令和７年４月１日から帯状疱疹ワクチンが定期接種となりました。生ワクチンと組換えワクチンの２種類あり、定期接種の対象者は６５歳の方等ですが、定期接種化に伴い、５年間の経過措置として６５歳を超えている方も接種できるしくみとなっています。（ヒト免疫不全ウイルス（HIV）による免疫の機能に障害があり、法律で認められた６０～６４歳の方も定期接種の対象です。）

　詳細については、お住いの市町村にお問い合わせください。

(1)65歳を迎える方

(2)60～64歳で対象となる方（※1）

(3)2025年度から2029年度までの5年間の経過措置として、その年度内に70、75、80、85、90、95、100歳（※2）となる方も対象となります。

※1：ヒト免疫不全ウイルス（HIV）による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

※2：100歳以上の方については、2025年度に限り全員対象となります。

いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上

と報告されています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　厚生労働省HPより引用

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。
頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

　＊：ワクチンを接種した部位の症状　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　厚生労働省HPより引用