沿岸もの市場日記

2022年10月06日

2022年10月4日(境港)

早朝の境港市場調査に行ってきました。

まず、中野港に立ち寄りましたが、操業していた小型底引き網漁船は1隻のみで、主にコナガニシ(赤ベイ)を獲られていました。他の小型底引き網漁業者は、サワラ釣りに出ているようです。

左の二つのザルが赤ベイ、右側のザルに入っているのがヨナキガイです。

アカベイ

魚の水揚げはこんな状況です。ヒラメは獲れなかったとのこと。

中野魚

その後、県営魚港水産物地方卸売市場のほうに行きました。こちらは8月に新しい2号上屋が供用開始となりました。前職場だったので、どのようになったか気がかりで見に行きました。

2号上屋2階のフリースペースと展望デッキからの眺めです。荷さばきやセリの様子を直接見ることができます。

フリースペース

展望デッキ

やっとヒラメを見つけました。まずは測定と放流魚か否かの判別を行います。無眼側が白いので、これは天然魚でした。

ヒラメ

淀江定置のマアジです。台風通過後に漁況が良くなり沿岸でもマアジが好調です。

マアジ

サワラも例年より早く水揚げが始まっています。上の写真が御来屋定置網、下の写真が淀江の釣りによるものです。

サワラ

サワラ2

御来屋定置にツムブリが入っていました。南方系の魚です。

ツムブリ

下の大きな魚はカマスサワラです。美味だそうです。サワラに似ていますが縦縞が特徴です。

カマスサワラ

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