臨床判断能力を養うため、紙上事例から今後患者に起こりうることを予測し、患者の状態に合わせた日常生活援助についてグループで検討しました。教員が患者役を行い、状況によって変化する患者の状態を見極め、実施した援助をグループで振り返り学びを深めました。
鳥取砂丘コナン空港で行われた災害救護訓練に参加しました。要救護者の疑似体験を通し、災害救護訓練について学びました。
学生の声
・災害救護活動の場では、知識と予測する力が大切になる。知識と経験から正しく理解し、予測して優先順位を決めていかないといけないと思った。
・同じ職種でも所属する組織が違う中で、同じ方向を向いて活動するので、コミュニケーション能力や協調性などの技術が必要だと思った。
科目「地域・在宅看護援助論3」では、事例に合わせた援助をグループメンバーで考え、療養者役の学生に援助を実施します。自宅にある物を活用し、援助の道具として使用しています。ベッド上で行う洗髪では、蓋に複数の小さな穴をあけたペットボトルを準備し、お湯がシャワーのように出る工夫をしました。
科目「看護基本技術1」では、感染予防やボディメカニクスに関する知識を習得した後、実際に衛生的手洗いや体位変換、車いす移乗等の演習を行います。写真は、感染予防の技術演習の一場面です。手術や医療処置のときに使用する滅菌手袋の着け方、滅菌した医療器械を無菌操作で取り扱う練習をしています。
科目「小児看護学概論」では、子どもの特徴や成長発達を理解し、保健医療の動向を総合的に学習していきます。学習のまとめとして、子どもと家族を取り巻く社会について、法律や施策、理論の視点からグループ発表をします。
科目「情報科学」では、将来看護師として必要となる問題解決ツールにICTを活用するための、基礎的な技能を学びます。また、情報を安全に扱っていくための視点も養っていきます。インターネットの活用について個人レポートを作成したり、アンケート結果をグラフや表にまとめてグループ発表をします。
科目「日常生活の援助技術1」で学んだ食事介助の援助技術を、学生同士でペアになり演習します。今回は、両眼に視力障害のある骨折患者という設定です。看護師役、患者役の両方を経験し、自己の振り返りを行うことで、看護の知識を深めていきます。