通常、人を対象とする研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明し、同意を得ます。例外として、研究対象者への侵襲や介入がなく、情報のみを用いた研究や余った検体を用いるような研究については、国が定めた指針に基づき、研究対象者となる一人ずつから、直接同意を得る必要はないとされています。しかし、その場合でも、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保証することが必要です。このような手法を「オプトアウト」と言います。
当所で行うオプトアウトを用いた研究は下記のとおりです。研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている各担当者までお知らせ下さい。
【対象となる研究課題】
・感染症及び食中毒に関する検査項目の拡充(研究内容、担当者連絡先) (pdf:166KB)
食中毒の疑いがある場合に、保健所に提出された検便を用います。
・鳥取県における百日咳の流行に関する研究(研究内容、担当者連絡先) (pdf:156KB)
医療機関で百日咳と診断された方で、追加の検体採取をお願いした試料を用います。