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2020年12月15日

日野高校のユニークな授業~ジビエを学ぶ~

日野郡にある日野高校では、週1回「総合的な探求の時間」を設け、地域で活躍する様々な分野の方を生徒が訪問し、インタビューをしたり仕事を見学することにより、地域に対する深い理解を得ることができる「日野郡を元気にする調査活動」というユニークな授業に取り組んでいます。

 

日野高校2年生の坪倉愛海(つぼくらなるみ)さんは、狩猟免許を持つお父様の影響で、小さいころからジビエに親しんできたそうです。

 

改めてジビエを勉強しようと、その「日野郡を元気にする調査活動」の一環として「奥大山地美恵」を訪れました。

 

 

 

熱心に宇田川副会長に質問する坪倉さん。

「ジビエの魅力は何でしょうか。また、”質のよいジビエ”とは、どのようなものでしょうか。」

「ジビエをどのように流通させていますか。」

 

 

 

 

 

「奥大山地美恵」の宇田川副会長(左から2番目)。

「ジビエの魅力は、やはり自然の動物を有害鳥獣として無駄に捨てるのではなく、きちんと美味しくいただくことです。」

「止め刺しの方法や、捌き方でジビエの質が変わります。今日はよいジビエを生み出す捌き方をお見せします。」

「ここで捌いたジビエは、飲食店や道の駅に販売するほか、小中学校の給食でも出しています。

子どもたちは美味しいジビエに慣れ親しんで、大人になってもジビエを食べてくれるはずです。」

 

明治学院大の神門教授(左端)も一緒に取材です。

「地域の”名人”について執筆する予定で、宇田川さんの技を視察に来ました。」

「日本人の好むカッティングができる人は、世界で宇田川さんただ一人です。」

 

 

宇田川副会長「ここで止め刺し、放血、皮剥、内臓摘出をします。」

 

 

 

 

 

宇田川副会長「今日は、町内で罠にかかった2歳のイノシシを1本のナイフで解体します。

手早く行うのが、ジビエを美味しくする秘訣です。」

坪倉さん「技術が高くてびっくり!」

※手前はアナグマ。

 

 

 

坪倉さん「日野郡で捕れた動物が、美味しいジビエになっていくプロセスを勉強することができて、とても嬉しく思います。」

宇田川副会長「若い人がどんどん後を継いでくれればよいと願っています。」

 

 

 

 

 

鳥取県立日野高等学校のHPはこちらです。

https://cmsweb2.torikyo.ed.jp/hino-h/index.php?page_id=0

 

 

 

 

「奥大山地美恵」の宇田川副会長の記事はこちらをご覧ください。

https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1219374.htm#moduleid302220

 

 

 

日野振興局 2020/12/15

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