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書籍等の貸出

高次脳機能障がいの関係書籍等について

鳥取県高次脳機能障がい支援拠点機関にあります高次脳機能障がいの関係書籍等について貸し出しをします。(無料)
貸し出しを希望される方は、支援拠点機関までご連絡ください。

貸し出しの窓口

住所

 倉吉市瀬崎町2714-1
 鳥取県高次脳機能障がい支援拠点機関
   医療法人十字会野島病院高次脳機能センター

貸し出し方法

 次のいずれかの方法で、ご連絡ください。
 送料、貸出期間等、詳細については個々に相談させていただきます。
 ○電話                0858-27-0205
 ○ファクシミリ   0858-23-7122
 ○メールアドレス      mochiduki_k@nojima-hospital.or.jp
  

相談技術 

番号

題名

著者名

出版社

内容

2 解決思考ケースワーク ダナ・N・クリスチャンセン 金剛出版 クライエントとの面接技法、他職種との協働などケースマネジメントを進める上で参考となるもの。

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体験記 

番号

題名

著者名

出版社

内容

3 奇跡の脳 ジル・ボルト・テイラー 新潮社 激しい脳出血から完全に立ち直った神経解剖学者による記録。
10 高次脳機能障害とともに NPO法人日本脳外傷友の会 せせらぎ出版 高次脳機能障害と向き合ってきた当事者・家族・医師・支援者らがこの10年を振り返り、さらに将来に向けての課題について考えます。
24 壊れた脳、生存する知 山田規畝子 角川ソフィア 三度の脳出血、その後の後遺症と闘う医師の生き方。
25 失語症者、言語聴覚士になる 平澤哲哉 雲母書房 実体験から失語症を啓蒙したもの
27 純粋失読 土本亜理子 三輪書店 高次脳機能障害者とその家族がどのように障害を理解し、生活の中に織り込んでいっているのかその過程を克明に記録した本
34 それでも脳は学習する 山田規畝子 講談社 高次脳機能障害についての解説が患者と医師の両方の立場から書かれた本
49 高次脳機能障害者の世界 山田規畝子 協同医書出版社 高次脳機能障害をもって生きる筆者が、日々の暮らしやリハビリ、また自分の願いについて綴る。
66 日々コウジ中 柴本礼 株式会社主婦の友社 障害を抱えた夫とリハビリを全力で支える家族との奮闘の日々が赤裸々に、そしてちょっぴりユーモラスに描かれています。
67 続・日々コウジ中 柴本礼 株式会社主婦の友社 日々コウジ中。続編。
95 トラウマディックブレイン 橘とも子 株式会社SCICUS 16歳の少女は、突然の事故で様々なものを失いました。身体の機能、自分のそして家族の時間。少女の希望に満ちた高校生活は一変しました。これは少女が高次脳機能障害と身体障害に向き合いながら成長し、努力の末に医師になり、結婚・出産・育児も経験した物語。本人自身が克明につづった貴重な記録です。
96 「話せない」と言えるまで 関啓子 医学書院 失語症など高次脳機能障害の専門家である著者が、心原性脳梗塞で倒れてから回復に向かうまでの自らの体験を、主治医、門下のスタッフらの協力のもと纏めたものである。発症当時から急性期病院での治療・経過、退院後の生活などが時系列でまとめられている。専門家ならではの、その知識に裏打ちされた当事者体験による科学的な分析を交えた筆致が注目される一冊。
98 記憶障害の花嫁 北海道放送情報部取材班 小学館 2014年公開された映画「抱きしめたい」の原作。高校時代に生死をさまよう交通事故に遭い、左半身の麻痺と高次脳機能障がいの後遺症を負いながらも懸命に自分の夢に向かい、生きた女性の姿を数年間に渡り取材したノンフィクション作品。映画では北川景子さんが演じた小柳つかささんの生涯。

99

障害役者 柳浩太郎 ワニブックス ミュージカルの主役として高校生にして芸能界デビューを果たした著者であったが、交通事故に遭い、死をも覚悟しなければならない重症を負う。一命を取り留めた著者には右半身麻痺、声帯の損傷、高次脳機能障がいの後遺症。それでも走れなくても、せりふを忘れても、もう一度舞台へ、という強い思いからリハビリに励み再び芸能界へ復帰。著者の半生と復帰までの道のり、そしてこれからを記した自伝。
 

184

New

 

「脳コワさん」支援ガイド

 鈴木 大介 (著)  

医学書院

会話がうまくできない、雑踏が歩けない、突然キレる、すぐに疲れる……。病名や受傷経緯は違っていても、結局みんな「脳の情報処理」で苦しんでいる。高次脳機能障害の人も、発達障害の人も、認知症の人も、うつの人も、脳が「楽」になれば見えている世界が変わる。それが最高の治療であり、ケアであり、リハビリだ。疾患ごとの〈違い〉に着目する医学+〈同じ〉困りごとに着目する当事者学=「楽になる」を支える超実践的ガイド!

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用語

番号

題名

著者名

出版社

内容

50 高次脳機能障害の症候辞典 河村満ほか 医歯薬出版株式会社

医療関係者、特に高次脳機能障害の患者に携わる神経内科医とリハビリテーション分野の専門家に向けて、高次脳機能障害の症候のなかでも必須の用語を選出し、分かりやすく解説する。

164

やさしい高次脳機能障害用語事典   種村純、白山靖彦、種村留美、船山道隆、前島伸一郎(編集) ぱーそん書房   高次脳機能障害にかかわる医師や看護師、リハビリテーション関係職、福祉・介護分野の各職種等に必要な医学用語、また、支援にかかわる関連用語も含め、1,800余語を採録。
高次脳機能障害にかかわるあらゆる知識をわかりやすく提供する、類書なき事典。

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リハビリ<A name"rihabiri"> </A>

番号

題名

著者名

出版社

内容

6 高次脳機能障害がわかる本 橋本圭司 法研 高次脳機能障害を抱えて悩んでいる当事者、家族、医療、福祉従事者や地域のケアスタッフの実践的手引き
7 高次脳機能障害精神医学・心理学的対応ポケットマニュアル 先崎章 医歯薬出版株式会社 関連スタッフに向けて、高次脳機能障害の診断・治療・社会復帰への支援を行ってきた筆者が、その臨床経験をもとに精神医学・心理学的アプローチを切り口としてまとめたものである。多彩な症例を取り入れ、具体的に展開している。
9 高次脳機能障害と家族のケア 渡邊修 講談社 ご家族の悩みや苦しみを共有しながら、リハビリテーションはいかにあるべきか。
12 高次脳機能障害のグループ訓練 中島恵子 三輪書店 高次脳機能障害者を対象としたグループ訓練による治療実践報告集
13 高次脳機能障害のリハビリテーション 江藤文夫ほか 医歯薬出版株式会社 リハビリテーションアプローチの実際について主要症状への基本デザインと具体的な症例報告 
14 高次脳機能障害のリハビリテーション社会復帰支援 本田哲三 真興交易株式会社医書出版部  リハビリテーション医療の現場から高次脳機能障害者の暮らしに焦点を当て、訓練場面、家庭でできるアプローチ(機能回復訓練)を平易に述べた。
15 高次脳機能障害のリハビリテーション実践的アプローチ 本田哲三 医学書院  普段生活の場で接している家族の方に向けて必要な援助訓練・復職への対応について提示。 
16 高次脳機能障害のリハビリテーション実践的アプローチ第2版  本田哲三  医学書院 高次脳機能障害の全てが分かる「実践的」テキスト。待望の改訂版。 
17 高次脳機能障害マエストロシリーズ1基礎知識のエッセンス 山鳥重ほか 医歯薬出版株式会社 リハビリテーションスタッフ待望の新臨床シリーズ。シリーズ1は臨床に必要な知識の「エッセンス」をまとめた必携書。
18 高次脳機能障害マエストロシリーズ2画像の見かた・使い方 三村將ほか 医歯薬出版株式会社 高次脳機能障害の正しい理解と、臨床での実践を目指す入門シリーズ。シリーズ2では、画像の見かたについて事例の提示を主体に解説する。画像の読解に必要な基礎知識、基本的な画像の見かた、画像の使い方の概説も収録。
19 高次脳機能障害マエストロシリーズ3リハビリテーション評価 鈴木孝治ほか 医歯薬出版株式会社  高次脳機能障害の正しい理解と、臨床での実践を目指す入門シリーズ。シリーズ3では、高次脳機能障害の評価について、臨床での経験が豊富なリハビリテーションスタッフを中心とした執筆陣が、症例を豊富に用いて解説する。
20 高次脳機能障害マエストロシリーズ4リハビリテーション介入 鈴木孝治ほか  医歯薬出版株式会社  高次脳機能障害の正しい理解と、臨床での実践を目指す入門シリーズ。シリーズ4では、高次脳機能障害に対するリハビリテーションの現状、現時点で示しうる訓練法のモデルとその理論について、症例の呈示を主体に解説する。
21 高次脳機能を鍛える 橋本圭司 全日本病院出版会 筆者の臨床経験などから、我が国において実践可能なあらゆる高次脳機能障害治療支援の実際を記したもの
26 社会生活力 プログラム・マニュアル  奥野英子 中央法規 障害のある人が自立し豊かな地域生活を送る力(=社会生活力)を高めるためのトータルプログラム
36 認知機能回復のための訓練指導マニュアル 名古屋市総合リハビリテーションセンター メディカ出版 認知訓練の考え方、効果、課題のマニュアル、実施方法を掲載。
38 脳外傷者の社会生活を支援するリハビリテーション 阿部順子 中央法規 脳外傷後の記憶力障害、易怒性等の症状を有する障害者にどのように対処すべきか、医学的にその病態をどのように解明し治療に結びつけたらいいのか、そして障害認定の新しい基準としてどのようなアプローチを試みたらいいのかなど、多くの問題を提起しています。
44 やってみようこんな工夫 高次脳機能障害研究会 エンパワメント研究所 交通事故の脳外傷や脳梗塞などの病気の後遺症による高次脳機能障害を持つ人が、家から施設に通所する生活を想定し、困りそうな状況を5つに分類。状況と原因を概説し、具体的事例によって援助方法を紹介する。
46 よくわかる失語症セラピーと認知リハビリテーション 鹿島晴雄ほか 永井書店 失語症と高次脳機能障害のリハビリテーションに関する基礎概念、症候、分野別のリハビリテーション各論、社会的支援に関して、我が国における今日の水準を示す包括的なテキスト。
52 高次脳機能リハビリテーション看護 橋本圭司 関西看護出版 介入や治療の方向性が正しければ、高次脳機能障害は一定の回復を見せる。高次脳機能障害の定義から、看護の実際、日常生活における症状と対応の基本までを紹介。臨床における貴重かつ具体的な指針を提示する。
53 生活を支える高次脳機能リハビリテーション看護 橋本圭司 三輪書店 障害の評価や検査値にこだわっていませんか?対応が変われば、検査値が変わらなくても、必ず良くなる高次脳機能障害。その向き合い方、診断と対応法、検査、リハビリテーションなど、生活支援のためにできることを解説する。
57 一人でもできるリハビリテーション  橋本圭司 法研 脳血管障害や事故などで脳損傷を受け得た患者さんや、それらの後遺症として高次脳機能障害のある患者さんのうち、病院を退院して自宅(療養)となった方々を主な対象としたガイドブック
61 「高次脳機能障害のリハビリテーション」DVD1巻 高次脳機能障害とは何か   NHK 「高次脳機能障害」の行政的な定義、原因、症状、判断基準、リハビリテーションについて解説します。
62 「高次脳機能障害のリハビリテーション」DVD1巻 高次脳機能障害を生きる    NHK 「高次脳機能障害」受傷後5年間の経験を、本人、家族、関係者の証言でたどります。
63 「高次脳機能障害のリハビリテーション」DVD1巻 就労支援の現場から   NHK 交通事故から1年7ヶ月をかけて職場復帰をした人のリハビリテーションの経過を見ていきます。
64 精神医学・心理学的対応リハビリテーション 先崎章 医歯薬出版株式会社 リハビリテーションスタッフが患者・障害者と向き合うとき、より適切な実践ができるよう、精神医学・心理学的な側面からアプローチの実際を紹介する。
68 高次脳機能障害のための認知リハビリテーション Mckay Moore Sohlberg 協同医書出版 注意・記憶・遂行機能、アウェアネスやコミュニケーションに問題のある人に対する評価・管理・介入、そして支援への具体的な指針
69 高次脳機能障害その評価とリハビリテーション 武田克彦 長岡正範 中外医学社 局在症状の理解、評価方法、その治療法を具体的に記述。何よりも、障害を負った患者が示すであろう心理学的アプローチが述べられている。
71 MEDICL REHABIRITATION No.138(リハビリテーションの効果を上げる認知行動療法) 中島恵子 全日本病院出版会 身体リハの対象となる症例への活用法について、心理士、医師、看護師、作業療法士の執筆により具体的に分かりやすく論述。リハビリテーション医療現場スタッフの臨床に役立つことを願うもの。
74 みんなでわかる高次脳機能障害生活を立て直す脳のリハビリ 中島恵子 保育社 高次脳機能障害の中でも最も多い「注意障害」の機能回復・改善を目的とした患者自身のための本です。
87 高次脳機能障害のリハビリがわかる本 橋本圭司 講談社 障害をおったあと、リハビリを受けることができず、症状に悩んでいる人に向けて、自宅ですぐにはじめられるリハビリを10種類紹介する。また、リハビリと並行する薬物療法の注意点、治療中に利用できる社会福祉制度についても解説する。
88 急性期から取り組む高次脳機能障害リハビリテーション 河村満 メディカ出版 日常生活援助に焦点を当て、1章では高次脳機能障害の各障害の症状、検査、主な疾患を、2章では各障害のリハビリテーションを解説します。
91 なるほど高次脳機能障害 誰にでもおきる見えない障害 橋本圭司 クリエイツかもがわ 高次脳機能障害の理解に始まり、発症から診断、退院、リハビリテーション、社会参加まで、その人の人生にかかわる全体のことを網羅し、多くの事例を紹介、解説しています。
92 遊びリテーションのプロになる-高次脳機能障害編 大塚裕一
宮本恵美
医学と看護社株式会社 自発的な動きを引き出し、楽しく体を動かすことでリハビリ効果を得ようとする遊びリテーション。高次脳機能障害者を対象にした遊びリテーションのゲーム課題と、高次脳機能障害に関する基礎知識を分かりやすく解説する。
 104 高次脳機能障害者の自動車運転再開とリハビリテーション1
蜂須賀研二 編著
金芳堂
自動車運転免許制度、健常者の自動車運転と事故発生、高次脳機能障がい者(てんかん患者や認知症患者)の自動車運転と社会参加の状況を報告。さらに高次脳機能障がい者の自動車運転再開に関してリハビリテーション病院の具体的な取り組みや海外論文、簡易自動車運転シミュレーター等を紹介している。
 105
高次脳機能障害者の自動車運転再開とリハビリテーション2
蜂須賀研二 編著
金芳堂
大きく3部に分け、1部では基礎知識として外傷性脳損傷、高次脳機能障がい、神経心理学的検査、就労と社会参加、支援体制を取り上げ、2部では自動車教習所や医療機関の自動車運転に果たす役割と連携について、現場の取り組みをそえぞれ述べた。3部では、研究班の立場からSiDS(簡易自動車運転シミュレーター)の使用方法、自動車運転再開の指針と判断基準案を解説している。
 109
失語症のメカニズムと訓練法
小嶋知幸
 新興医学出版社 失語症者の人格、心理、職業、家族、趣味などを見据えた臨床のあり方など説明事項を可能な限り具体的に記載した失語症の言語機能訓練に関する包括的な手引き。
 110
失語症の方のための言語訓練帳
山本弘子
NPO法人全国失語症友の会連合会
失語症の方が「書くこと」、「読むこと」を毎日続けることによって、表現する力を取り戻すお手伝いをするための本。自分のペースでステップアップしながらトレーニング。
 112
絵でわかる失語症の症状と訓練
大塚裕一
医学と看護社
内容の殆どが絵で表現されており、一目で失語症学のイメージができる。非常に分かり易く書かれた失語症学の入口となる書籍。
 115
教材による認知リハビリテーション
種村純
椿原彰夫
永井書店
高次脳機能障がいに対する認知リハビリテーションについて、障がい別に症状の評価方法と訓練用教材を紹介している。記憶・注意・遂行機能・社会的行動・コミュニケーション障がいを取り上げ、障がいの性質を解説している。
 117
認知リハビリテーション実践ガイド
村松太郎
医学書院
症例ごとに、個別に行われることが多かった認知症リハビリテーションのアプローチを体系的にまとめたガイドブック。
 130
脳卒中機能評価・予後予測マニュアル
道免和久
医学書院
リハビリに携わる医師や療法士に向けて予後予測のために必要な機能評価法について解説し、より実践的な予後予測が可能となるよう、従来~最新の予後予測法を幅広く取り上げる。代表的な症例を通して具体的な臨床応用の実例を紹介。
 132
高次脳機能障害者の自動車運転再開とリハビリテーション3
蜂須賀研二 編著
金芳堂
1高齢者や脳障害者の移動手段、2自動車運転再開への取り組み、3評価・検査・訓練、4研究会報告、5補足の5部構成となっている。「高次脳機能障害者のリハビリテーションと運転再開に関する研究班」からは運転再開に関する他施設との共同研究の中間報告、補足では、2015年度のSiDSの改良点と本研究会の演題一覧を掲載している。
 134
認知症の正しい理解と包括的医療・ケアのポイント
山口晴保 編著
協同医書出版社
認知症の病態や症状をよく理解し、高齢者の抱える心の問題を共有し、地域包括ケアの時代に即した多職種による包括的医療・リハ・ケアを提供するための具体的方法を示している。医学的な知識からリハ・ケア、食生活まで包括的な取り組みを全て紹介しておりこの1冊で認知症の全体像を捉えることができる。
 135
ぜんぶわかる認知症の事典
河野和彦
成美堂出版
症状・検査・診断から最新治療までを網羅した精密なイラストと詳しい解説の1冊。
 136
高次脳機能障害 その評価とリハビリテーション
武田克彦
長岡正範
中外医学社
高次脳機能障がいにおけるリハビリテーションの具体的な技術や方法を読みやすくコンパクトにまとめた日常的に活用できる1冊。
 138
国立障害者リハビリテーションセンター社会復帰を目指す高次脳機能障害リハビリテーション
飛松好子
浦上裕子
南江堂
H13年度から16年度まで国立障害者リハビリテーションセンターを中心に全国13施設で実施したモデル事業の成果を基盤に高次脳機能障がいの医学的専門知識、障がいの評価とアプローチ、職種別の役割、社会生活を支援する制度やサービスなどを臨床的観点から平易に解説している。
 139
事例カンファレンスで学ぶ高次脳機能障害リハビリテーション
清水一監修
川原薫編著
三輪書店
広島県立障害者リハビリテーションセンターで開催の高次脳機能障がいの症例検討から14例を紹介。近接の様々な職種が参加して行われる多面的なディスカッションを対話形式で再現している。急性期の病院を退院した患者さんやその御家族がその後、何に苦労してどう生き抜いていかれるのか、長期介入の経過はどうなのか、どのように支援の方向性を見つければ良いのか、よりよい支援を考える人の1冊。
 140
MEDICAL REHABILITATION No.184 症候性てんかんと自動車運転
 豊倉譲
渡辺雅子
全日本病院出版社
症候性てんかんの基本的事項の整理から、現行の諸問題の理解、対応(自動車運転に関する制度や運用基準の確認、薬物服用と自動車運転に対する考え方)などをまとめている。
 141
MEDICAL REHABILITATION No.192 回復期における高次脳機能障害アプローチ―病態評価に基づく対応―
宮井一郎
全日本病院出版会
回復期リハビリテーション病棟で遭遇する高次脳機能障がいについて、対応と評価、介入の考え方などを紹介、様々な症状へのアプローチも図表を用いて分かり易く解説している。
 146
脳卒中・脳外傷者のための自動車運転
林桊史
米本恭三
三輪書店
臨床医に求められる自動車運転再開許可判断に関わる全ての情報・知識を網羅している。自動車運転の許可判断において確認すべきポイントと判断の決め手、具体的な診断書の書き方を掲載。ドライブシミュレーターによる運転評価に加え実車による評価と訓練、地域の取り組みとして福岡県・千葉県の各施設における取り組みを紹介。
 147
 認知症ぜんぶ図解 三宅貴夫
MCメディカ出版
認知症に関する「知りたいこと」、「わからないこと」、「最新情報」をカラー図表やイラストであますところなく解説した1冊。
 148
そうだったんだ!認知症
小林朝生
文光堂
認知症に気付くためのポイントをやさしい文章とイラストで解説。せん妄・うつ病・その他疾患との鑑別ポイント、適切な治療・ケアの技法に加え、現場で役立つ上手な環境調整や退院後のフォローの方法をレクチャーする。
 159
               
 失語症の症状とアプローチ  森田秋子著・春原則子著  三輪書店  失語症の症状がわかる、経過がみえる! 動画と音声で臨床の疑問解決に役立つ1冊。
失語症臨床で苦手と思われがちな点を言語機能に焦点をあて、臨床現場で役に立つ知識にしぼってできるだけわかりやすく解説。文章だけでなく実際の動画と音声を視聴できるため、リハビリテーションのヒントが満載。失語症の症状を実際に紹介した動画は貴重なため、患者さんと接したことのない学生~中堅セラピストの学び・教育にも適した1冊。
症状やリハビリテーション別に37本の動画と音声を収録し患者さんの動画と音声をもとに、判断がむずかしい失語症の症状をわかりやすく解説している。失語症状の経過(発症5年と10年後の発話、発症2カ月と2年後の発話など)を動画と音声で紹介。
患者さんとの会話、呼称と復唱、発語失行・音韻・構文のリハビリテーション、情景画の説明などのリハビリテーション場面が動画と音声で視聴可能。
 161 
              
 脳卒中後の自動車運転の手引き  武原格(編集)
一杉正仁(編集)
渡邉修
(編集)
 医歯薬出版  運転再開支援にあたってポイントとなる内容をわかりやすくコンパクトにまとめた一冊。
運転再開支援の際に知っておくべき13項目に加え,役立つ知識が満載のコラムも充実しており,この一冊で本領域に関する理解が深まる。
2017年10月25日第1版発行。

166 

高次脳機能障害を解きほぐす臨床推論と理学療法介入 

渡辺学 

メジカルビュー社 

高次脳機能障害は症状・背景ともに数多くの要素が絡み合っているため,リハビリテーション医療のなかでも特に難解とされている。本書は高次脳機能障害の理学療法場面において,多彩な症状をどう評価すればよいのか,どのように介入すればよいのかを整理し簡潔に示している。

「リーチがずれる」「左側に気づかない」など臨床症状に基づく構成とし,それぞれ関連する高次脳機能障害を挙げて,鑑別方法,理学療法評価,治療介入を示している。特に治療介入については「文献的エビデンス」で科学的根拠を充実させている。また,認知機能よりもさらに低次レベルからの介入として「視機能からの介入」も記述している。 

169 

臨床医のための疾病と自動車運転

 

一杉正仁、武原格(著、編集)  三輪書店  201461日、2017312日施行の改正道路交通法により、医師が自動車運転に関する診断書を記載する機会が増加している。本書は臨床医に向けて、日常診療に必要なさまざまな疾患と自動車運転について、総論では疾患管理の重要性や診断書記載、また免許制度についてまとめ、各論では(1)疾病の基礎知識、(2)疾病のリスクと運転との関連性や運転の可否について、(3)患者さんへの対応を中心に必要事項に絞りわかりやすくまとめられている。 

172 

Modern Physician2017年 vol.37 No.2 自動車運転を考える

 

 

 
堀川悦夫(企画編集)  新興医学出版社  昨今、疾患や加齢などによる自動車事故が問題となっている。医療者は、患者の運転可否評価だけではなく、法的責任や現行の制度についても知る必要がある。本特集では、自動車運転に影響を及ぼす各種疾患や薬物、高齢者の自動車運転について、対応法を含め解説している。医学や司法の課題、自動運転技術の開発、海外の動向など、さまざまな視点から自動車運転の問題を考える。 
 182 認知リハビリテーション 24/1 2019年 認知リハビリテーション研究会(編) 新興医学出版社   認知リハビリテーションVOL.24 NO.1には、板口典弘先生による特別寄稿「神経心理学と統計」、さらに「外傷性脳損傷(TBI)に対する心理的アプローチ」をテーマとした本誌初となる特集原稿を掲載。TBIに関する理論的な背景や臨床研究の系統的レビュー、また不安や抑うつ、怒りなどの感情面の症状に対する心理的アプローチについて、実際の症例を呈示しながらわかりやすく解説。その他、記憶障がい、他人の手徴候、失読失書、道順障がいなど、さまざまな高次脳機能障がい例に対するリハビリテーションを報告しており、臨床にも研究にも役立つ1冊となっている。

 183

New

神経心理学への誘い 高次脳機能障害の評価

  田川 皓一、池田 学 編  

西村書店

 カラーページを織り交ぜ、旧版(『神経心理学評価(アセスメント)ハンドブック』 2004年刊)の内容を大幅に改訂。

・広範な神経心理学・高次脳機能障害学領域の諸症候の評価方法や診断について、各分野のエキスパートが体系的かつ重点的に解説。

・脳血管障害や認知症、Parkinson病、脳の外傷性疾患などの基礎疾患の解説と画像診断法の紹介。

・意識障害や精神症候、注意障害、記憶障害、失語、失行、失認などの評価法について、豊富な事例を用いて解説。

・総論と各論の2部構成。総論では神経心理学の評価のために必要な基本的事項を、各論では各神経心理学的症候・高次脳機能障害の評価の実際を解説。
 186  実践!失語症のリハビリテーション―症例から学ぶ訓練プランの組み立て方-   

中川良尚、佐野洋子、船山道隆 著

 

新興医学出版社

 

脳が言葉を取り戻すために、言語聴覚士は失語症者とどう向き合い、いつ何をすべきか。

言語訓練立案の基礎知識、具体的手順と方法について、随所に臨床上のポイントと注意点を交えわかりやすく解説。

目の前の失語症者に今どのような訓練や支援が必要なのか、立ち止まって考えたい時に参考となる1冊。

 187

 フレッシュSTのギモンを解決!失語リハビリQ&A  

森田秋子、春原則子 著

 医歯薬出版株式会社  

・若手言語聴覚士から募った質問や,筆者らが主催する講習会で実際に寄せられた質問をもとに目次を構成.

・患者さんの全体像のとらえ方,検査の読み解き方など,失語リハビリテーションに従事するうえで,まず知らなければならない知識を中心に配置.

・同時に「重度失語症者への失語リハビリテーションの進め方」「言語性保続への対応」など,日々の臨床で頭を悩ませているであろうトピックスも充実.

・明日からの臨床に活かせるアドバイスもふんだんに含み,共感を生むコラムも満載で,読み応えのある1冊!

 188  脳機能の基礎知識と神経症候ケーススタディー 脳機能とリハビリテーション研究会編集   

メジカルビュー社

 

脳損傷後にみられる神経症候を脳解剖,脳機能の基礎から解説し,部位ごとの機能とそれぞれの障害に起因するさまざまな神経症候のメカニズムを症例ベースで解き明かす。脳画像に基づく正確な病巣の把握,神経学的検査と評価,メカニズムの解説から,これらの知見をどのようにリハビリテーションの臨床に活かせばよいかまでを網羅した実践書。

ケースを追加して主要な神経症候を全40ケースで網羅,オールカラーでさらに充実の改訂第2版!

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臨床

番号

題名

著者名

出版社

内容

22 交通事故で多発する”脳外傷による高次脳機能障害”とは 益澤秀明 株式会社新興医学出版社 見過ごしてはならない脳画像所見と臨床症状のすべて
31 神経心理学評価ハンドブック 田川皓一 西村書店 神経心理学の基礎疾患、局在診断、画像診断などからなる総論
35 大脳疾患の精神医学 三好功峰 中山書店 大脳研究の第一人者である著者が、「神経精神医学」の立場から解説。大脳疾患でみられる精神症状について
65 高次脳機能障害と損害賠償 吉本智信 海文堂出版株式会社 臨床医としての症例判断に加え、いかに損害賠償として「適切な評価」がなされるか、この関係について、「高次脳機能障害」という一つの概念をもとに考察する。
77 日本版WAIS-3の解釈事例と臨床研究 藤田和弘 日本文化科学社 WAIS-3成人知能検査の理論的背景を解説した上で、検査結果を解釈する手順を詳細に記述。そして、その解釈の進め方に沿った8つの事例を掲載しており、臨床現場で役立つ情報が満載。
 103 症例で学ぶ高次脳機能障害
鈴木匡子 編著
中外医学社
症例から学ぶ、病巣を推理する。病巣から出現し得る高次脳機能障がいを予測する効率的な診療プロセスを追体験
。様々な症例をもとに高次脳機能障がいの複雑な症例を解きほぐす。
 111
言語脳アトラス
Michael Petrides
インテルナ出版
言語に関わる脳領域の解剖を徹底的に詳細した初めての専門書で直接的・わかりやすい解説で高次脳機能に関わる全ての方にとっての便利なガイド。多様な使い方のできる「あると便利な1冊」として制作された。
 113 神経心理学入門
山鳥重
医学書院
神経心理学の本格的入門・参考書であり、この領域のすべての豊富なテーマを網羅し要諦を記した1冊。
 114
高次脳機能障害 その概念と画像診断
武田克彦
波多野和夫
中外医学社
高次脳機能障がいの画像診断の実際を最新の知見と画像とともに詳細したテキスト。MRI画像とともに脳の病変部位とその症状への対応について分かり易く解説している。
 119 言語脳アトラス~高次脳機能障害を学ぶ人のために~
Michael Petrides
インテルナ出版
言語に関わる脳領域の解剖を徹底的に詳細した初めての専門書で直接的・わかりやすい解説で高次脳機能に関わる全ての方にとっての便利なガイド。多様な使い方のできる「あると便利な1冊」として制作された。
 120
精神神経疾患ビジュアルブック
落合慈之
学研メディカル透潤社
精神症状をイメージできるイラスト・図表が満載。より重要性の増している精神疾患の疾患概念・診断・治療法を簡潔に示した。
 121
注意をコントロールする脳~神経注意学からみた情報と選択の統合~
苧阪直行
新曜社
注意は脳のどのようなメカニズムによって担われているのか。視覚的な注意を中心に最新の脳科学の知見を研究の方法を含め第一線の研究者が解説した1冊。
 122
伝導失語
日本高次脳機能障害学会教育・研究委員会
新興医学出版社
日本高次脳機能障害学会サテライトセミナープロシーディング。「伝導失語についての論考集」であり近年類を見ないほど伝導失語について幅広くまとめられた1冊。
 123
事例で解決!もう迷わない抗認知症薬・向精神薬のつかいかた
川畑信也
南山堂
認知症における抗認知症薬・抗精神病薬・抗うつ薬・抗てんかん薬の使い方について認知症のエキスパートである著者が経験した43の症例の治療経過を紹介しながら実践的に解説する。
 124
認知症に役立つ77のQ&A
川畑信也
南山堂
「病歴は認知症っぽいのにHDS-Rが高得点」、「患者さんが家族の言うことを聞いてくれない」等の認知症診療の現場の疑問に認知症エキスパートである著者が明快に答える1冊。
 125
注意と意欲の神経機構
日本高次脳機能障害学会教育・研修委員会
新興医学出版社
日本高次脳機能障害学会サテライトセミナープロシーディング。「注意」と「意欲」をどう捉え、その障がいにどのようにアプローチしていけば良いか、「バリント症候群」、「脱抑制症候群」、「デフォルトモードネットワーク」、「アパシー」等臨床上重視される症候を取り上げ深く追及している。
 126
機能的神経科学
オズワルド・ステュワード
丸善出版
神経系の「機能」に焦点を当てて、従来の神経解剖学とシステム神経科学の包括を試みた神経科学の新しい入門書。ヒトの神経系を理解する上で必要な知識が集約された解説書。
 128
超皮質性失語
日本高次脳機能障害学会教育・研修委員会
新興医学出版社
日本高次脳機能障害学会サテライトセミナープロシーディング。超皮質性失語の歴史と今日的意義を改めて立ち返るべく編纂され、いずれも失語症研究の第一人者である著者が超皮質性失語の病態機序や各臨床型の特徴について論じる。
 129
報酬を期待する脳
苧阪直行
新曜社
経済行動の原理の1つは報酬への期待であり、グローバルな世界経済を動かしているのも実体は、人々の報酬期待をめぐる心と心の相互作用である。脳活動からヒトの経済行動を科学的に眺める1冊。
 131
極論で語る神経内科
河合真
丸善出版
認知症患者への接し方やてんかん学などを日本と米国で指導医として活躍する著者が海外の話題も踏まえて著す1冊。
 137
画像からみた脳梗塞と神経心理学
田川皓一
医学書院
脳血管疾患のなかでも発症頻度が高く、発症前と発症後の経過観察がしやすい脳梗塞に失語をはじめとした神経心理学的症候の面からアプローチする。症例と共に多数の画像が示され、症候と画像の両面から脳梗塞の局在診断を理解することができる1冊。
 142
事例で解決!もう迷わない認知症診断
川畑信也
南山堂
認知症のエキスパートである著者が、どこまで非専門医で対応可能かを見極める目安・コツを事例を通して具体的に解決することで伝授する。
 143
高次脳機能障害の考え方と画像診断
武田克彦
村井俊哉
中外医学社
無味乾燥な知識の羅列ではなく臨床に必須の生きた経験や考え方を伝える、高次脳機能障がいを学ぶ人のためのテキスト。神経心理学や神経心理に必要な画像読影の基本から、各症状の知識まで症例を取り上げながら解説する。
 144
治療特別編集 認知症でお困りですか?
川畑信也
南山堂
実践的なコツやメソッドを満載し、現場でよく聞かれる疑問にQ&A形式で専門医が答える1冊。
 145
脳疾患によるアパシー(意欲障害)の臨床
小林祥奏
新興医学出版社
うつ病とは異なる機序、脳血管障がいや認知症、パーキンソン病などにおけるアパシーの実態、臨床での鑑別、治療とリハビリテーションの実践について最新の臨床研究の成果を新たに加え分かり易く解説した1冊。
 149
臨床家のための高次脳機能障害のみかた
JOHN R HODGES
新興医学出版社
ベッドサイドや外来での認知機能評価に対する論理的根拠、理論的な基礎とともに適切な病歴聴取の仕方や高次脳機能障がいをしめす患者をどのように評価するかを解説する。
 150
脳梗塞 診療読本
豊田一則
中外医学社
脳梗塞の救急診療をはじめ、急性期からの薬物治療、非薬物治療、特殊な虚血性脳血管障がいと類縁疾患を解説。
 151
脳出血・くも膜下出血 診療読本
豊田一則
高橋淳
中外医学社
脳出血とくも膜下出血の最新知見が満載の1冊。超急性期血圧管理、新たな止血資料、血管内治療やより侵襲の低い外科的治療などについて解説。
 154
血管性認知症~遂行機能と社会適応能力の障害~
目黒謙一
(株)ワールドプランニング
 認知症疾患である「血管性認知症」に関する我が国初の著書。神経心理学の導入、認知症高齢者の概念から疫学、神経心理学、代表的な症例、包括システム、さらに軽度認知症障がいの問題まで内外の最新知見を取り入れ、分かり易く解説した1冊。
 155
 高次能機能障害の理解と診察  平山和美著  中外医学社  本書はClinical Neuroscience誌に2011年1月から2017年7月まで連載された「高次脳機能障害の理解と診察」をまとめたものでいつでもどこでも知りたいテーマを辞書を引くように学べる構成となっている。
なるべく多くの医療従事者が多忙な臨床の合間に辞書を引くように利用することを念頭に,その章を読むだけで取り上げた症状の理解に必要な情報のほとんどが得られるように構成されており、記載順序は言語,視覚,聴覚など障害される機能ごとに大きなブロックに分け,その中で解剖と生理,関連領域のMRIによる同定,個々の症状,診察法の順に章立てして説明している。
 156
 頭部外傷と高次能機能障害  一般社団法人日本高次脳機能障害学会教育・研修委員会編集  新興医学出版社  日本高次脳機能障害学会サテライト・セミナープロシーディング集シリーズ第4弾。
本書は,2015年12月に東京で開催された日本高次脳機能障害学会サテライト・セミナーの研修内容を中心に一部の項目を新たに追加して作成したものである。頭部外傷の疫学的実態,受傷機転や発症メカニズム、外傷による高次脳機能障害の症候学を概説し,さらにスポーツ頭部外傷,自動車運転再開の是非、社会的行動障害など,注目の話題についても取り上げた。
頭部外傷とそれらがもたらす高次脳機能への影響について,基礎から臨床に至るまでの最新の情報が集積されている。
 157
 脳画像の読み方  石原健司著  医歯薬出版  脳画像の読影手順を丁寧に追った解説により,医療スタッフから高い評価をうけた好評書の改訂版。本改訂では,神経解剖,脳部位の位置関係,同定方法などの総論を充実。これにより中枢神経系全体のオリエンテーションに役立つ構成となっている。症例編は変性疾患を追加して15症例を呈示。
附属のCD-ROMは画像と解説を参照できる仕様となり,さらに使いやすくなっている。

168 

 

脳出血と高次脳機能障害  田川皓一  新興医学出版社  脳出血における高次脳機能障害の発現機序、臨床で見逃すことのできない症候を、症例の脳画像を多数呈示しながら丁寧に解説。長年脳血管障害患者の診断・治療に携わってきた著者が豊富な臨床経験から脳出血の病態生理をひもときます。
症例から学ぶ脳出血の高次脳機能障害学 
 173

 医学のあゆみ 自動車を運転する患者のために

2018年266巻2号

 ―  医歯薬出版

自動車の運転は複雑な認知・判断・運動能力を要する。適切な運転能力に欠ける人が自動車を運転することは、事故を誘発することにもなる。    したがって、社会の安全を守り、公衆衛生の向上に努めるためには、患者の自動車運転に関して適切な療養指導を行う必要がある。すなわち、自動車運転の可否を助言するだけでなく、自動車運転を前提とした健康管理、患者の状態に応じた運転中の注意などを行うことである。         本特集では、実地医家の方々が自らの患者に対して効果的な助言を行うことができるよう各分野のエッセンスを専門の先生方に概説いただく。

 174

 知っておきたい改正道路交通法と認知症診療 川畑信也  中外医学社   かかりつけ医・非専門医の医師が運転免許に関連する診療で認知症をより正しく診断でき、整合性のある診断書を作成できるよう、考え方と具体的な手順をわかりやすくまとめた書。
医師が知っておきたい改正道路交通法の概略、運転免許に関連する認知症診療の難しさ、診断書作成のコツや手順、注意点をさまざまな事例を示しながら解説したガイドブック。
 175 臨床医のための!高齢者と認知症の自動車運転  上村直人  池田学   中外医学社  地方公共交通網の衰退、独居高齢者の急増などを受け、認知症患者・一般高齢者の自動車運転の問題はその重みを増している。2017年には改正道路交通法も施行されたが、運転中止後支援、グレーゾーンへの実車検査の導入など残された課題は多い。厚労省研究班の中心となった編者が学際的執筆陣を集結し、総力を注入した実務に役立つQ&Aつき!高齢者・認知症ドライバーに直面した医師は、どのように考え、当事者にどのように寄り添うべきか。基礎知識・診療上の留意点について最新の動向を踏まえてわかりやすく解説した。
 178  進行性失語 日本高次脳機能障害学会教育・研修委員会(編)  新興医学出版社   失語症や認知症の研究において、いま最も注目されているテーマ「進行性失語」を取り上げ、各症候についてさまざまな視点から解説した!    本書は、2018年12月に神戸で開催された日本高次脳機能障害学会学術総会サテライト・セミナーでの講演に、いくつかの項目を新たに追加しまとめられた。 進行性失語の詳細な障害メカニズム、臨床診断や病理診断への鍵を担う下位分類の診断、介入方法などについて、本領域について精通した著者が詳しく解説している。 介入法までを含めた進行性失語の全体像を把握できる、これまでにない一冊である。
「進行性失語」に対する理解が深まる必携書。
 180  実践 高次脳機能障害のみかた 小林俊輔  中外医学社   高次脳機能障がいに出会ったらどう評価し対応したらいいのか。難解と思われがちな領域を、その本質から理解できるよう各エキスパートがやさしく丁寧に解説した。特殊なトレーニングや検査キッドがなくても評価ができるように、各章の冒頭にベッドサイドで把握できる評価法を紹介し、その一部は付録のonline materialとして収載。必要以上にかまえることなく、気軽に実践的な知識と技術を学べる新しいテキストである。
 185  臨床で使える 半側空間無視への実践的アプローチ

前田眞治 監修

 
医学書院  

臨床で遭遇する頻度の高い半側空間無視。

その障害像は多様で対象者の数だけ介入方法がある。

いったいそのメカニズムはどうなっているのか?

自己中心性無視と対象中心性無視があるのはなぜか?

机上検査とADL場面で,症状が異なるのはなぜか?

無視症状以外にアプローチすると効果的なのはなぜか?

本書は,実践的な評価方法を示し,ベッドサイド,リハ室,ADLなど場面別アプローチを紹介。

半側空間無視のメカニズム,評価,アプローチ方法を具体的かつ詳細に解説した,これまでにない実践書である。

189  治療(CHIRYO202212月号特集自動車運転支援-超高齢社会における医療介入-  

吉田伸、渡邊修、鵜飼万実子 編集

 

南山堂

 

患者さんから「クルマを運転してもよいですか」と質問されたことはありませんか? 種々の疾患の症状や後遺症,治療薬の副作用,老化による運動機能や認知機能の低下など,運転技能に影響する要素は多く,返答に悩むこともあるのではないでしょうか。

本特集では,自動車運転を再開・継続したい患者さんを診るために必要な知識をまとめました。疾患ごとの評価・支援のポイントに加えて,関連法や制度,免許返納の勧め方のコツや返納者への社会的支援など周辺知識も解説し,包括的な支援に役立つ内容となっております。

 

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