協議会との連携」【琴浦町】
- 公民館自主講座「江美城を探る会」の取組【江府町】
- 智頭町の文化振興とその取組【智頭町】
- いち社会教育主事の葛藤と模索【倉吉市】
掲示発表
境港市、若桜町、八頭町、北栄町、伯耆町、日野町、鳥取県PTA協議会、日本ボーイスカウト鳥取連盟
閉会行事
大会宣言採択
鳥取県社会教育委員連絡協議会 副会長 卜蔵久子
あいさつ
鳥取県社会教育委員連絡協議会 会長 川口有美子
閉会宣言
鳥取県公民館連合会 会長 明德一志