防災・危機管理情報


 
 近年、局地的な大雨や大規模な地震の発生などにより、ため池の被害が全国各地で発生しています。

 平成16年~23年度のため池の被害は、約90%が豪雨によるもので約9%が地震によるものとなっています。

 ため池が豪雨などによって決壊した場合、下流域の農地のみならず集落へ被害をもたらす箇所もあるため、関係者が日頃から情報共有し、災害発生時に迅速かつ的確な避難が行えるよう備えておく必要があります。

 鳥取県では、各市町が地元と一緒に行うため池ハザードマップづくりに支援を行っています。

 平成25年度は、モデルとして、県内の3箇所(鳥取市、倉吉市、南部町)でマップづくりを行いました。

 今年度、中部管内においては2箇所(琴浦町、北栄町)で実施することとしています。

 写真は、9月3日に行った琴浦町別所におけるため池ハザードマップづくりの様子です。

 今回は、第1回目のワークショップということで、管理者や監視人、ため池の状況確認方法や情報伝達手順、避難場所の確認等を行いました。

 次回は、集落の方と一緒に現地を歩きながら浸水深さや危険箇所の確認を行い、その結果をハザードマップに反映させていく予定です。

ハザードマップづくり1 ハザードマップづくり2

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