1.概況
平成25年10月の鳥取県鉱工業指数(平成17年=100、季節調整済)によると、生産指数は61.2で前月比6.1%の低下、出荷指数は61.6で前月比11.7%の低下、在庫指数は81.8で前月比12.7%の低下となった。
内訳については、生産では、電気機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業、一般機械工業などが低下し、金属製品工業、鉄鋼業、繊維工業などが上昇した。
出荷は、電子部品・デバイス工業、パルプ・紙・紙加工品工業、電気機械工業などが低下し、金属製品工業、繊維工業、鉄鋼業などが上昇した。
在庫は、食料品・たばこ工業、電気機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業などが低下し、プラスチック製品工業、金属製品工業、木材・木製品工業などが上昇した。
2.業種別生産動向
主要4業種別生産動向をみると、食料品・たばこ工業では、その他の食料品などが低下し、前月比1.7%の低下となった。
電子部品・デバイス工業では、液晶素子などが低下し、前月比2.8%の低下となった。 電気機械工業では、民生用電気機械器具、内燃機関電装品などが低下し、前月比16.7%の低下となった。
一般機械工業では、その他の一般機械、金型などが低下し、前月比21.1%の低下となった。
3.最近の動向
季節調整済指数では、前月比で生産は2か月連続で、出荷は4か月ぶりに、在庫は2か月ぶりに低下した。
原指数では、前年同月比で生産は2か月連続で、出荷は4か月ぶりに、在庫は19か月ぶりに低下した。
鉱工業指数(平成17年=100)
|
季節調整済指数 |
対前月比 |
原指数 |
対前年同月比 |
61.2 |
-6.1% |
69.5 |
-9.3% |
95.2 |
-1.7% |
98.2 |
-7.7% |
63.2 |
-2.8% |
68.4 |
6.4% |
42.0 |
-16.7% |
54.9 |
0.0% |
59.5 |
-21.1% |
69.6 |
5.0% |
61.6 |
-11.7% |
66.4 |
-9.9% |
81.8 |
-12.7% |
87.4 |
-2.8% |