事務(中堅) 土井 望夏子

中堅職員へのインタビュー

基本情報

写真_土井係長

係長 土井 望夏子
商工労働部 立地戦略課 
平成22年度 採用

これまでの経歴

平成22年4月~ 統轄監 広報課
平成25年4月~ 福祉保健部 子育て王国推進局 子育て応援課
平成28年4月~ 島根県へ派遣(島根県商工労働部雇用政策課)
平成30年4月~ 現所属

現在の業務内容

 鳥取県内の雇用の増加や地域経済の活性化につなげるため、製造設備や建物などの新増設を検討している県内企業へ、補助金のほか活用できる支援制度の説明や紹介をしています。その他にも市町村が行う企業誘致のためのインフラ整備に関する補助金の事務を行っています。

 

仕事のやりがい

 市町村と違って直接住民の方と接する機会は少ないですが、鳥取県という広いエリアでより大きなフィールドで仕事ができることです。
 現在の補助金の業務では、実際に企業を訪問し、具体的な設備投資の計画を確認した後、補助金の申請に必要な計画書の作成などについて、メールや電話で何度もやりとりをしてようやく支援を決定するのですが、そうして支援した企業からあの設備を入れることが出来てよかったと言われた時は嬉しいですし、間接的にではありますが企業に勤めておられる方の役にも立っていると実感します。
 それから、広報課で鳥取県の広報番組を担当していた時は、自身が携わった仕事が目に見える形で県民の皆さんに届けられるのを見て、嬉しさと達成感を感じました。

これまでで印象に残った出来事

 2年間の島根県庁への派遣です。同じ「県」でも業務の進め方や取組の考え方に違いがあることに驚きました。鳥取県は人口も面積も小規模ということもあり、様々な地域課題や県民からの要望に、よりスピード感を持って対応していると改めて感じると同時に、組織での役割分担の考え方や仕事の進め方など島根県庁から学ぶことも多く、外から鳥取県庁を見るという点でも非常に良い経験になりました。

職場の雰囲気

 商工労働部には民間企業や金融機関等で勤務経験のある方や商工労働行政に長年に渡り携わっている職員も多く、知識や経験の豊富な方がたくさんおられます。また、いろんな人が自分の意見を言いやすく、困ったときには、相談のしやすい雰囲気です。

これまでの県職員生活を振り返って

 通常、2~3年で職場を異動するので、異動したばかりの頃は大変と思うことも多いですが、他の職員もそのことは分かっているので、親切に教えてもらったり、困りごとがあった場合は解決に向けて一緒に考えてもらえます。
 どれだけ仕事が大変でも一緒に働く職員とのいい関係が築けていればもうひと踏ん張り頑張ろう!という気持ちになれます。私自身周りの方には本当に恵まれており、このことが県職員を続けてこられた理由だと思いますし、そのためにも職場の皆さんとの日頃のコミュニケーションは大切にしたいと思っています。

県職員を目指す人へのメッセージ

 県職員の仕事は、先進的な取組みも多く、携わる業務は幅広いです。県民の方、関係者、他の所属の職員などいろいろな人と関わりながら、異動の度に新しい知識を身につけ、日々成長できますし、私のように鳥取県以外の自治体への出向や国の省庁、海外派遣にチャレンジできる環境も整っており、いろんな仕事をしてみたい人にはとても向いている職場だと思います。
 こんな支援したらどうかなと思ったら、それをきっかけに仕組みづくりや予算化をして、実際に支援に繋げたり、自分のアイデアを実際に事業化しやすいのもの仕事の魅力だと思います。
是非、県職員として、いろんな仕事にチャレンジしてください!

 

ある1日のスケジュール

8時30分 勤務開始、メールチェック・返信 
10時30分 補助金申請書類のチェック 
12時00分 昼休憩 
13時00分 企業訪問 
15時00分 企業訪問記録の作成 
16時00分 協議用資料の作成、課長と協議 
18時00分 退庁 
  

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