第10回「鳥取は全国有数の遺跡王国!?」

遺跡の数など みなさんは身近な場所に多くの“遺跡”があるのをご存知でしょうか。妻木晩田遺跡、青谷上寺地遺跡などはご存知の方も多いと思います。
 あまり知られていないのですが、実は鳥取県は全国で5番目に遺跡の数が多い県なのです。全国でも指折りの小さい県土の中に1万8千箇所にも及ぶ遺跡が埋蔵されており、県土に占める平均の遺跡密度では、千葉県(1平方キロメートルあたり5.4箇所)に次いで全国2位(1平方キロメートルあたり5.2箇所)、古墳の数も、全国2位なのです!
 鳥取平野・湖山池周辺、倉吉平野・東郷池周辺、米子平野・淀江平野周辺など、遺跡の集中地域では、全国的にも貴重な遺跡が多く発見されています。
 これらの遺跡は、古墳や城跡など一部を除くと、その多くは地面の下に埋もれており、発掘調査の時だけ地上に姿を現します。地味な存在ですが、生の歴史を伝える証人でもあるのです。
 現在、県土を東西に貫く山陰道の整備が急ピッチで進められています。県東部の鳥取西道路(青谷~鳥取)の予定地内では多くの遺跡が見つかり、発掘調査を行っています。そのうち全国一の遺跡数を誇る県になるかも知れませんね!
  

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