日野郡の農業の担い手は過疎化・高齢化で加速度的に減少しており、新たな担い手としての新規就農者・親元就農者（家族農業経営の後継者）の育成確保は地域の最重要課題となっています。
　日南町では、近年、一般財団法人日南町産業振興センター（以下、「産業振興センター」）の農業研修生が、１～2年の研修を修了し就農しています。普及所では、就農者の経営の早期安定を目指し、栽培・経営指導や、研修体制そのものを改善するための助言などを行っています。
日野町、江府町では、新規就農者は少ないですが、親元就農者等が、地域に根付いた担い手となるように支援しています。