我が国最大級の弥生時代集落「妻木晩田遺跡」。 多種多様な出土品から「地下の弥生博物館」とも呼ばれる「青谷上寺地遺跡」。 我が国の弥生時代を代表するこれら二つの遺跡の他、多くの弥生時代の遺跡や出土品が知られている鳥取県は、まさに「弥生の王国」です。
とっとり弥生の王国推進課では、これら鳥取県の優れた弥生文化を広く知っていただくため、 全国的に注目を集める最新の調査研究成果を発信するとともに、遺跡を楽しみ、学んでいただく様々な取り組みを行っています。
6月9日、10日の二日間、国史跡青谷上寺地遺跡地内の体験水田で、青谷高校、青谷小学校の生徒児童が古代米の田植えを体験。9日には青谷高校3年生15名、10日には青谷高校2年生7名と青谷小学校5年生38名が一緒に苗を手植えしました。 苗の手植えは簡単に見えますが、苗が水に浮いてこないよう根を泥に貼り付けるように植えるなど、ちょっとしたコツが必要です。高校生はすぐにコツを習得し、飛び跳ねるカエルに驚きながらもテンポよく植え付けを行いました。最初は苦戦していた小学生も、高校生のサポートで次第に上達し、「もっとやりたい!」というアピールも。最後に昨年収穫した古代米と小豆のお土産を持って楽しそうに帰路につきました。 収穫の時期は10月頃。再び青谷小学校と青谷高校の児童生徒たちが稲刈りを行う予定です!
○青谷上寺地遺跡ARアプリ
○青谷上寺地遺跡展示館
○鳥取県地域づくり推進部文化財局文化財課
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