沿岸もの市場日記

2019年11月08日

2019年11月7日 賀露

 泊の小型定置網漁船が故障で、海に出られない状態の中、久々の凪が6日にありました。

このチャンスを不意にしないように、近隣の夏泊の定置網漁船を借りて操業を行った結果、サワラ、マアジが好漁。漁獲物の中には、漁協販売職員が「この魚、何?」って聞いてきたちょっとレアな魚がいました。ちなみに正体は「カライワシ」でした(一見してわかる魚種でよかった)。

泊の小型定置網の漁獲物 カライワシ

依然、ヒラマサが小型(1.4kg程度)ながら漁獲が好調で、夏泊の定置網では9.5kgの大型魚も入網していました。

ヒラマサ(酒津刺網) ヒラマサ(夏泊小型定置網)

そのほか、ソデイカの漁獲が落ち始めました。一方、サワラは曳縄釣の漁獲が増加してきています。

水揚げ状況 サワラ

【おまけ】この日、ズワイガニの初セリが賀露地方卸売市場で行われました。

出ました過去最高の500万円!まさに世界に誇る「特選とっとり松葉がに五輝星(いつきぼし)」。

メスガニ(親がに)は網代で1番(15枚入)のA(一番大きくきれいなカニの規格)で4万円/箱が出ていました。

500万円五輝星 メスガニ(おやがに)1番15枚入

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