農大日記

2020年6月9日

【畜産コース】和牛の受精卵移植を行いました。

   受精卵移植とは、ホルモン剤を利用することで、優秀な雌牛から多数の受精卵を回収

しそれらを別の牛に移植することにより、たくさんの優秀な牛を一度に生産する技術の

ことです。

  本校では鳥取県畜産試験場に全面的な協力をいただいて、最先端の繁殖技術を学生に

学ばせています。

   5月29日、本校の和牛3頭から正常な受精卵を合計17個回収することが出来ました。

そのうちの3卵は、凍結保存をしないまま、その日のうちに本校のホルスタイン2頭と和牛

1頭に移植しました。また、残りの受精卵は畜産試験場で凍結保存をしていただいています。

  1年生にとっては、初めて見る受精卵移植技術で熱心に先生の説明を聞いていました。

 

【農大ホルスタインへの受精卵移植風景】

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【受精卵移植を初めて見る1年生、興味深く移植を眺めています】

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【畜試の増田獣医師から丁寧な説明をうける】

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in 05【畜産】学生の活動記録

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