今年度第2回の中部地区学校事務職員基礎講座を10月28日(木)に開催しました。
(受講者:新規採用者2名を含む事務主事及び事務職員13名)
本講座は、新規採用事務職員及び学校事務経験年数3年以下の者を対象に、学校事務の基礎を理解し、学校事務職員としての資質向上を図ることを目的としています。
また、事務副主幹4名に講師をお願いしており、事務副主幹の専門性と職務遂行能力を活用し、高めることもねらいとしています。
今回は『年末調整』をテーマに取り上げました。
まず、講師が「所得税と年末調整」について、税の基礎知識及び実務につながる各控除や所得税の計算などの講義を行いました。
その後、講義をふまえて、グループごとに演習問題を解き、話し合いながら解答を完成させました。各自で事前に考えたことを基に、積極的に意見交換を行っている姿が見られました。
最後に、グループで完成させた解答を見ながら、講師が解説を加えながら説明し、年末調整についての理解を深めました。
(参加者の感想から)
- 年末調整前に手続きの再確認を行えたので、スムーズに作業にとりかかることができそうです。自分が経験したことがないケースも演習を通して学べ、よい学びになりました。
- 3年目の年末調整ということで、大分わかっているつもりで臨みましたが、基礎的な部分の所得の種類は知らなかったので、勉強になりました。演習問題においてもうっかりミスをしているところがあったので、本番では同じミスをしないよう気をつけたいです。
- 申請期間中は、毎年、職員から多くの質問を受けるため、確認すべきこと、申請の流れ等、勉強できてよかったです。もう一度、用語の確認をして職員に正しく説明し、申請手続きができるようにしたいです。
- 年末調整事務の日程を見ながら、11月にスムーズに取りかかれるよう、少しずつ準備を進めていきたいです。共同学校事務室などでも情報共有をしながら、間違いのないように事務処理をしていきたいです。
- 初めての年末調整事務で不安が大きかったですが、相談しながら演習を解いて、理解が深まりました。
- 所得や収入の違いの部分から講義が始まり、一つひとつの用語についても詳細に説明を聞くことができて、非常に学びの多い講座でした。年末調整をしてもらう立場でしかなかった自分にも理解することができました。
