当サイトではIE10未満のブラウザがご利用いただけません。Browsers with IE10 less can not be used on this site.

知事定例記者会見(2015年1月5日)

平成27年1月5日(木)午前10時30分~
 県政記者室(県庁3階)

録画配信 知事記者会見動画(約59分) ※MPEG4形式

  

1 新年を迎えて 

○読売新聞 末善悠太 記者

 それでは知事お願いします。


●知事

 皆さま、あけましておめでとうございます。記者クラブの皆さま、県民の皆さまにおかれましては健やかにご家族、地域の皆さまと共にお正月をお迎えになられたこととお喜びを申し上げたいと思います。今年、地方創生元年というふうに考えます。ぜひこの年は活力を満ち溢れる、さらに安心が行き渡るようなそういう年に鳥取県政を挙げてフル活用してまいる所存でございます。このお正月でございますけれども、残念な火災が隣県[兵庫県]の城崎でありまして、お亡くなりになられたかたのご冥福をお祈りを申し上げたいと思いますが、鳥インフルエンザ、あるいはその他の事象も含めまして、少し事件もあった年末年始だったかと思います。県の方でも生活の相談窓口を開けるなど対応させていただきました。この鳥インフルエンザにつきましては、1月3日に野鳥の監視体制が解除になるなど少しずつ年明け、また良い方向へと言いますか、平穏な方向へ向かえつつあるのかなというふうに考えております。

 雪も降りましたけれども、大きな被害に至るところまではいっておりません。この辺はまた情報収集を急がせていただきたいと思います。ただ残念なのは雪に関係で少し行楽の人出に影響があったことかなと思います。[とっとり]花回廊のように年末年始シーズンですね、夜間のイルミネーションをやったところ、あるいは青山剛昌ふるさと館のように話題のあったところは顕著に推移はいたしましたけども、若干その雪に影響で人出に、足の出具合に影響があったんではないかなというふうに思います。いずれにいたしましても今年、地方創生として活力を何とか呼び込めるように、全庁挙げてやっていくよう、只今県庁職員にも申し上げたところでございます。今年はさまざまな行事等イベントもとり行なわれることになります。[第4回]アジア太平洋ジオパークネットワーク山陰海岸シンポジウムが行われることになります。これはジオパークの世界大会に匹敵するものになろうかと思います。9月19、20日が鳥取県の鳥取市や岩美町に入ってくる時期になります。そういうところでしっかりと世界に鳥取の山陰海岸ジオパークを印象付けられるような、そういう対策を考えていかなければならないと思います。

 また[第35回]近畿高[等学校総合]文[化]祭といいますが、近畿地区における高等学校の総合文化祭がとり行われることになります。鳥取県では初の開催となります。大掛かりのものであり、この関西一円の高校が競い合う文化の祭典となろうかと思います。県内の子どもたちにもいい刺激になると思いますし、この年を目指して準備をしてきた生徒も多くいます。そういう意味でこうしたことの成功も図っていかなければなりません。あるいは[第1回日本]ジビエサミットを2月に開催をするとか、全国の[第54回日本]SF大会をやるとか、今年も賑やかなさまざまなイベントもございまして、鳥取県が賑わうことを期待を申し上げたいと思います。昨年初めて開催をしました全国[高校生]手話パホーマンス甲子園でございますけども、これもぜひ成功を収めましたので今年以降も続けていき、手話言語条例を作った鳥取県らしい大会として継続、発展させていくべきではないかと考えます。この辺も[平成27年度]当初予算編成の議論の中で十分詰めてまいりたいと考えているところでございます。




2 地方創生に関する国の動向と対応 

●知事

 年末年始国の方の動きがございました。国の方では総選挙が行われた関係で日程がずれ込んで来ております。年末、さらには年明けにずれ込んできているところでございます。そういう中で2つ気になることがあるわけでありますが、1つは地方創生、もう1つは地方税財政など地方制度に関するところであろうかと思います。地方創生につきましては事実上今年がスタートの年になろうかと思いますが、年末に国の方から[まち・ひと・しごと創生]総合戦略が提示をされました。今、県庁の各部局に指示をさせていただいておりまして、その内容をよく点検をし、その中で鳥取県として取組めることはいっぱいありますので意欲的に手を挙げていこうというお話を申し上げています。また、これ市町村にも十分徹底をしたり、地域の皆さまにもよく知っていただく必要があるかと思います。それのPRもしていかなければなりません。その中で4,200億円の交付金ができたことは我々地方団体側には大きな収穫ではなかったかと思います。これにつきましては、鳥取県が言いだしっぺの1人でありますけども、国に自由度の高い交付金を求めようということを地方団体挙げて取組んだ成果が表れました。国の方としてもそうした結果を出していただけたわけでありまして、我々も応えていかなければならないのだと思います。



3 税制改正等の動向 

●知事

 それから、また年末の税制改正の中でも地方における企業立地を促進をする、そういう税制も導入をされたり、法人課税の税率を引き下げて企業の活性化を図ろうと。これは同時に外形標準課税の導入もなっておりまして、地方団体としても納得のいく内容ではなかったかなと思います。地方団体側では中小企業が多いもんですから、中小企業に外形標準課税を導入することに対する懸念を申し上げておりましたけれども、今回は大企業の導入ということになりまして、この辺も地方団体の意見を聞いてくれたんではないかなというふうに感じているところであります。ただ、地方税財政として心配をされますのは、現在地方交付税の総額について国の財務当局からいろんな意見が出ているところでございます。これは特例加算等々の加算措置を廃止をするという方向性を言っているわけでありますが、総額が確保されなければせっかくの4,200億円の自由度の高い交付金も意味がなくなってしまうわけであります。従いまして、地方交付税の総額確保は残された時間がわずかではありますが、地方団体としても十分折衝をしていかなければならない、声を挙げていかなければならないことではないかなと思います。
 他方におきまして、地方財政のことも考えながら地方創生関係でかなり大きな交付税算入を考える、そういう報道も見られておりまして、この辺はよく注目をし、見ていかなければならないだろうと思います。




4 国民健康保険制度の改革 

●知事

 また地方団体側として、特に都道府県については重大な影響がありますのは国民健康保険の改革問題であります。これも今議論が年末年始を挟んで続いております。しかしながら、私は都道府県で保険者となることを決して逃げてはいけない、そういう時期に入っているだろうということを[全国]知事会の中でも主張しておりますけれども、国がこれから膨らんでいく医療の財政需要をどうやって支えていくのか、ここの決意がまだ見えていないという大きな問題があります。この辺も地方団体として特に都道府県の[全国]知事会として十分議論をしなければならないことではないかなと思います。こうしたような諸課題が国の方で上がりかけております。鳥取県としてもそれに対応して県独自の予算編成や地方創生の営みを始めなければなりません。



5 地方創生ロケットスタートに向けて 

●知事

 キーワードは地方創生ロケットスタートであろうと思います。地方創生のロケットスタートを組むため、年末に[鳥取県版・市町村]コンシェルジュを設置をするなど機構改革を行ったところでありますが、今月[1月]の中下旬に[県]東部、中部、西部それぞれで鳥取創生チームを立ち上げることにしようと思います。主要なメンバーは市町村長、それから、あとNPO等の活動を束ねるようなそういう団体などで構成をしていくのかなということで今調整をしているところでありますが、早く始めるがいいと思います。従いまして、今月中の開催をぜひ呼びかけて実現をしていこうというふうに考えているところでございます。また、鳥取県の県庁の中にこの地方創生関係で2つのチームを作る必要があります。1つはその地方創生の掘り起こしをしていくことでございまして、これは未来づくり推進局の方で、その中心的な役割を果たしてもらう必要があろうかと思います。

 また、近々国で決定されると言われています[平成26年度]補正予算がございます。その主たるものは地域経済活性化対策と言われます。この地域経済対策についても、いろいろな手段が考えられようかと思いますし、手法が考えられようかと思います。部局横断的に対応しなければなりませんので、これは総務部を中心としてチームを作り対応していくこととさせていただきます。こういうような言わば2輪を作りまして、その2輪で引っ張っていく、全庁を動かしていき、さらには市町村や地域を巻き込んでいく、そして、地方創生をリフトアップしていく、そういうロケットが発射する年にしたいと考えているところでございます。こうした動きをこれから動かしていく前提として、地方団体同士の話合いや国への働きかけが重要であろうかと思います。今週8日に全国知事会議が東京で開催をされることになりました。この機会に私共としてこの地方創生、あるいは先程の地方財政、さらに国民健康保険問題、こういう課題について緊急に話合う必要があろうかと考えています。



6 鳥取・岡山両県知事会議及び国への要望活動 

●知事

 また、隣県の岡山県とは来週の13日に鳥取・岡山の両県の知事会議を開催をすることといたしました。これは鳥取市内で開催をするわけでございますけれども、観光での連携だとか、それからさまざまな県境を越えた地域間協力、この中には道路、例えば高速道路の整備などそうしたことも含まれますが、そうした両県を通ずるようなテーマについて十分話合いをしていく必要があろうかなと考えております。こういうようなことなどを通じて地方団体、さらには県境を越えた結びつきを強めまして、地方創生や地方財政等の働きかけを作り上げていきたいと思います。また、国の方の要望活動もこの今週中に各方面にやっていきたいと思います。これは、例えば中国地方で共同して子育て関係、これをアピールを取りまとめました。このアピールを経済界等も含めて取りまとめたものを国の方に提出をしていくことも含めまして、要請活動も行っていこうと思います。国会議員の皆さま、当選されたかたがたも含めまして話合いをさせていただき、各省庁への働きかけを展開をしてまいりたいと思います。

 先の県議会で議決をされましたヘイトスピーチ[禁止等に関する]の法制化を、ヘイトスピーチに対する規制の法制化を求める決議がございましたけれども、この決議も踏まえて国への要請活動も必要だと思います。こうしたことなどを積極的に展開をしていき、今年は変則的でありますが、予算編成が年始にずれ込んだこともありまして精力的に我々も活動を再開をしてまいりたいと考えております。



7 今年の観光誘客対策 

●知事

 地方創生の鍵を握るのが、これは観光関係が本県の場合大きな要素になろうかと思います。国際的なリゾートとしてお客さまに来ていただける、そうした鳥取県を目指していきたいと思います。それは鳥取県のみならず山陰全体だとか、それから中国地方、あるいは関西を巻き込んでという、そういうことになろうかと思います。そういう意味で今年は3月にタイからのチャーターフライトが初めて実現をすることになりましたけれども、これを第一歩として東南アジアに切り込んでいく必要があろうかと思います。マレーシアの旅行業者の皆さんとの話合いも近々予定をさせていただいているところでございます。また、かねて交渉をしておりましたけれども、香港のEGLツアーズという会社がございまして、これが今年度[平成26年度]の夏、昨年[平成26年]の夏、それから一昨年[平成25年]の夏に大型のプログラムチャーターをしていただきました。それをもっと広げていこうということで、私どもとして香港に出かけて折衝をさせていただいたりいたしておりました。

 その結果として2月から4月にかけまして14往復、香港航空のチャーターフライトが米子鬼太郎空港にやってくることになりました。14回飛んできますが、ツアー自体は香港から13回来まして、ですから最初と最後が、行きと帰りが空になるということですね、それで飛んで行って、14回飛ばす中で13回、13往復のツアーがやってくるということになります。もし座席が全部埋まれば2,000人を超える規模のものになろうかと思います。こういうようにかなり大型のチャーターフライトによるツアーが山陰で実現をすることになりました。もちろん島根にも出かけていくことになるんではないかと思いますが、鳥取県内でも今見えているツアーでは大山とか、それから[鳥取]二十世紀梨記念館であるとか、水木しげるロードであるとか、そうした県内の観光地を渡り歩き、県内にもご宿泊いただくということが方向性として決まっております。我々としては、ぜひ夏に続いてこのツアーの成功を期していきたいと思います。

 と申しますのも夏場は鳥取県多客期でございまして、お客さんが多い時期でございますが、冬場はどちらかというと閑散期になります。また春、4月の桜の頃まであるわけでございますが、雪の山陰地方、さらには桜の山陰地方、これを見ていただく大きなチャンスではないかと思います。そういう意味で大型の[香港]EGLツアーズ、これをぜひ成功裏に導いて、今後もこうしたことが定着していくようになればありがたいと考えております。受け入れてのおもてなしということがありますので、そうしたことを実現をしていかなければなりません。関係者とも協議を年明け早々から急いで、もう来月[2月]にはやってくることになりますのでその辺の仕掛けを作っていく必要があります。フライトのイメージは、前回の夏のときは広島空港を絡めた変則的なチャーターでありましたが、今回は香港航空によります香港発着のチャーターということになります。大体朝の10時頃ですね、あちらを出まして、そして、米子鬼太郎空港に3時頃入る、要は午前中に向こうを出まして午後にこちらに入る。3時頃に入る。それで、4時頃にこちらを出て、向こうに7時頃着きますかね。そういう意味で、要は朝方向こうを出て、それで帰るときにはこちらを夕方出て帰るというイメージのチャーターフライトになります。従いまして、時間帯の構図も結構いいものになりますので我々としてもその活用をぜひ図っていければと考えております。

 空港につきましては、この3月1日に鳥取空港を愛称化しまして、鳥取砂丘コナン空港としてリニューアルオープンする運びとなりました。1月3日に青山剛昌先生、名探偵コナンの作者をお迎えをしたイベントと併せまして、その構想の発表会をさせていただいたところでございます。青山剛昌先生からも本当に実現して嬉しいというようなお話があり、地方創生ということもありますので、これを契機に鳥取が賑わえば嬉しいというお話がございました。そういうような意味で我々としても準備をこれから、12月の県議会で[補正]予算も成立しましたので準備を急ぎまして3月1日のリニューアルオープン時にぜひとも国内外へアピールをしていきたいと思います。海の方からはクルーズ船が3万人を超える規模でやってくるということになりそうです。その中にはクァンタム・オブ・ザ・シーズという従来なかった4,000人乗りの客船も日本への初来航と併せまして境港へやってくることも予定をされているところでございます。こういうようなことなどを通じまして海外からの誘客、国際的なリゾートとしてのテイクオフを我々としても目指して、まき直してやっていきたいというふうに考えているところでございます。




8 年初の様々なイベント 

●知事

 また、年始早々から若干週末挟んでイベントもございます。9日には鳥取県として農産品のブランド化を目指していこうと考えておりますが、その期待の星でございます鳥取の和牛、これを売り込むことを考えております。白鵬関が大鵬と並ぶ32回の優勝を飾られました。さらに、それを超えていくかどうかということになります。その日本一の横綱白鵬に日本一の和牛、鳥取の白鵬85の3を贈ろうと、宮城野部屋を訪ねましてプレゼントしようという計画にさせていただいております。併せて鳥取の農産品も想定をさせていただきまして、元気出してこれからの場所に向かっていただけるようにと思います。宮城野部屋には石浦もいまして、今十両へ上がろうと、大事な年になってきますけれども、そうした意味で訪問をさせていただくことを考えているところでございます。1月9日にその部屋の訪問をいたしますが、1月8日には全国海女文化[保存・振興]の会議を開催をします。これに鳥取県としても参画をさせていただいておりまして、こちらの方にも伺いまして、世界遺産としての海女というものを最終的には目指していこうではないか、そういう議論に我々も声を挙げていこうと思います。鳥取県はこれに加入いたしましたら夏泊の方で海女さんになろうという新しいエントリーも生まれるようになってきておりまして、大切な我々の生活文化、産業文化としてこうしたものを検証していくことにさせていただこうと考えているところであります。

 また、この週末1月10日にはあいサポート[とっとり]フォーラムが米子で開催をされます。昨年は私どもあいサポート・アートとっとりフェスタ、さらには全国高校生[第1回]手話パフォーマンス甲子園を実施をするなど、障がいを知り、共に生きるをテーマにやってまいりました。この流れを今年も引き継いでいく必要があります。あいサポート・アートとっとりフェスタでさまざまな障がい者のかたの才覚溢れる美術の作品、あるいは劇場における舞台パフォーマンス、また手話歌などの楽しさ、これは全国高校生手話パフォーマンスもそうでありました。そうした文化のジャンルをこれから大きく広げていく必要があろうかと思います。その意味でこういうあいサポートフォーラムなどの機会に全国からさまざまなかたが集まりますので、話合いの輪を広げていければと思います。できれば滋賀県の三日月[大造]知事などとも相談をしておりますが、オリンピアードという構想があります。文化について体育の祭典のオリンピックだけではなくて、あれは文化も含めたお祭りであると。それもパラリンピックとオリンピックがございます。障がい者アートにつきましも、これから東京パラリンピックに向けて盛り上げていかなければいけません。それを国内で有志の地域で相協力をして、例えば巡回をしてそうしたパフォーマンス、イベント、展示をやっていく等々があろうかと思います。



9 ふるさと納税に関する動向 

●知事

 そういうようなことを、国会の先生がたとも交えながら議論本格をさせていく年に、今年[平成27年]はなるのかなと考えているところでございます。いずれにいたしましても、今年[平成27年]は地方創生の元年ということになりました。[昨]年末の税制改正の中でふるさと納税の限度額を倍額にするということがあり、また、確定申告をせずともこの恩恵を受けられると、そのメリットが受けられるということになりました。非常にいい方向性の改正ではないかなと思いますし、かつて菅[義偉]官房長官に私がお伺いをしてお願いをしたこと、これがこういう税制改正のかたちになって出てきていることに深い感銘を覚えるところでございます。ふるさと納税については、県内、非常に今年盛んに寄付額を集めることができました。市町村もすでに15億円を超えておりましていいことだというふうに思います。鳥取県の県庁の方も年末まで、まだ最終締め切りまで来ていませんけども、集計が完全に終わっておりませんが、件数で言うと1万件を突破し、また寄付額でも2億円を突破をしました。昨年[平成26年]はテレビの報道の効果もありまして多かったわけでありますが、それでも今年[平成27年]もその7割ほど集めていまして、他県と比べますと突出した状況であります。おそらく神奈川県が企業寄付を含めて計算をしていますが、そうした地域を除けば鳥取県がトップになるのではないかなというふうに思われる勢いでございます。

 県だけで寄付を集めても仕方ないわけでありまして、市町村もそれをできる環境を整えなければなりません。鳥取県としてもパンフレットに市町村のそうしたふるさと納税の仕組みを掲載をしたり、また、県内の市町村でも鳥取県にならいまして、クレジットカード決済を導入をする等が進んだ結果として、昨年[平成26年]1年、そういういい効果が出てきたのではないかなと思います。もちろんふるさと納税についてはいろいろ議論もございますが、鳥取県としては適正なやり方でこれからも県内産品の振興だとか、それから鳥取県の地方創生の演出、さらには子どもたちの教育やスポーツの振興等に充てていきたいと考えております。私の方からは以上であります。


○読売新聞 末善悠太記者

 質問ある社はお願いします。



10 全国高校生手話パフォーマンス甲子園の第2回大会開催等について 

○共同通信 江森林太郎 記者

 すみません。手話甲子園の関係なんですけれども、今年も開催されるということを先程おっしゃたんですけれども、具体的に時期とか場所とかというのは今のところ決まっていますでしょうか。


●知事

 だいたい秋のイメージを持っております。それで今、関係者と年明けにいっぺん総括しなきゃいけんだろうというふうに話をしておりまして、今年の反省点も含めて総括をして、適切な時期に開催するアナウンスを早めにしなきゃいけないと思っています。と申しますのも、今回、結構熱気があって、エントリーされる学校が41校もあったわけでありますが、おそらく来年、失礼、今年はもし開催すればもっと多く手を挙げてくると思われます。またこれはろう者のかたがた、全国の障がい者のかたがたも非常に熱心に協力をされていまして、裏側のろう者と健聴者のコミュニケーションが図れる機会になりますし、地域を若い力で変えていくいいイベントではないかとこういうようにも言われるようになってまいりました。宮家の方からもご評価をいただきご参画、ご臨席賜ったわけでございますけども、我々としても、恒例の鳥取県の行事にする必要があるんではないかなというイメージを持っています。早速、この辺は関係者と話合う機会を早急にとらせていただきまして、方向性を固めてまいりたいと思います。イメージ的には秋頃であって、それで鳥取県内は鳥取市だけでもありませんので、例えば西部で開催をするというように県内でいろいろとこう、言わば毎年強豪校は参加してくるでしょうけども、鳥取のいろんないいところを見ていただくというのもあっていいんではないかなと思っております。


○共同通信 江森林太郎 記者

 今年やられて実際その課題、1つ成果というのはすごく大きかったと思うんですけれども、その部分の成果っていう部分と、あと先程ちらっとおっしゃられた課題の部分とかっていうのは知事はどういうふうにお感じになりますか。


●知事

 やはり非常に何て言いますか、モチベーション持って手話を学ぶ、そういう思いが多くのかたがたに広がったことではないかなと思います。高校生はもちろんとしてその高校生を応援する地域のかたがたも含めて、そのいいきっかけになったんではないかなと思います。青春の限りをぶつけてきて、皆でこの大会を目指してやってきて汗と涙の中に高校生活で一番の思い出ができる。そういう大会に現実になったんではないかなというふうに思われます。従いまして、そうしたいいとこはこれからも伸ばしていく必要があるかなと思います。例えば全日本ろうあ連盟を初めとして、あるいは聾教育の関係者とかそうしたかたがたが、聾学校だけでなくて普通学校の方も含めて指導に行かれるそういうことをいろいろと呼びかけるとか、それから今回最初の会でありましたので、わりと出場枠についてある程度固定的な、こう奨励枠というのも市町村等では作ったところがありました。そういうのをむしろこうエントリー校が増えてくる可能性があるんであればむしろその競争枠の方を拡大して参加しやすい形態にするとか、それからやはり準備の時間がかかりますので、その開催運用を早めに明らかにするとか、そうした改善点があろうかと思います。あと、去年の場合は残念ながら急遽日程づくりが始まったところもございまして、ちょっとその会場が少し狭過ぎたというような指摘もございました。いっきにこう大型の施設が綺麗に予約できるかというとなかなか難しいところありますけども、去年よりはある程度規模のある会場を用意できないかなということなども含めまして、改善を図ってまいりたいと思います。



11 スカイマーク路線の動向について 

○山陰中央新報 桝井映志 記者

 すいません。スカイマークの件でお訊ねですが、年末に副知事が先方にお話に出かけられてその後何か変化はありましたでしょうか。


●知事

 そのときのやり取りからして、今年明けまでちょっとよく頭の整理をさせてくれという感じだったです。それで、また何らか今向こうでも検討、我々の投げたボールに対しても検討はされているはずであります。それで、年明けにこちらの方にきちんとお答えをしたいというお話でございました。他方でこの年末年始ですね、スカイマーク[株式会社]さんが株主総会を臨時開催されるとか、いろんな追加の報道もありまして、我々としても余談を許さない状況かなあと思っておりまして、注意深く推移を見ていく必要があるなあと思います。年末もごたごたしましたけれども、担当レベルで向こうに行ったり、副知事が急遽上京して[西久保慎一 スカイマーク株式会社代表取締役]社長との面談をさせてもらったりということでの働きかけをさせていただきました。鳥取県の米子鬼太郎空港ですね、ぜひ拠点として残してもらいたいということを強く訴えたところであります。社の方では、気持ちとしては[西久保慎一]社長のお気持ちとしてはそりゃせっかくの米子鬼太郎空港であって、何らかそこが活用されるようなことを自分は希望しているけれどもと、ただ、問題は経営環境だとか、他社との折衝がありますのでそういうところでいろいろ苦労をしていると、こういうようなお話がございました。そういう経営環境や他社との折衝などがある関係でまだまだ不透明感が拭えない状況ではないかなと思っております。



12 中国電力に対する原子力防災対策への協力申入れ後の動向について 

○山陰中央新報 桝井映志 記者

 また違う話ですみません。ちょっと原発の関係で昨年の10月だったかと思うですけど、中国電力に鳥取県、周辺県の鳥取県が行っておる安全対策の費用を負担するようにという申し入れをしておられたと思うんですけど、この件はその後何か進んでおるんでしょうか。


●知事

 これはそう簡単な話ではもちろんありません。つまり鳥取県のように周辺県がこれだけ一生懸命原子力安全対策を本腰入れてやっているところはたぶんないんですね。ですから、我々非常に特殊な状況であります。ですからこそ、例えば専門家を雇ったりしていますのでそういう経費がかかっている、その辺は県民の税金で最終的に全部負担するというのは正しいのかどうかと原因者負担というのもありますのでそれは中国電力側の何らかの財政的な考え方が必要ではないだろうかと、こういうことを訴えていきました。これは誤解ないように申し上げれば、そもそも再稼働するかどうか有無の協議に入る前の前提たる事項のことでございまして、当然ながらそういうようなことが問題で隠れていますけれども、もう顕在化させなければならない時期であるので、この辺について中国電力としての検討を願うというのが10月のことでありました。ただ、そういう全国でどこでも例があることではありませんので、また山陰の特殊性も当然ありますし、その辺がどういうふうに、要は課題としてほどいていくのか、まだ十分協議を行っている真っ最中であります。そう簡単にこれ結論出ることではたぶんないんだろうなと思いますが、それを勢力的に今事務ベースでこれ協議を重ねていまして、問題点の洗い出しなどをしているところであります。


○山陰中央新報 桝井映志 記者

 確かその申し入れをされた頃の知事のお気持ちとしては、その年内にも、年内にと言ったら昨年のことですけど、にもというようなことだったかと思いますけども、そこにはあまり拘らずにということになりますか。


●知事

 そうですね、年内と言ったですかね。できるだけ早くこういうことは決着しなきゃいけないんじゃないんでしょうかとそういうボールは中国電力側にも投げているところでございます。片方で島根県において核燃料税の姿が見えました。これが周辺地域である市町村にも当然ながらその安全対策として資金支援がなされることになるわけであります。そのツールがこちらにないわけでありますから、この落差をどう埋めるのか、この辺は年を越えて持ち越された課題でないかなと思います。ただ、重ねて申しますが例えば福井県の周辺の地域だとか、それから[九州電力]玄海原[子力]発[電所]の周りだとかいろんなところに県境を跨ってこういう事象があるわけでありますけども、どこの地域もこの課題は手が付けられていませんので、その意味では我々が言わば最初の一歩ということになるんであれば、中国電力側も慎重な検討がなされているのかもしれないなあと思っています。



13 国際定期航空路線開設について 

○日本海新聞 井上昌之 記者

 よろしいでしょうか、今日チャーター便のお話もございましたけども、タイですとか、また香港ですとか、新たなチャーター便の話もございましたけども、今まで鳥取県としては春秋航空の話もかつてあったように、海外との定期路線の開設に向けて検討を進めておられた時期もあったと思うんですが、最近は非常に海外からチャーター便による誘客というのに力を入れておられるのかなという気がしていまして、そういう方針でいいのかということをちょっとお訊ねさせていただきます。


●知事

 これ、もちろん我々としては定期航空路が望ましいと思っております。ですからその定期航空路としての働きかけもしております。もちろん香港だって例外ではございませんで、こういうふうにして旅行需要があるということは証明できれば、定期航空を検討する路線のキャリア、航空会社が出てくる可能性が初めて生まれてくるわけですね。ですから、そういうチャーターフライトをある程度こう引き込みながら片方でそういう定期航空路線というものも視野に入れていければと思います。と申しますのも、これは正直今年で全部解決するということではたぶんなくて、今2020年を目標として海外からの観光客を倍増させようということを国が言っているわけですね。それで、倍増させて2,000万人ベースになるときに現在の羽田[東京国際空港]であるとか、成田[国際空港]であるとか関[西国際]空[港]、こうしたところで全部受けきれるかどうか。さらにそれだけのお客さんがやって来られるようになった場合に、皆がその東京だけみるのか、日本の多様な自然や文化を楽しむのか、その辺は選択肢がおそらく増えてくるんだと思うんですね。ですから、空港のキャパシティの問題とか、旅のかたちのことだとか、そうしたことを考えますと、地方空港に海外へのフライト路線網が敷かれる可能性は増えてくる、チャンスは増えてくるはずだと思います。ただ、残念ながら山陰の場合、いつもそのスカイマークのことも背景にあるんでしょうけども、人口規模のことだとか、そういう隘路が付いて回るわけでありますが、旅行需要が増えてくれば、その辺に光明はさしてくる可能性があります。

 ですから、これは、いわばチャーターフライトを目指しているということは、それはその先に定期路線化の可能性を広げていくということの取組みでもございまして、我々も折衝する際には航空会社にはチャーターフライトのみならず、定期路線化のことも含めて、働きかけはこれまでもやってきております。今後も方針としてはそうしたことで空の利便性を広げることで動いていきたいと思っております。



14 東南アジア地域からの観光誘客対策について 

○日本海新聞 井上昌之 記者

 分かりました。ちょっとずれてしまいますけども、昨年も日本への訪日外国人の数が過去最高を更新しまして、一昨年から1千万人を超えたんですかね。その大きな原動力になったと言われているのが、東南アジアからのお客さんだと思います。知事も今日、会見で、東南アジアに切込んでいくとおっしゃいましたけども、なかでもムスリムが多い地域であります。そうしますと、関西や東京でも言われていますけども、例えば料理の関係ですね、ハラールの対応ですとか、あるいは礼拝堂の方向に向け、礼拝の施設を造ったりとか、そういう先進的な取組みをしておられる地域もあるわけで、当然そういったことも鳥取県も視野に入れていかなければいけないと思います。これ依然もお聞きしたかもしれませんけど、改めて東南アジアの切込むという意味で、いろんな対策を講じていく必要があると思いますが、そのあたりについてお聞かせください。


●知事

 はい。来週もマレーシアの旅行業者の皆さんとお話をする機会がございますけども、例えば米子鬼太郎空港にそういう礼拝スペースというものを用意をしていくことなどを具体的に検討を急いでおります。今年そういう意味でその皮切りができる年になればと考えております。また、ハラール[商品やサービスがイスラム教の戒律を満たしていること]対応でも、これは境港の会社さん等でそういう商品としてのハラール対応、この取得をされるところも出てくるわけでございまして、今、順次我々も呼びかけはしておりますが、花開いてくればというふうに思います。また併せて、免税店を今、飛躍的に拡大しようということで動いております。これらも我々としても取組む必要があると思いますし、1つのアイデアとしては米子鬼太郎空港のようなところに、自動両替機を設置をするといったような海外向けの利便性向上も目指してはどうだろうかと思っております。今、おっしゃるように、どんどんと海外からのお客さんが増えてくるステージに入ってきますので、山陰もそれの対応力を増していかなければならないと思います。



15 香港EGLツアーズによるチャーター便実施に関して 

○山陰放送 秦卓史 記者

 香港からのチャーターフライトについてお聞きします。今回の期間というのは冬の閑散期をつかったチャーターツアーということなんですけども、これはこういう時期に来てくださいというのは鳥取県の方から狙って勧められたんでしょうか。


●知事

 これは、前私も[香港EGLツアーズ]袁[文英]社長さんというEGLの社長さんにも申し上げましたが、実は冬の雪というのは香港の人にも魅力あるんじゃないだろうか。また、春になれば4月桜が咲きます。ですから、こういう2月~4月の時期というのは、チャーターフライト造成によりました誘客にもいい時期ではないだろうかと。それで、鳥取県内でも比較的お宿も取りやすい時期にもなりますので、そうしたところをお薦めをしてまいりました。実はその2月は、我々は寒い寒い冬だという思いが強いですけども、中国文化からしますと、春節でありまして旅行シーズンなわけですね。その辺がだから日本の旅行シーズンと中国の旅行シーズンとのこう、違いを上手に利用してこちらの方の比較的閑散期と言われるような時期にツアーを埋め込んでいくことができれば、恐らく夏以上にツアー造成はやりやすいんではないかなという目論見がありました。[香港]EGL[ツアーズ]社側もそこを真剣に検討してくださって、今回このように大型の2,000人規模のチャーターツアーに踏み切ってくれたというのは、我々も大きなテストケースを得たと思います。ぜひ皆でこれを成功させて、その人の流れを夏だけではなくて、こういう閑散期や春の初め頃にも日本に、鳥取に吹き込むようにできればと思います。


○山陰放送 秦卓史 記者

 そうしますと、これまでのEGLツアーのものよりも比較的県内あるいは山陰での滞在期間というのは長くなるというイメージなんでしょうか。


●知事

 そこはやっぱり、向こうも商売がありますので、山陰だけでツアー完結するというよりは、少しこう回りながらということになろうかと思います。ただ、たぶん夏のツアーのイメージだと思いますが、県内で1泊以上して、それから他地域でも何泊か組み合わせて日本のこの西日本を楽しむような旅。ただ、今回は最後のお土産を買うところが鳥取になりますので、そういう意味では夏のツアーよりは、今回は当方もメリットがあるんではないかなと期待できようかと思います。


○山陰放送 秦卓史 記者

 これまでのツアーですとJAとかと協力されてお土産のパックのようなものを作られたりという商品造成がありましたけれども、冬あるいは春先ということになると、そういう農産物が特に豊富ではないとは思うんですが、そのあたりはお考えでしょうか。


●知事

 この辺はちょっと関係者とよく議論してみなきゃいけないと思います。農産物だけでなくて、先程申しましたように免税店を今、どんどんと県内で増やしていまして、今、加速度的に増えてきております。そういうことで、ツアー客の皆さんにいろいろとお買い物は鳥取でも楽しめるなという印象を持ってもらえるような仕掛けが必要ではないかなと思います。どうしても大都市の方に、例えば家電品だとか化粧品だとか、求められるものが集中しがちでありますけども、こちらにもこういうようないいところがありますよと、最後、鳥取で買い物して帰りませんかぐらいのことがPRできればなと思っております。



16 統一地方選挙と予算編成について 

○山陰放送 秦卓史 記者

 すいません、ちょっと話変わりますけれども、予算の件で少し質問があるんですけども、知事、昨年の年末に次の知事選への出馬を表明されました。それで、国の動き、予算などの編成がずれているということなんですけども、当初予算の編成、その前後の補正予算がありますけれども、当初予算については、知事は骨格予算というのを前の期であれば、4年前であれば表明された後は当初予算は骨格予算であるということを明言されていましたけれども、この地方創生の動きなどのこうした県の動き、ロケットスタートということを言われますと、どうしてもこう、当初予算は骨格予算という、なかなかそこはこう、言いづらいんじゃないかなと。ある程度地方創成のこう、動きを見ながらの予算になっていく当初予算ですね、と思うんですけど、そのあたりのこう、補正予算とか当初予算の関係というのはどういうふうにお考えでしょうか。


●知事

 その辺はこれから、今週来週と国の方で[平成26年度]補正予算、さらに[平成27年度]当初予算が示されます。ちょっとその内容はまだ明らかでないので何とも言えないところなんですけども、その内容を分析してみる必要があるかなと思います。やはりデモクラシーでありますので、有権者の県民の意思が県政に反映されなければなりませんから、政策的な決定を全て前任者がやってしまうということがいいのかどうかということがあります。これは、私だけの問題ではなくて議会の議員もそうでありますから、我々で責任持てる範囲をやるのかなということがありますので、そういう民主主義のエチケットとして骨格予算という基本は崩せないと思います。ただ、今、秦さんおっしゃるように、骨格予算プラスアルファぐらいだと思いますね。そのプラスアルファの部分が地方創生関係でやはり時期として手を挙げていかないと乗り遅れるもの、そういうものが考えられます。そういうものは、今回、骨格ではあるけども、当初の中に盛り込んでいかなければいけないという部分も出てこようかと思います。ですから、その辺はこれからちょっとまだ国の方の予算の姿が見えない中でありますので、県としては骨格予算でありますけども、それに地方創生が乗るプラスアルファを乗せた感じで最終的な予算を仕上げていくイメージかなと思っています。


○山陰放送 秦卓史 記者

 関連してですけど、経済対策の補正予算というのは、通常の2月補正ではなくてそれとは別個にというようなイメージになりますでしょうか。


●知事

 これは、今週明らかになる国の経済対策があります。その予算を見て最終的には決める必要があるかと思いますが、私としてはやはり地域に速やかに、これ地方創生の初動経費も入っているということでありますので、効果を出していくためには臨時[県]議会の招集も視野に入れて検討する必要があると思っております。従いまして、全て2月の県議会に束ねるというものでもないのかなと思っております。



17 地方創生でまず取り組むべき事柄について 

○読売新聞 末善悠太 記者

 他によろしいでしょうか。


○時事通信 平野実季 記者

 すいません。地方創生のことについてなんですけども、今、流れが来ていると思うんですけども、そのロケットスタートと言われる、この1年というのはまだ分かんないと思うんですけど、すぐにでもこう、始められるとか、一番最初に何に取組みたいとか、そういった具体的にどのあたりを順番的に言ってやりたいと思っている一番最初にどんなことをしていけるのかという。


●知事

 やはりですね、私どもとして地域が原点でございますので、市町村だとか地域の声を捉えて、その上で地域でまずアイデアを作り、どういう展開をするのかというのを応援しなければなりません。ですから、言わばお餅をこねるように、それぞれの地域という石臼の中でお餅をこねたりついたりしてもらう必要があります。それをだから早いタイミングでスタートさせなければならないわけであります。その意味で、今月中にも鳥取創生チームを編成をして、市町村のご当局、地域のかたがたを交えた議論を早速に始める必要があると思います。そういう意味で、ロケットスタートということを申し上げました。これと併せて、オーバーラップして、鳥取県としてじゃあ独自に県全体のいろんなニーズを捉えてトータルでサポートするような、そういう地方創生施策というものも、代表的なものも考えていく必要があるのかなと思っています。例えば、イメージとしては、今、移住にすごい直接効果があったのはやっぱり中山間地の保育料無償化事業だったですね。これであっという間に若桜町でも16人引っ越してくるということになりました。やはり、若い世代のかたがた、子育て世代のかたがたの心を捉まえるような、そういうような対策が必要なのかなと思います。

 それで、市町村長と昨年、行政懇談会をやったときも首長さんからの意見が出ていた中で、私も気になっておりますのは、都会地も含めて全県的に何か取組めるような、そういう保育料支援のあり方なんかは考えられないかなというお話がございました。これはどちらかと言うとそうですね、マニフェストだとか、あるいは政権公約として県民の審判を仰がなければならないことかなと思いますが、第3子以降の保育料無償化を鳥取県として取組むと、これは市町村との共同作業ということになろうかと思いますが、そういう何かこう、もう1歩踏み出して、いや、子育てをやるなら鳥取でやってみようと、住むなら鳥取に住んでみようというふうに思えるようなそういう県トータルの施策も市町村ごとの掘り起しとは別に考えていかなきゃいけないだろうと思います。これは統一選[挙]も絡めて議論していくテーマかなと思っています。


○読売新聞 末善悠太 記者

 他によろしいでしょうか。それでは知事、ありがとうございました。


●知事

 どうもありがとうございました。


  

 ※広報課編集
  [ ]については、広報課で補足説明しています。