令和6年度附議案

平成27年9月定例県議会付議案に対する知事提案理由説明要旨

平成27年9月定例県議会付議案に対する知事提案理由説明要旨

 これより、本議会に提案いたしました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 本議会に提案いたしました議案は、
  予算関係    3件
  条例関係    5件
  その他の案件 10件 の 合計 18件であります。

 それでは、議案第1号 平成27年度鳥取県一般会計補正予算について、御説明いたします。

 まず、鳥取の元気づくりと地域経済の振興につきましては、鳥取県版経営革新総合支援事業やとっとり住まいる支援事業等を大幅に拡充し、地域経済の底上げを着実に図るほか、首都圏で若い世代に地方暮らしの魅力を伝える12県合同のイベントを開催するとともに、ジャマイカ選手のキャンプ地となったコカ・コーラウエストスポーツパークについて、「日本パラ陸上競技選手権大会」等に向け、バリアフリー対策とトラック機能の向上のための改修を行うことといたします。

 次に、観光振興につきましては、貸切バスの運賃高騰による影響に対処するため、日帰りバスツアーの造成やバス代助成などの緊急対策を実施します。また、島根県と連携し山陰一体となったDMOの組織化や広域観光ルートづくりを進めるとともに、フランスのメディアを招致し知名度向上を図ります。さらに、山陰海岸ジオパークのマナーアップ等に向け看板設置、砂丘ライブカメラ設置等を行います。

 また、食のみやことっとりにつきましては、鳥取型低コストハウスの導入を推進し施設園芸生産拡大を図るとともに、西部地域で発生したネギ黒腐菌核病の緊急対策を行います。更に、欧州の食品輸入卸売業者や有名シェフを招請し、セミナーや商談会を通して輸出に向けた体制整備に着手します。また、規格の優れた松葉がにをトップブランド化し売り込みを図るとともに、アユの遡上が極めて少なく日本海側のアユ不漁となったことから、今後の対策に向けて海洋調査等を行うことといたします。

 次に、人財とっとりにつきましては、特別支援学校の医療的ケアの体制整備を図るほか、選挙権年齢18歳引き下げに向け高等教育機関における主権者教育を支援します。

 以上の経費を計上しました結果、今回の補正予算の総額は 29億8千万円余となり、補正後の予算総額は、3,560億8千万円余となるものであります。


 次に、条例関係について御説明申し上げます。

 まず、議案第4号 特定地域等の振興を促進するための県税の課税の特例に関する条例の一部改正につきましては、地域再生法による企業の本社機能移転に対し、事業税・不動産取得税を軽減する特例措置を設けるものであります。

 次に、議案第7号 鳥取県立農業大学校の設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、新規就農者育成のため、独立自営を目指す者は無料で受講できる研修を行おうとするものであります。


 以上、本議会に提案いたしました諸議案につきまして御説明申し上げました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
  

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