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知事定例記者会見(2014年11月12日)

平成26年11月12日(水)午前10時~
 県政記者室(県庁3階)

録画配信 知事記者会見動画(約62分) ※MPEG4形式

  

1 あいサポート・アートとっとりフェスタの閉幕と障がい者関係施策等の動向 

○共同通信 江森林太郎 記者

 それでは、お願いします。


●知事

 皆さん、おはようございます。県民の皆さまの絶大なご協力をいただきまして、あいサポート・アートとっとりフェスタ[第14回全国障がい者芸術・文化祭とっとり大会]が終結をいたしました。最後のグランドフィナーレには秋篠宮妃殿下、佳子内親王殿下もお越しになりまして、県民と親しく交わりながら、このフィナーレのときを飾ることができました。両殿下に対し、感謝を申し上げたいと思いますし、大変にいろんな諸行事など多端な中、このフィナーレを協力的に遂行していただきました多くの関係者の皆さまやご観覧いただきました県民の皆さま、国内外のご関係の皆さまに感謝を申し上げたいと思います。最終的には7月から始まりましたこのイベントですが、4万3,000人余りがこのあいサポート・アートとっとりフェスタに参加をしていただきました。実に100近いイベントが実行をされました。また、1,700人以上の出演者のかたがいらっしゃり、ボランティアも延べ1,200人を超える、合わせて3,000人規模でそうした出演者、ボランティアということになったわけでございまして、非常に多くのかたがたがこのあいサポート・アートとっとりフェスタを体験していただけたんではないかというふうに思います。

 これは、我々にとりまして終わりではなくて、これからの障がいを知り、共に生きる、そういう協働参画社会を作っていくスタートであろうかと思います。1つ、シンボリックな数字が出てまいりましたが、障がい者の作業所の工賃でありますが、この度の集計では1万7,000円を超えてくることとなりました。私、就任する前から比べますと6割ぐらい増えているわけでありますが、このシーズンも更新をして順次上がってきているということになります。その証左として、[あいサポート・アートとっとりフェスタで]とりぎん文化会館を中心として作業所のいろんな商品アイテムが並んでいまして、盛況を醸し出していたわけであります。私たち鳥取からやれることをどんどんとやっていけば、日本全体にも障がいを知り、共に生きる、あいサポート運動の輪を広げていけるんではないかと考えております。

 また、この余勢を駆って、次にはまた新しい初めてのイベントになりますが、手話パフォーマンス甲子園を11月23日にやることになりますので、それに向けても準備を怠らず、我々としても努力を傾けてまいる所存でございます。また、このグランドフィナーレと併せまして、障がい者のスポーツにつきましても重要な大会が同時に行われました。11月1日~3日という我々のグランドフィナーレとちょうど同じときに長崎がんばらんば大会が障がい者スポーツ、行われたわけでございますが、金メダルが3つ、また、メダルの総数でも5つ前回大会よりも増えました。我々としても障がい者スポーツの振興を図ろうと強化指定を全国では鳥取だけでありますが、障がい者スポーツにも県独自で行うなど、そうした努力が花開いてきているのではないかというふうに思います。

 また、スペシャルオリンピックスという大会も、これ4年に1回でありますが、ナショナルゲームが開かれました。同じ九州の福岡で開催をされたわけでございますが、こちらも前回のメダル総数4個から6個に、この4年間で増えたところでございます。スペシャルオリンピックスは、何と言いますか、順位制、競技制というものは障がい者スポーツ大会よりはやや緩和されているものでありますけども、そういう中でも、障がい者のかたの頑張りが成果となって現れたんではないかなと思います。ぜひこうした勢いを11月23日、手話パフォーマンス甲子園に結びつけてまいりたいと考えております。



2 危険ドラッグ対策の充実 

●知事

   危険ドラッグにつきまして、私どもとして全国初めての施行を迎えます。それは、[鳥取県]薬物[の]濫用[の]防止[に関する]条例の改正により、危険ドラッグは鳥取県では11月17日から違法となります。これは、他の地域にはない取組みでございますが、兵庫県やあるいは次の12月の議会で京都府にも広がろうとしているなど、各地にも私どものアイデアが波及しているところでございます。その11月17日から、我々としても体制を整えてその徹底を図り、効果が表れるように努力をしていきたいと考えております。今までも渡辺病院の山下[陽三]先生を危険ドラッグのアドバイザーに認定をさせていただいておりますが、さらに11月17日の施行日に鳥取大学のご専門の先生でいらっしゃいますが、兼子[幸一 医学部教授]先生にも委嘱をさせていただくことにしておりますし、危険ドラッグ撲滅対策本部を県庁の中に11月17日、立ち上げることにいたしたいと思います。

 それと併せて、この危険ドラッグの撲滅に向けてどういう実効ある政策を遂行していくのか、それをテレビ会議方式で西部、東部などを結びながら11月17日に、そういう対策会議も持ちたいと思っております。また、県警と鳥取県の執行部と共同をしまして11月17日を皮切りにした街頭キャンペーンなども展開をしていこうと考えております。現実には11月に入りまして、ビッグデータ[事業に役立つ知見を導くためのデータ]の監視に向けた契約を整えました。これによりまして、体制整い次第、ビッグデータを通じて危険ドラッグを我々としても察知をする、そういう体制も出来上がりつつございます。また、県警の経験者には今月から本格始動していただいておりまして、[県警]OBのかたにも入っていただき、捜査実務に明るい人も県庁の中で活動を始めたところでございます。

 また、昨日[11日]は、兵庫県と同じような条例体裁を整えていますので、兵庫県と今後情報交換をしていこうという合意に達しました。これは、先月[10月]の17日に私のほうから兵庫県井戸[敏三]知事に提案していたことを受けて、実務者の協議会を昨日[11日]開催したわけでございますが、その協議会の中で、次は京都[府]が同じような条例を作るであろうから、京都[府]とも情報交換をして共有化を図っていこうと、こんなような話し合いもさせていただいたところであります。また、衛生環境研究所におきまして、分析機器の導入を予算付けをして今進めているところでございまして、来月[12月]にもその導入強化が図られると見込まれます。こういうようなことを波状的に、総合的に展開をしていきまして、鳥取県は、危険ドラッグは違法であると、ここはオフリミット[立入禁止区域]で立ち入れないと、県民の皆さまに安全、地域に安心をもたらしてまいりたいと考えております。



3 愛称化など鳥取空港に関連する動き 

●知事

 今日[12日]ですね、これから鳥取空港の愛称について、空港の利用促進懇話会の臨時総会が開催をされることになっております。その状況について、私もいろいろと伺っておったわけでございますが、もとはと言えば1月に、お正月のときに青山剛昌先生、名探偵コナンの作者が鳥取にお見えになりましたときに、米子鬼太郎空港だけでなくてコナンの愛称の空港もいいんじゃないかという作者自らのお話もございました。いろんなご意見、どうかなということを注意深く私も見ておりました。この夏頃から愛称化に向けたキャンペーンが利用[促進]懇話会の方から中心として始まりまして、懇話会のほうでもまた県でもアンケート調査を例えば市内あるいは空港利用者等のさまざまなレベルでやってきまして、そのアンケートの結果がたぶん今日[12日]諮られることになると思いますが、87%のかたが「鳥取砂丘コナン空港」という愛称に賛成であるという回答だったということです。そうなりますといよいよ愛称化に向けて動き出すことになりますので、それは準備が必要になってきます。これはまた[利用促進]懇話会の今日[12日]のお話し合いとか、それから我々も関係機関とも話をしていかなければならないことではありますが、既に版権を持っている事業者のかた等との下協議は進めてきておりまして、出口も十分に見えてきていると思います。そんなようなことで、これから11月の議会に予算を提出する必要もあるかなと思っております。だいたい4,000、5,000万[円]レベルでそうした空港の中の装飾であるとか、それからソフト面でのPR等、そうした事業化を図る必要があるかなと考えているところでございます。これに止まらず、鳥取空港は但馬圏域の皆さまにも利用しやすい空港になることが今後の東京羽田行5便化を確保する意味でも重要だと思います。11月15日に但馬地区におきまして、鳥取空港の利用を呼びかけるそういうキャンペーンを[兵庫県の]新温泉町で行うことにいたしておりまして、それから併せて、ゆめぐりエキスプレスというバスがあります。これが現在鳥取空港に乗り入れは始めましたけれども、まだ十分接続ができておりませんでしたが、5往復でございますので10回バスがタッチすべきタイミングがありますが、そのうちの7回までバス便を作る、そういうことになってまいりました。こういうように利便性が高まることも含めて、但馬地域の皆さまや観光客で但馬にお越しになるお客さまにも知っていただく、そういうことをやっていきたいと考えております。




4 タイ王国との経済・観光交流の状況 

●知事

 また、こういう大交流時代を目指していく意味では、昨日[11日]タナティップ大使、タイ王国の大使でいらっしゃいますが、こちらの方に来県になりまして、鳥取県の関係者に経済状況等々のレクチャーがございました。私も面談をさせていただきまして、そうした経済での交流と併せて観光振興について話し合いもさせていただきました。そういう中で、今ちょうどタイからテストでお客さまを呼び込んでいるのでございますが、1つは香川県とタイアップをしまして高松空港を利用するチャイナエアのお客さんをこっちに持ってこれないかということで、タイのメディアの人、それから観光事業者そのモニターツアー、ファムツアー[現地視察ツアー]を始めたところです。鳥取県内には13日に入って来まして、コナンの里だとか、あるいは水木しげるロード、また砂丘等々県内を巡り歩いてもらうことにいたしております。

 また、観光旅行の旅行団自体も、これもこちらの方にタイの大手企業のプレミアム旅行と言うんですかね、社員旅行的な旅行をこちらに誘致をさせていただきまして、それもこちらの方に入って来て、大山だとか、砂丘だとか、同じような時期に動いていただくことになります。ようやっとタイとの観光交流が今年度活発化の兆しが見えてきました。タイの大使ともお話をさせていただきましたが、今年度末の3月にでもチャーターフライトを検討してはどうだろうかと。そういう具体的な話し合いもさせていただいたりいたしました。いずれにいたしましてもタイに限らず、カナダだとかいろんな地域に幅広く国際リゾートとしての鳥取県を訴えかけていく必要があると考えております。




5 フリーゲージトレイン等鉄道高速化調査の実施 

●知事

 そうした意味では交通手段が重要であります。空の道が開かれてきているわけであり、海の方でもDBS[クルーズフェリー]がございますが、鉄道の高速化が残された地域の課題でございました。これにつきましては、この度JR西日本コンサルと、契約をさせていただき、調査に入ることになりました。これは関係県等とも話し合いをしているですが、島根県や岡山県とも協力しながら伯備線ルートとそれから因美線智頭急行ルート、この2つのルートによるフリーゲージトレイン[レールの幅に合わせて車輪の幅を変えることができる電車]という課題を見据えて基礎調査をやろうではないかということで踏み出したところであります。予算的にはそうした鉄道の状況の調査について予算がございますので、それを現計予算を活用しながら、今年度から来年度にかけまして調査をしていこうと。例えば基礎的なデータを収集をしたり、線形を改良していくとどういう効果があるかとか、またフリーゲージトレインですとアプローチというその新幹線と通常の在来線と切り替える部分がどうしても必要でありますがそうしたところをどう考えるか、このようないろんな課題がございます。

 実は、フリーゲージトレインを含めた鉄道高速化には、過去にも調査をしたこともございますけども、かなりデータも古くなってきていますし、その後、山陰線の高速化など環境も変わってきております。そうした意味で改めてそういう基礎調査をこの秋からスタートをさせていただいているところでございます。




6 地方創生等の地域課題への取組 

●知事

 今、国の方でややその国政の流動化が見られるようでございますが、焦点になっている消費税だとか、その取り扱いが注目をされるところであります。また、[地方]交付税を巡っては財務省側から地方単独事業を6%カットするというような案が提示をされたり、別枠加算を廃止をするという案がやはり提示をされたり、かなり風雲急を告げている感じもございます。そういう意味で、いろいろと不透明感がある中でありますが、地方創生等の課題をしっかりとやっていかなければなりません。今日[12日]ですね、この後市町村長さんと[県・市町村]行政懇談会をさせていただき、地方創生を中心とした地方自治体を巡る課題につきまして、自由な意見交換と討議を行おうとしております。

 また、広島県の湯﨑[英彦]知事と、やはりこれは県西部、大山を中心にお会いをさせていただきまして、広域防災対策とかそうした地域振興、これは観光での連携だとか、あるいは道路交通、さらには県西部にhughug[ハグハグ]という森のようちえんがありますが、広島県も森のようちえんに着手している県でありまして、そうした実況も、実態も見てもらいながら、そういう子育てについても意見交換をさせていただこうと考えております。これから市町村、あるいは周囲の関係県とも連携をしながら地方としての地を固めていく必要があります。



7 11月補正予算案の概況 

●知事

 そういう中で11月開会の県議会がございます。これにつきまして、今、予算編成作業に着手しております。まだ、先程のコナンの話なんかもあり、終結しきっているわけではございませんけれども、ざっと積み上げていきますと30億[円]を超えて、30億[円]台の前半ぐらいにはなってくる今勢いで積み上げをしている状況でございます。

 額的に大きいのは23億[円]ぐらいございますが、地域の医療介護についての対策のところで、これは国事業に連動した部分でございます。その他にも例えば県立学校の耐震化を進めていく事業、9億[円]程かかるのではないかとか、そうしたものなどがございますが、地域振興や観光振興面でも先程鳥取空港の愛称化の事業と併せて、ジャパンエコトラックの関連でもやはり4,000、5,000万[円]ぐらい事業化が必要かなと。これ看板の設置だとか、そうしたことを今後いろいろと進めていく必要があると思います。また、将来を見据えて我々がぜひ協力していかなければならないのはメタンハイドレード[メタンを主成分とする化石燃料]の課題だと思います。これについてはかねてから鳥取大学、それから明治大学とさまざまな協力関係の模索をしてきておりましたが、この度鳥取大学の関係者や、明治大学の松本[良 特任教授]先生とも協議が整いまして、鳥取大学の中でメタンハイドレードの専門の講座を寄附講座として設ける方向で調整が整ってまいりました。そのための予算と言いますか、債務負担と言いますか、そうした予算事業化が必要でございまして11月補正予算の中に盛り込んでいくことといたしているところでございます。その他にもさまざまな事業がございますが、もろもろ集計していくと30億[円]台の前半ぐらいになるのかなというふうに見ているところでございまして、最終的な査定作業を急いでいるところでございます。



8 美保湾で大量発生したヒトデの駆除対策 

●知事

 今、美保湾の方で問題が浮上しておりますのは、ヒトデが大量発生しておりまして、海の中のヒトデですね、このヒトデの大量発生で網を入れても操業できないという状況になって、事実上の休漁状態になってきております。従いまして、それの対策として駆除を図る必要があります。これは11月補正[予算]を待っていてはちょっと間に合わないので、まず取り急ぎ予備費を活用して駆除対策にあたりたいと思います。漁業者と連携をして役割分担と一定のご負担もあるんですけども、そういう協力関係の中で県としてやっていこうということでありますが、400万円規模で予備費をこの度出動させていただき、ヒトデの駆除対策にあたってまいりたいと考えております。




9 新たな企業誘致の動き 

●知事

 これから起業活動を活発にしていく必要がございますが、誘致案件として[(株)]八立[製作所]という会社が、これが鳥取県の方にご進出いただくことになりました。大阪の会社でございます。調印式をこの度行う方向で協議が調いました。具体的にはブルドーザーとか、パワーショベルの部品を造る、そういう板金部品製造工場ということになります。鳥取市内の国府町にお造りになる、これ既存の工場を活用しながら、というタイプになりますが、そういう動きになってまいりました。だいたい雇用目標としては20名程度を目標にやっていかれるというふうに伺っております。具体的にはリスク分散を図る必要があると、そういう会社側の考え方に私共としても協力していくことで、この度の誘致案件ということになりました。



10 中京圏との経済・観光交流の充実に向けた取組 

●知事

 また、中京圏が非常に元気でございまして、中京圏でのビジネスセミナーをこの度、させていただいたり、観光物産につきまして協力呼びかけをしていこうということにいたしております。これについては、そのビジネスセミナー、中京圏のかたに集まっていただいてやったりするのと併せまして、大手の百貨店の方にプロモーションにまいりましたり、また、中京圏のテレビ局の社長さん、山本[孝義 中京テレビ社長]さんってかたですけども、鳥取縁のかたでいらっしゃいまして、私共の方で今後の協力をお願いをさせていただくということなど、いろいろとあるわけでございます。今、例えば、中京圏でいうと自動車関係ですね、元気ですし、それから航空機製造の分野、これはこれからの未来に向かって牽引していく、そういう重要な産業分野になってくると思います。また、フードバレーの鳥取県を目指しておりますが、そのフードバレーという観点でも食品系だとか、いろんな企業の立地があります。また、最近は観光でも中京からのお客さんが上昇傾向でございまして、そうした動きに弾みをつけていく必要がございます。この金曜日にそうした関係者のかたをキャラバンで歩かせていただくことにいたしているところでございます。




11 とっとり里山資本主義フォーラム等今週末の動き 

●知事

 また、手話につきましてはこの週末、岡山県の方の手話の集いに行ってくることにいたしております。つい昨日[11日]は米子市でも、初めて手話の集いが開催をされました。鳥取県の取組みが県内でも浸透し始めて、さらに県外にもそうした動きが伝わってきているという実感でございます。また、里山資本主義をやっていこうではないか、特にその里山資本主義の舞台として著者藻谷浩介さんが注目しているのは中国山地一帯でございます。こうしたところで協働していろんなことを仕掛けていく必要があるんではないかということでありますが、日南町で[とっとり里山資本主義]フォーラムを開催することになりました。これは、岡山県の伊原木[隆太]知事も輪に入っていただき、私ももちろんまいります。また、地方創生担当大臣の石破[茂]大臣も来られる予定というふうに伺っておりまして、これからの中国地方の大きなテーマとして里山資本主義について大いにアピールし、また考えていく、そういう機会にできればいいなというふうに考えております。




12 ズワイガニ漁の解禁を受けて 

●知事

 また、ズワイガニの漁がいよいよ始まりました。これが鳥取県のこのシーズンの売りでございまして、どちらかというと冬場はお客さんが減り気味になりますけども、これでまた盛り返していくチャンスを掴みたいというところでございます。心配されていたのは漁の方でございますが、昨日[11日]までのこう状況では、メスの親ガニの方はまあまあ、そこそこでありますけども、オスの松葉ガニについては、大体3分の1ほど漁獲が減っている状況がございます。逆に単価が4割ほど高まっていまして、トントンというか、ちょっと売り上げ全体では若干減る、横ばいぐらいで止まっておりまして、そんなような状況で現在は推移をしています。このズワイガニ、松葉ガニあるいは親ガニも含めまして、この週末、県内各地でいろんなイベントが開催をされます。これは[鳥取市の]賀露のところでのかにフェスタがございますし、また、[岩美町の]田後港におきましては大漁感謝祭が行われます。また、大阪には、これは鳥取県から繰り出しまして、大阪の方でもカニの感謝祭のようなことをやろうではないかと、こんなようにこのシーズン、カニで売り込みを図っていければというふうに考えております。

 ぜひ、多くの皆さまに山陰の冬、これから冬に入ってまいりますが、山陰の晩秋から冬もお楽しみいただけるよう我々としてもキャラバンを張ってまいりたいと考えております。私の方からは以上です。


○共同通信 江森林太郎 記者

 それでは各社質問をお願いします。




13 鳥取空港の愛称化に関して 

○山陰中央新報 桝井映志 記者

 すみません。鳥取空港の名前のことでお訊ねです。鳥取砂丘コナン空港の愛称化に関して著作権者の何か了解がもらえそうな方向だというようなお話があったと思うんですけども、これは名称の使用料とか、そういうお金が発生する話になりそうでしょうか。


●知事

 これは、1つのルールとしてね、著作権というのがありますから、そのルールに従って交渉を進めていかなければなりません。ただ、米子鬼太郎空港もそうですけども、十分その経緯に配慮をして、そういう対応をしていただけているというふうに考えております。


○山陰中央新報 桝井映志 記者

 お金がいるということですね。


●知事

 ただ、それでその膨大な価格というわけではないです。さっき言った4,000、5,000万[円]っていうのはどちらかというと装飾経費だとか、そっちの方で、何て言いますか、著作権料の話ではありません。


○中国新聞 川崎崇史 記者

 それは本格的な準備というか、配慮のお話ですけれども、実際にその名称を変更するということになれば、知事としてはいつ頃の時期を目処もしくは目安にされているんでしょうか。


●知事

 ちょっとまだそこまでは、ちょっと分らないですけども、年度いっぱいか、早ければ今年度内だと思います。今のそこの時期と言いますか、設定も折衝の中に入っていますけども、ただその名前が変わるだけではいけませんので、それに伴った空港の仕立てもなければ、名前だけの空港になってしまいますから誘客だとか、空港の魅力につながりません。従いまして、片方で今日[12日]、[鳥取空港の利用を促進する]懇話会でどういう議論が出るか見ていかなきゃいけませんけども、片方で我々としても空港管理者として、その装飾でおもてなしをするとか、それからちょっとしたイベント的なことでおもてなしをするとか、そういうことも含めた環境を作って、それで晴れて解消ということになるんじゃないかなと思いますので、若干そこに手続き等が入ります。従いまして、ちょっとまだ見通せないですけど、早ければ年度内かなという感触を持っていますが。


○山陰中央新報 桝井映志 記者

 すいません。ちょっと重ねてなりますけど、その愛称を使うのにそんな何ぼか著作権利を払うにしても、当然それ以上の効果が見込まれるっていうふうに思っておられて取組んでおられるという理解でよろしいですか。


●知事

 そうですね。これは米子鬼太郎空港でもそうですけれども、空港の魅力増進のために米子鬼太郎空港のときも、そういうオブジェを作ったり、ターンテーブルのところに目玉おやじが回っていたり、そういうことで鬼太郎の空港だなという、言わば、わくわく感を作っているわけですね。ボーディングブリッジなんかも、米子鬼太郎空港らしい鬼太郎の装飾にして、これがグッドデザインであるということで賞をもらったりしておりますが、そういうことをやっていかないと、1つのこうシンボルはできてこないわけであります。その範囲内のことでありまして、初動経費的なところだというふうに思っております。


○日本経済新聞 舩越純一 記者

 今回に関して、4,000、5,000万かけてどのくらいお客さんが増えるか、合格ラインというんですかね、そういうものをお考えなっているところをお聞かせください。


●知事

 これからその5便化を定着をさせていく、そういう意味で、こういう空港の装飾が役に立てば、それはその空の道を確保していくその1つの材料になると思います。また、併せて、海外ですね、海外のお客さまが米子鬼太郎空港と「鳥取砂丘コナン空港」ということになれば、そういう特徴のある地域として認知されてくれば、これも誘客面でも面白い展開があるんではないかなというふうに期待をいたしております。


○日本海新聞 北尾雄一 記者

 装飾ということだったんですが、今、知事で想定されているのは、例えば、その空港の名称が変わるとなると、当然看板の付替えの費用も要りますし、さっきおっしゃった米子にあるようなそういうキャラクターのオブジェ的なものも考えておられるか、決まればですけども。


●知事

 ええ。ある程度、そこらを、[鳥取空港の利用を促進する]懇話会のちょっと意向も聞いてみなければいけませんが、ある程度はそういうようなことをセットにして、米子鬼太郎空港のときもオープンしました。それと同様なことを考えていくのかなと思いますし、今回は、国際会館と言われる言わば、第2ターミナルのところが利用されてない部分がありまして、そこを今回のこの改称とどういうふうに結びつけるのか、この辺もちょっと検討の対象かなと思っています。


○日本海新聞 北尾雄一 記者

 国際会館にもそういうオブジェなどを展開する可能性もあるということを視野に入れていると。


●知事

 そうですね。あるいは若干コナンを楽しめるような、そういう環境作り、そういうスペースも考えられると思います。そういうことをいろいろと積み上げていくと、米子鬼太郎空港のときの経験からだいたい4,000、5,000万[円]程度かなという感じです。


○NHK 植田治男 記者

 すいません、先程もちょっと触れられたんですけども、誘客にもつながるのではないかということなんですが、改めてこの名称について知事はどのようにお考えかお聞かせ願えますか。


●知事

 今回、青山[剛昌]先生のご発案で、非常に著作権関係者も非常に好意的に折衝に当たってくださいましたので、実現すればこれでいろんな世界中のかたの目線を鳥取に向ける材料になると期待をいたしております。これを、さらに誘客に結びつけていくためには、その他のプロモーションだとか、旅行商品の造成だとか、観光ルートの設定なども含めて、長い道程になると思いますが努力していく必要があると思いますが、新しい発展に向けたスタート台になればと期待しております。


○時事通信 平野実季 記者

 すみません、まだこれからの話かもしれないんですけども、その看板とかそういうキャラクターオブジェを作る以外に、例えばバスでコナンの方に行きやすいようにするとか、ツアーとか、そういうことも考えている。


●知事

 だから、そこの二次交通なども、確かに今後の課題になると思います。まずは空港を米子鬼太郎空港のような、少しこうアニメと、アニメテーストが入って、わくわくするような空港にすることから始めて、それを点から線へと結びつけて面へと広げていく努力が必要だと思います。


○日本海新聞 北尾雄一 記者

 この空港のことで、名称にコナンだけじゃなくて鳥取空港という愛称も入りますけども、入る可能性もありますけども、鳥取砂丘ですね、すみません。それで、その鳥取砂丘という言葉が入ることのインパクトも教えていただけますか。


●知事

 はい。やはり認知度としては、鳥取県は砂丘が一番強いです。その次が梨だと言われています。ですから、やはり鳥取の砂丘ということを前面に出せることも、分かりやすい観光アピールになるんじゃないかと期待しております。




14 フリーゲージトレイン導入による鉄道高速化調査について 

○日本経済新聞 舩越純一 記者

 すいません、ちょっと話が変わりますが、鉄道の高速化の件で、フリーゲージトレインに関してJR西日本とコンサル調査を行うという話でして、いわゆる智頭急行ラインですと電化をしなきゃいけないということで、以前の調査では論外というような感じで書かれていたものを読んだことがあるんですが、それも、今回はその電化等も含めての調査になるということなんでしょうか。


●知事

 それはフリーゲージトレインという前提でいけば電化という積算も不可避だろうと思います。その辺も含めて可能性調査を行おうということです。


○日本経済新聞 舩越純一 記者

 その以前やったものとは全く、じゃあ、異なる調査として行うという理解でいいんですか。


●知事

 そうですね、それと併せて、実は鳥取県内でも2つ議論があって、因美線あるいは山陰本線を伝ってこう西へ延びていくというルート設定とそれから伯備線からこう延びていくルート設定との議論がございます。こういうことを併せて調査を一括して、していこうということで、島根[県]、岡山[県]とも話し合いながら今回調査に入ったということでありまして、言わばその同じ目線でその2つを調査をするということになりますから、その辺の比較検討も今後可能になってくるんではないかなと思っております。


○日本海新聞 北尾雄一 記者

 調査後のデータをどう扱うかということですけども、その2つの議論が議会なんかでもありまして、それで島根県とか、岡山県との関係もあると思いますが、それで、知事はこれまで国が第一義的には、こういうことは線を引くべきだっていうことをおっしゃっているんですが、この比較検討したデータを持って国に何かをこう要望していくということになるのか、どうか。それとも県としてもう一本に絞りこんでいくということか、そのあたりのちょっと筋道というのをちょっと教えていただけないでしょうか。


●知事

 今回の経緯からいきますと、伯備線ルートを再調査すべきだという議論が、これは鳥取県のみならず、岡山県、島根県の関係者からも声が挙がっておりました。、それと併せてこの伯備線や智頭急行ルート、こちらの方をやるべきだという議論もございまして、それで我々の方で、言わば間を調整するようなかたちで、その2つ同時に調査をするということにいたしたところでございます。これはもう客観的なデータでありますから、これを今後県民の皆さん、あるいは島根県や岡山県、兵庫県なども含めた県域全体でどう考えるかっていうのはその後の議論になろうかと思います。可能性の調査として、これが的確だというものが1つに、その自ずから絞られれば、当然それでということになると思いますけども、そのデータの読み方とか、評価の仕方は、それぞれ考え方も分かれる可能性もあります。我々としてはまずは冷静に調査に臨むということで、これから粛々と進めていきたいと思っておりますし、その結果を見て私たちとしてどう判断すべきなのか、また議論もまたしていきたいと思っております。


○日本海新聞 北尾雄一 記者

 国土交通省も幹線鉄道の高速化ということでは調査に着手しているんですが、ただ具体的なものがちょっと見えてないんですが、そういったものとの関わりと、それから知事が嘗て山陰新幹線ということでフル規格も可能性の1つに挙げられたことがありますが、沿線の自治体なんかではまだそういうフル規格の東西のルートというのを提唱していらっしゃる市町村もありますが、それ、そのフル規格というのは知事としてはもう頭の中にはないということでしょうか。


●知事

 要は伯備線ルートでやられている議論と並べて因美線、智頭急行ルートをまた同じようなレベルで可能性調査してみるということでございます。もちろんその他の議論もあるかもしれませんが、我々としてはまず、こうした調査から初めて、現実的な可能性のあるそういう高速化の案につなげていきたいと思っています。正直申し上げて、国の方でも調査費がついていて、調査も始まってはいるんですけども、どうも山陰の場合は、じゃどこを本格的に調べるのかというのが不分明ではないかと言わんばかりの国の態度もございまして、我々としてもやはり我々の中で冷静に検討して見る、そういう時間も必要だと思います。その意味で、今年度から来年度にかけてこういう調査を改めてやってみようということにいたしました。




15 危険ドラッグ対策に係る連携の効果について 

○共同通信 江森林太郎 記者

 すいません。危険ドラッグの関係なんですけれども、鳥取のアイデアっていうのが県外で京都ですとか兵庫ですとかっていう同じようなアイデアをこう使っていて、波及効果って出てきていると思うんですけれども、その他に例えば県内でその効果として実感されたりとかすることがあれば教えていただけますか。


●知事

 これは報道機関の皆さまも、この点を報道していただいた結果だと思いますが、インターネットサイト等で鳥取はNG鳥取には売りませんよという、そういうサイトが現れてきていますので、そういう意味で効果を感じるところがあります。そういうふうに私どものところに、要は、ここはオフリミット[立入禁止区域]ですよというように11月17日以降しなければいけないわけでありますし、そのために我々も言わば徹底した態度で臨んでいくそれが重要じゃないかなと思っております。




16 企業誘致に関する県の考え方について 

○NHK 植田治男 記者

 企業誘致に関連してなんですけれども、今回も新たに1件誘致されるということで鳥取県の方、震災以降毎年2桁誘致されておられますが、進出した企業の中には進出したはいいけれども、やっぱり人材を確保するのがやっぱり難しいという声も挙がっている。そういう中でのべつ幕無しこう企業を呼んでくる時代ではないのかなとは思うんですけれども、県の企業誘致の方針というか、大方針みたいなところをちょっとお聞きかせ願えますでしょうか。


●知事

 これは別にものに書いたものはないですけども、正直有効求人倍率1倍を目指そうじゃないか、三洋[電機]で3,000人いた雇用者がドッとこう失われてしまったということもございまして、かなり前向きに誘致を仕掛けてまいりました。ここ最近は少しよく案件もみながら、その波及効果だとか、それから雇用の可能性だとか、さらに例えばまちづくりとつながってくるようなものがあるかとか、他の部品産業等への影響はどうかとか、そうしたことも見ながら今誘致案件をある程度、以前よりは厳格に見ているところがございます。また、ベンチャービジネスの誘致を止めたと言うことではありませんが、それについては、ベンチャーについては過去の事例も念頭において厳格な手続きを、言えば審査をして、審査と言います、第三者のフィルターを通して審査をして、それで継続的な経営が可能かどうか見極めた上で対処していくというように方針を新たにさせていただいたところでございます。事程左様に若干、中身については、以前よりは腰を落ち着けて見ているというような感じでございます。


○NHK 植田治男 記者

 その中でも何か特に重要視されておられる、企業誘致を呼び込む際に重要視されておられる点というのは何かあるんでしょうか。


●知事

 やはりそれは実際にビジネスモデルがしっかりしているかどうか、それで、ここで根を下ろして展開できるかどうかということがまずあると思います。それから県内の既存の産業とかとの親和性やその波及を、その辺も重視すべき対象ではないかなというふうに思っております。あと、雇用については今もおっしゃったように、企業によってはものすごく集まる、求人したらワッと集まるとこもあれば、なかなか難しいところもあります。その辺で要は地元の人がこういう企業がいいなあというふうに思ってくれるかどうかというのも1つのポイントかもしれないなと思っております。さわさりながらの確かに人材集めは難しいということですが、他の地域に比べるとそれでも県民性もあって、真面目で実直に取組んでくれるという評価もございまして、その辺の底堅さはたぶんあるから企業さんも進出を検討されるのではないかなと思っております。


○山陰中央新報 桝井映志 記者

 すいません、関連してナノオプトニクスエナジーのことでお訊ねですけども、補助金やらも返還をずっと催促してきておられると思うんですけども、それで、このまま例えば年度内に返ってこないというのは、ずっと返ってこないという状況が続いて、年度内になっても返ってこなかったということになると、確か今年の決算の未収金というようなことにもなってしまうんじゃないかなと思うんですけども、返してくださいという催促をする以上になんか新たなやり方っていうのをお考えになっておりますでしょうか。


●知事

 これはちょっと個別の企業のいろんな努力がありますので、それを我々としても見ながらということになろうかなと思います。企業側で、要はある程度こう収入を立てて、それで返済なりなんなりをしていく、そういうビジネスモデルを新たに作ろうとしていると思います。その状況を見ながら我々としても慎重に対応方針を決めていくということだと思います。


○山陰中央新報 桝井映志 記者

 今のところは今までの対応を続けていかれるというかたちになりますでしょうか。


●知事

 ちょっと今までの対応という意味がちょっと分かんないんですけど。


○山陰中央新報 桝井映志 記者

 すいません、返してくださいよという催促をする。


●知事

 ただ、それは単に催促をしているわけじゃなくて、返してくれるような事業をちゃんと作ってくださいよということを求めておるわけです。だから収入が立たなければ返しようがないですよね。ですから、収入をある程度立てられるそのビジネスモデルをしっかりとしてくれば、それで、そうすれば例えば年限がかかっても返せる目途が立つかもしれません。その辺をだからきちんとこう企業側の努力として当然ながら自ら営利企業でありますからやっているわけでありますが、それを我々としても督促をしたり、その状況を報告を受けたりして今、慎重に対応を見極めているところです。


○山陰中央新報 桝井映志 記者

 ちょっと聞き方が遠まわしで申し訳なかったですけど、いわゆる法的手段をとったりとか、そういうようなことは今のところはお考えになっていない。


●知事

 今はだからそういうことで、実際にそのビジネスモデルを新たに確立しようとしている段階だと思っております。その状況を見ながら慎重に対応するということです。


○共同通信 江森林太郎 記者

 各社質問いかがでしょうか。




17 年内の解散総選挙報道を受けて 

○日本海新聞 北尾雄一 記者

 安倍総理が年内の解散総選挙を検討しているという報道が昨日ぐらいからかなり出始めているんですが、これについての知事の受けとめ、ご感想をお聞かせいただけませんでしょうか。


●知事

 急に事態が展開をしてきて、政治が流動化しているのかなということで、正直虚をつかれたような感じがいたしております。ただ、これ解散するというそういう権限は日本国憲法に基づいて総理が1人で持っている権限でありますから、その行使について、よく体制を見極めてやっていただく必要があるんではないかなあと思いますし、国政のいたずらな停滞を招いたり、経済への悪影響等がないように、その辺は配慮していただきたいなという気持ちがあります。ただ、これ国政のそれも非常に中枢のお話でありますので、私として良いの、悪いのという立場ではないなというふうに思っております。ただ、片方で、昨日[11日]も全国知事会の山田[啓二 京都府知事]会長とも電話で相談をしたんですが、こういう報道も始まっていますので全国知事会としても仮に総選挙が行われるとした場合の対応方針を考える必要があるということで、内部での検討を始めており、ます。

 これまでの慣例からすると、各党に対して[全国]知事会の問題意識をお伝えをして、それについて公約等でどういうふうに盛り込んでいかれるのか、それを我々の方でも聞き取らせていただきまして、その公約が地方自治の前進、都道府県の行財政運営等に資するものかどうか、県民生活に資するものかどうかというところを我々なりにも評価をさせていただき、有権者の神聖な投票権行使の参考にしてもらおうと、そういう活動を慣例的にやってきておりまして、それを検討しなければいけないということで、山田[啓二 京都府知事]会長と昨日[11日]話をさせていただきました。私自身は政権公約評価の任にあたる特別委員会の委員長を知事会の中でやっておりますので、これから関係知事さんともよく相談をして、そういう仮に総選挙になるような場合の対応も考えていきたいと思います。


○日本海新聞 北尾雄一 記者

 交換、消費税増税の判断の是非等が争点になるんじゃないかということで言われていますが、知事として特別委員長という立場でもありますし、どういうことが争点になればいいと思いますか。


●知事

 1つは、これが国会で審議がどうなるのかなということで、ちょっと注目はしているんですが、地方創生の法案がどうなるかがあります。決して対立法案ではないはずだと思うんですが、こういう地方創生、すなわち今東京に一極集中しすぎていて、それを分散させようと、そのために地方も汗をかくし、国もそれを支えましょうという、私はこれ大義として成り立つんだと思うんですね。こうしたことをこれからどういうふうに実行していく考えがあるのか、この辺は[全国]知事会としても問うべき論点だろうと思います。また、地方分権これを進めていくことが地方創生と裏腹の関係で重要でありますが、そうした地方分権についての考え方、また最近交付税の総額をめぐりまして、別枠加算問題等、財務省が持ち出してきているさなかで選挙が行われるということになれば、そうした交付税総額の確保など地方税財源についてどういうスタンスで臨むのか、さらにアベノミクスが地方に届いていないとよく言われますが、こういう地方の経済、農[業]振興策、こうしたところにどう具体的な処方箋を打っていくのか。こういういくつか、我々は[全国]知事会としてこれまでも議論してきた論点があります。これらを各政党の方に我々としてもぶつけていくと、その考え方をお聞き取りをしていくということを緊急にしなければいけないのかなと思っています。


○日本海新聞 北尾雄一 記者

 やはり消費税の増税、再増税など争点が1つだけになるということはやはり避けた方がいいというようなお考えでしょうか。


●知事

 そういうふうにも多分ならないんじゃないかと思いますけどね、選挙が始まりますと。それはいろんな課題があると思います。例えば消費税を見送るかどうかということが1つの確かに争点かもしれませんけれども、それに伴った社会保障財源、併せて子ども子育て支援制度の導入なども控えているわけでありまして、そうした社会保障やあるいは制度の仕組みをどういうふうに考えていくのか、当然ながら連動した論点になってこざるを得ないと思いますし、それから先程申しましたようなこれからの課題としての地域振興、地方再生の地方創生の課題であるとか、さらにずっと先送り的に今、議論が少し中止気味になっているのが、安全保障のことだとか、これは我々地方自治体の問題ではないんで、我々が投げかけるべき課題ではないですけども、国民世論としてはその辺も争点になってき得るだろと思います。ですから、そういうシングルイシュー[論点が一つであること]の選挙には、むしろなりにくいんじゃないかなというふうに思っております。



18 鳥取空港の愛称化に向けた今後のスケジュールについて 

○日本海テレビ 高井和代 記者

 すいません、先程年度内という言葉が出ましたけども、来年度の方針についてというのは、だいたい、いつぐらいにこれができるんでしょうか、聞かせていただけるんでしょうか。


●知事

 年度内というのは。ごめんなさい。


○日本海テレビ 高井和代 記者

 空港の愛称。


●知事

 空港の愛称、はい。


○日本海テレビ 高井和代 記者

 先程年度、だけども。


●知事

 空港の愛称については、ちょっともう少し丁寧に申し上げますと、今日[12日]これから[鳥取]空港の利用[を]促進[する]懇話会が開催をされまして、そこが基本的な決定権を持っていると思います。それで我々は空港管理者でありますので、そちらの方からのお考えを改めて聞かせていただいて、空港の方の準備をしなきゃいけないですね。それでこの準備を整えながら、名称の変更の時期というものも関係者と相談しなければいけません。ですから、ある程度急いでやるとしても、早ければ年度内かなというようなことだろうと思います。それで著作権者側とは先程も申しましたように作者である青山剛昌先生の発案ということもあり、非常に好意的に進めていただいておりまして、その辺の障害はほぼ取れてきているのではないかなと思っておりますので、あとは地元としての体制作り、これとの兼ね合いなどで、あともちろん青山[剛昌]先生サイドのそういういろんな課題もありましょうから、そこのすり合わせを経ていくと、年度内ぐらいがいい線かなと思います。



19 来春の知事選について 

○日本海テレビ 高井和代 記者

 ちょっと質問の繰り返しですけれども、来年度の知事の方針、来年の4月には知事選が控えていますが、知事の方針というのはいつぐらいに意見が出るんでしょうか。知事の意見は。


●知事

 来年度の、すいません。


○日本海テレビ 高井和代 記者

 来年春の知事選についての意向というのは。


●知事

 そちらですか。それについては今いろんなかたのご意見も聞きながら自分なりに熟慮し、考えをまとめようとしております。それは誠実にまとめてまいりたいと思いますので、考えがまとまり次第皆さまにも申し上げなければならないと責任も感じております。先だっても農業関係者の方から平井の方にもう一度選挙をというお話がございましたし、町村長の方からもお話があったりしまして、そうした熱い思いをいただいて、非常に過分なお言葉と非常にありがたく受け止めております。ただ、まだ重要行事も残されていますし、自分なりの考えをまとめるために、なお、もうしばらく時間をいただいて考えをまとめていきたいと思います。それでそのあと、その後私なりの態度表明をさせていただいて、というスケジュールになろうかと思っております。


○山陰中央新報 太田満明 記者

 知事、なんか私なりの考えをまとめているという、公約をまとめていっておられるということですか。


●知事

 いや、だから再選するに向かうかどうかということでの話ですね。


○共同通信 江森林太郎 記者

 他、質問いかがでしょうか。では知事、ありがとうございました。


●知事

 どうもありがとうございました。



  

 ※広報課編集
  [ ]については、広報課で補足説明しています。