1.概況
平成25年7月の鳥取県鉱工業指数(平成17年=100、季節調整済)によると、生産指数は65.2で前月比4.2%の上昇、出荷指数は66.1で前月比10.7%の上昇、在庫指数は95.6で4.5%の上昇となった。
内訳については、生産では、電子部品・デバイス工業、一般機械工業、輸送機械工業などが上昇し、電気機械工業、窯業・土石製品工業が低下した。
出荷は、電子部品・デバイス工業、一般機械工業、金属製品工業などが上昇し、木材・木製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業、窯業・土石製品工業が低下した。
在庫は、電気機械工業、電子部品・デバイス工業、食料品・たばこ工業などが上昇し、木材・木製品工業、金属製品工業、鉄鋼業などが低下した。
2.業種別生産動向
主要4業種別生産動向をみると、食料品・たばこ工業では、健康食品、冷凍水産食品、肉製品などが上昇し、前月比0.2%の上昇となった。
電子部品・デバイス工業では、液晶素子、その他の電子部品などが上昇し、前月比20.9%の上昇となった。
電気機械工業では、民生用電気機械器具などが低下し、前月比3.3%の低下となった。
一般機械工業では、その他の一般機械、金型、金属工作機械などが上昇し、前月比20.3%の上昇となった。
3.最近の動向
季節調整済指数では、前月比で生産、出荷、在庫は2か月ぶりに上昇した。
原指数では、前年同月比で、生産は18か月ぶりに、出荷は17か月ぶりに、在庫は16か月連続で上昇した。
鉱工業指数(平成17年=100)
|
季節調整済指数 |
対前月比 |
原指数 |
対前年同月比 |
65.2 |
4.2% |
70.7 |
0.7% |
97.0 |
0.2% |
102.6 |
8.1% |
70.0 |
20.9% |
73.7 |
24.1% |
56.0 |
▲3.3% |
52.9 |
▲7.4% |
72.2 |
20.3% |
78.2 |
20.3% |
66.1 |
10.7% |
71.2 |
5.6% |
95.6 |
4.5% |
96.4 |
2.1% |