教育DX推進課2月号

「鳥取県教育センター創立50周年記念/いじめ・不登校総合対策センター設置10周年記念「未来を拓く教育フォーラム」第2分科会での取組について

  令和6年2月9日(金)に「未来を拓く教育フォーラム」を開催しました。オンラインを含め県内外から約130名の参加がありました。第2分科会では、「ICTを活用した教科等横断的な学習の推進」と題し、鳥取市立江山学園と鳥取工業高校での取組について発表後、札幌国際大学の岩﨑有朋教授に、アドバイザーとして、各学校の取組について、ご助言をいただきました。

画像1鳥取市立江山学園   谷口教諭      画像2鳥取工業高校    尾﨑主幹教諭

 
  江山学園の発表では、「R3~R5学びの創造先進校」の取組として、
特設教科「江山かがやき科」について発表していただきました。「江山かがやき科」では、地域課題に対して、ICTを効果的に活用しながら、時には地域の方々や専門家に意見や助言を頂きながら、子どもたちが協働し自らの言葉で考えや意見をまとめ、課題解決に向けての取組を進められています。
  
鳥取工業高校の発表では、地域の発展のために活躍できる産業人材育成に向けた鳥工版STEAM教育の取組の発表がありました。昨年度、図書館内に高性能PCや3Dプリンタ等を整備した「STEAM Lab」などを活用し、教科の枠に捉われず、ある物事やテーマについて、複数の学問領域を統合しながら、探究的に「ものづくり」を進めている取組について発表がありました。

  これらの発表を受けて、岩﨑先生からは、各学校が、実践を進めるために、自らの立ち位置、どの段階にあるのか検証することや「不易流行」というキーワードを示していただき、長い間積み重ねてきた学校教育の蓄積とこの先の時代に合った新しい学校教育の創造を、今まさに考えて実現していく必要があると助言をいただきました。      画像3

  第2分科会終了後、参加者の皆様から「2校の取り組みを聞き、推進に向けて学校全体で取り組むイメージが湧きました」「鳥取の子どもたちのために、今、私たちが必要だと思うことやしたいと思うことに尽力できる環境づくり、組織づくりが求められていると思います」といった今後につながる前向きな感想をいただきました。今後も県教育センターでは、フォーラムの2校のような好事例を広く県内の学校と共有しながら、さらに学校DXを推進していきます。


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