全国でクマによる事故が多発していること、R7年9月1日から新たに緊急銃猟制度が創設されたことから、関係者への注意喚起等のため、以下のとおりツキノワグマ被害防止連絡会議を開催しました。
会議資料 (pdf:418KB)
[日時]令和7年10月3日(金)午前11時15分から11時30分まで 
[場所]鳥取県庁第三応接室(本庁舎3階)、オンライン
[参集範囲]知事、市町村、JA、鳥取県猟友会、農林水産部、危機管理部、警察本部、生活環境部、輝く鳥取創造本部、県総合事務所
[内容]
    - 知事あいさつ
- 近年のツキノワグマの出没状況
- 緊急銃猟の概要
- 県民等への注意喚起 
[知事あいさつ概要]
    - 例年10月11月が冬眠を間近に控えクマの活動が活発化する時期。最近、東日本中心にクマが人里に降りてきて、いろいろと危害を加えるケースも目立つようになってきている。
- 9月に入り、緊急銃猟の新しい制度ができた。出没が本格化するシーズンにあたり、県ではマニュアル案を作成。マニュアルをいずれこのシーズンに確定させていく。県としても24時間のホットラインを作り、猟友会を初めとした人材の皆様に登録していただき、市町村と一緒に進めていきたい。緊急事態に対処する制度を市町村でもに運用することができるように、一緒になってこのシーズン、実践・実証を重ねながら、やっていきたい。
- 今シーズン、今のところ、コナラやクリなど山の木の実の作柄は悪くはないが、安心はできない。住民の皆様におかれては、クマに対する警戒が必要なシーズンに入ったので、注意をしてだきたい。クマ鈴やラジオなど音が出るもので、クマに私がいるよと伝えていただくことが大切。万が一遭遇したときには、背を向けて逃げることなく、ゆっくりと動いていただきたい。
- 鳥取県では幸いなことに、ここ数年人身被害は起きていない。クマのゾーンと人のゾーンを分けるゾーニングが功を奏している面があると思われるが、放任果樹などがあるとクマが集落に近づく引き金になるので、よく注意をして、みんなでクマに対する対策を進めていただきたい。