2015年5月15日

2015年5月15日 沖底(田後、網代@境港市場)

今朝の県営境港市場への沖底の入荷は、田後船が1隻、網代船が1隻でした。
田後船は山口県見島沖、網代船は隠岐周辺での操業のようでした。

共に主な漁獲物はハタハタ、ソウハチで、田後船ではマダラ、ニギス、網代船ではアカムツ(のどぐろ)、クロザコエビ(もさえび)と浅場での漁獲物が目を引きました。5月13日の賀露船と同様にバラエティに富んだ魚種の水揚げでした。

【共通】
ハタハタは、田後は大、中、小銘柄と木箱、網代は1番~4番規格と木箱で出荷されており、中~小サイズが漁獲の中心でした。
ハタハタ ソウハチ(えてがれい)
アカガレイ ヒレグロ()
ミズダコ(活) ミズダコ
ボウズイカ 
エゾボラモドキ(赤バイ) エッチュウバイ(白バイ)

【田後】
目を引いた魚たち
先月は多く漁獲されていたマダラは今回は少なかったです。
ホッコクアカエビもなく、かわりにニギスがそこそこ水揚げされていました。

マダラ ニギス
ユメカサゴと一緒にタヌキメバルが出荷されていました。
ユメカサゴ タヌキメバル
さらに珍しいところでは、アラ(いかけ)、アマダイ。
まだ食べたことがないですが、アラは大変おいしい魚みたいです。
アラ(いかけ) アマダイ

【網代】
目にも鮮やかなアカムツ(のどぐろ)と活クロザコエビ(もさえび)。
見るからに高そうです。
アカムツ(のどぐろ) クロザコエビ(もさえび)
水深100メートルより浅海域の魚も揚がっていました。
スルメイカ ケンサキイカ
キダイ マトウダイ
ヒラメ ヤナギムシガレイ(ささがれい)

【おまけ】
境港サーモン(養殖ギンザケ)が上場されていました。
前職の影響で思わず島根県の小型底びき網のヒラメを測ってしまいました。
放流ヒラメは、92尾中7尾(混獲率7.6%)
境港サーモン(養殖ギンザケ) ヒラメ

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