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連携会議の取組紹介


連携会議    

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連携会議

  

令和3年度第1回町長・センター所長会議

1 日時 令和4年3月23日(水)午後1時~1時50分
     ※オンライン開催
2 出席者  各町長、日野振興センター所長、連携会議事務局
3 概要
(1)役員改選について
   連携協約覚書に基づく事務局案を審議し、了承された。
   任期:令和4年4月1日~令和6年3月31日
   新会長:﨏田日野町長、新副会長:中村日南町長

(2)令和3年度日野郡ウチまち化プロジェクト企画チームの取組状況
   事務局から、PTチーム作成の報告書について説明。
  <主な意見>
    ・中学校を卒業すると町との関わりが薄れる。高校生と町のつながりができるような取組を
        考えてほしい。
   ・焦らずじっくりと取り組めばよい。最終的に、日野郡の中で政治に関心を持つ若者を増や
        そう。
      ・取組を進める中で広報等を通じて関心を高めていくことも大事。
   ・最終目標を10年先で検討されているが、5年先とか短いスパンの目標も持ってほしい。
   ・投票することの意義に関心を持つような勉強も必要。
   ・議会の情報などが得やすい環境になってきている。地方自治の仕組みを理解しながら見て
        もらうとより関心が高まるのではないか。

(3)来年度の取組について
   ・地域交通については引き続き勉強、検討し、よい仕組みを作っていく必要がある。
   ・移動販売がなくなってはいけない。持続していく方法を検討していくべき。場合によって
        は、町境越えもあり得ると認識する必要がある。
   ・労働力不足の課題があり、短時間労働のマッチングの仕組みづくりなど試行錯誤している。
   ・町内事業者のキャッシュレス化と住民の利用増のための対策を行っていきたい。
   ・まなびや縁側がサテライト化する。企画を事前に共有するなどしていくことが必要。また、
        高校生が他町の塾を選択できるなど柔軟に対応してほしい。
   ・日野高校の寮が満杯になる。各町で下宿確保などの機運を盛り上げていきたい。
   ・クレーム対応研修、防災行政無線のコンテンツ充実などの研修企画をする。
 

令和2年度第1回町長・センター所長会議

1 日時 令和2年7月28日(火)午後2時~3時45分
2 場所 日野振興センター 第2会議室
3 出席者  各町長、日野振興センター所長、連携会議事務局
4 概要
(1)地域交通について
  ア 県庁地域交通政策課 西川課長より
    県施策≪鳥取モデル≫、県内市町村の動き、先行事例、国の規制緩和などについて説明
  イ 日野振興センター 越智所長(以下、「所長」)
    日野郡3町の「地域交通の現状」と「新たな地域交通システム」について説明
  ウ 意見交換
   (日南町長)現行のタクシー助成(2万円/人)は利用が少ない。中央大学との実証実験が
         終わった段階で見直し検討したい。
   (日野町長)タクシーの営業時間帯が限られるので、民間タクシー以外の地域交通も検討
         しないといけない。
   (江府町長)タクシー助成(日野町、江府町)はいい仕組み。日野病院への通院もあり、
         将来的には日野町と一体化できたらいいと思う。特定地域づくり事業協同組合
         も活用できればよい。
   (所長)基幹交通とエリア内交通の組合せが必要だ。集落づくり、地域づくりが大事で、
       地域交通は手段。ドアtoドアをモデルケースとして支援すべき。
   (西川課長)今、地域の仕組みを作らないと、現役世代の人も10年後には困ることになる。
         県の補助制度見直しも検討したい。今年度はコロナ関係しかやっていないが、
         担当レベルの勉強会をまたやっていこうと思っている。
(2)ワーキンググループの取組
  ア 鳥獣被害対策協議会・実施隊の欠員に伴う体制の検討
     現在2名の欠員が出ていることについて、雇用している隊員の経費を3町で負担する
     こと、募集について専門学校等に求人することが了承された。
  イ 道路除雪業務及び道路維持業務に係る県及び日野郡3町の連携
     道路業務の連携が始まって10年が経過し、近年では災害業務の増大や技術職員の確保
     問題が生じており、業務の進め方について一定の見直しを検討する必要があり、今後、
     日野県土整備局と3町で在り方を検討することが了解された。

令和元年度第1回町長・センター所長会議

1 日時:令和2年3月30日(月)午後3時30分~4時30分
2 場所:日野振興センター 所長室
3 出席者  各町長、日野振興センター所長、連携会議事務局 
4 協議事項
<開会>中村日南町長挨拶
   今年度はさまざまなことがあった。特に中山間地の課題が多かった。前例のない課題に対し、
  町単独でやるのか、3町でやるのか広域的にやるのか、いろんな選択肢があるが、これからの
  時代はできることは協力していくことが基軸になると思っているので、助け合っていくあり方
  を協議いただきたい。
(1)役員改選について
   原案どおり(会長:白石江府町長、副会長:﨏田日野町長)承認された。
(2)各町の今後の取組と連携事業について
   ア 特定地域づくり事業協同組合
    ・3月末に国が省令やガイドラインを作成するのに併せ、鳥取から専門の職員を呼んで
     研修会を行うことで合意。副町長勉強会を3町合同で行い、町長を交えた勉強会は各町で
     実施する。
   イ 道路の維持管理
    ・道路維持に関する3町連携について、各町の負担感が少なく連携できるよう、県土整備局
     で仕組みを検討している。
    ・県が、非常時の市町村支援のため職員を1名確保する。平時の活用を検討されたい。
   ウ 地域交通、集落点検
    ・各町、各集落の実情に合わせて進めているところ。来年度の重点として取り組んでいく。

令和元年度鳥取県日野郡連携会議を開催

 県と日野郡の3町は、急激な人口減少に起因する課題を解決するため、「地域の担い手の育成、
確保」及び「住み慣れた地域で暮らし続ける仕組みづくり」を力強く推進するための取組について
協議を行いました。

1 日時   令和元年12月20日(金)午後4時~5時30分
2 場所   日南町総合文化センター 多目的ホール
3 出席者  平井知事、中村日南町長、﨏田日野町長、白石江府町長、ほか関係職員

4 概要
(1)報告事項「災害時の学校給食の相互支援について」
〔事務局説明〕
  ・平成29年度に「災害に強い日野郡づくり相互支援協定」及びそれを具体的に推進するため
   「災害発生時における日野郡3町の小中学校給食の相互支援にかかる協定」を締結した。
  ・この協定に基づき、平成30年度に図上訓練や配送訓練を行い、今年度、江府町で調理した
   給食を日野町内の各小中学校に提供する「実食訓練」を実施し、学校給食衛生基準をクリア
   して給食を提供することができた。今後も引き続き訓練を重ね、非常時の速やかな協力体制
   に備えたい。
〔意見の要旨〕
 (日南町長)
  ・今回の反省点、課題等を今後も連携の中で実践し、整理していく。
 (日野77町長)
  ・西部地震の時に国道が通行止めになった。最短ではないコースで2時間をクリアできるのか
   を検討するのもよい。
 (江府町長)
  ・給食の委託業者が撤退した時の不安がある。
 (知事)
  ・中部地震のとき食改、JA女性会等の応援があった。行政だけでなく応援も入れた場合も
   含めて訓練すると、より本番に近くなると思う。

(2)協議事項  ~急激な人口減少から生じる地域課題に対応するために~

ア 地域の担い手の育成、確保のための連携
(ア)日野郡のふるさと教育の推進について

〔事務局説明〕
  ・日野郡の将来を担う世代の数は大きく減少するのは不可避な状況。
   小中学校ではふるさと教育を実施しているが、高校生になると地域との関係性が希薄になり、
   横のつながりも弱くなる。
  ・若い世代と地域の結びつきを充実強化させ、将来、地域の課題を解決し地域の担い手となる
   人材を育成するため、日野郡3町では、日野郡在住の高校生や日野高校の生徒を対象に
   ふるさと教育及びキャリア教育を行う「公設塾」の開設準備を進めている。

〔意見の要旨〕
 (日南町長)
  ・高校時代に就職先など町のことを知らないのが実態ではないか。まずそれを伝えることが
   大事。
 (日野町長)
  ・民間の学習塾と同じだと誤解されないよう、学びたい時、学びたい時間に学べるという
   自由度の高さ等の先進的な部分を伝える必要がある。
  ・日野高校の魅力化に大きく貢献できる取組だと期待している。
 (江府町長)
  ・高校生段階からキャリアビジョンを明確にし、その中で必要な基礎学力をサポートする。
  ・地元に頑張っている人や企業があることを知らせる。
  ・一旦は外に出るかもしれないが、地元との繋がりで再度帰ってもらうことがねらい。
 (知事)
  ・(コンセプトを見て)行動するということ、地域の中に出ていくということまで含めた
   ところが、今までの単なる受け身の学習塾とは違う。そこがユニークさだと思う。
  ・もっと米子市、大山町、横田町、東京、大阪の方からも留学してくるぐらいのことを目指し
   たらいい。
  ・日野高校、県教育委員会も一緒になって、学校や地域の魅力として、対外的にアピールする
   ということを、企画の最終とりまとめに埋め込んでいただきたい。

(イ)関係人口及び移住定住等の拡充に向けた取組について

〔事務局説明〕
  ・全国的に人口減少が進展している中でも日野郡の人口減少は極めて深刻な状況であり、町の
   賑わいを守り、地域の担い手を確保していく対策が急がれる。
  ・移住定住者の確保や婚活支援の推進と併せ、関係人口を増加し関係性を強めるための連携
   した取組を検討したい。

〔意見の要旨〕
 (日南町長)
  ・婚活の成果を出したい。
  ・答えはないが、何もしないと何も生まれない。積極的な動きを一緒にしたい。
 (日野町長)
  ・(星空観望会する人を例に)町境を取り払った関係人口というのも一つの考え方。
 (江府町長)
  ・江府町の道の駅で働いていた人がしている渋谷の店で、3町の物産を置くのも面白い。

イ 住み慣れた地域で暮らし続けるための取組の推進
(ア)持続可能な地域交通体系の構築について

〔事務局説明〕
  ・住民が住み慣れた地域で暮らし続けていくためには、買い物や病院に行くための交通手段の
   確保が重要である。現在3町では交通事業者の協力を得て乗合バスやタクシーが運行され
   交通手段は確保されているが、バス路線の採算性、運転士の確保問題など将来的な課題は
   多い。
  ・実効性のある交通手段を持続していくため、「地域交通検討ワーキンググループ」を設置
   して、先進事例の調査や地域状況の分析、施策の検討を行うなどの取組を進めたい。

〔意見の要旨〕
 (日南町長)
  ・時期はわからないが、通学と一般利用をすみ分けした方がいいのかなと思う。
  ・タクシー会社が、運転手不足のため今年から日曜日を休む。今後のそうした可能性も
   含めて地域交通をどう確保するか検討したい。
 (日野町長)
  ・一番のネックは既存のタクシー会社、バス会社とのすみ分け。もしくはすみ分けないような
   やり方もあるのかなと思う。
  ・共助交通を考えるにあたって、集落の人口構成が大切。各集落の人口構成の10年後、20年後
   の平均年齢を作っているので、そういう検討もしないといけない。
 (江府町長)
  ・バスは学校の子供を運ぶぐらいにしてあとは基本タクシー。このタクシーの利用をどういう
   ふうにするかを今検討中。
  ・日野町とは、日野病院と関係が深いので、地域公共交通会議で連携していく必要がある。
  ・日南町はいろいろ研究をされているので、アイディア等を共有できたらいい。
 (知事)
    ・全県でも今検討会を進めており、共有しつなげていければと思う。地域でフィットするもの
   を考えていただくとよい。
    ・学校と一般をすみ分けしようというのも一つの仕切りだと思う。
  ・南部町、伯耆町はタクシー会社が撤退。タクシー会社だけに依存できないという事情もある。
   一緒に知恵を出していきたい。

(イ)地域社会の基盤である集落の存続と活性化に向けた取組

〔事務局説明〕
  ・急激な人口減少や高齢化により共同作業や生活環境の維持が困難になり、存続の危機を
   迎える集落の出現が現実の問題となりつつある。
  ・人口減少の中でも、地域の賑わいと活力を維持し、住み慣れた地域で暮らし続けていくため
   に、住民自らが地域課題を考え解決しそれを行政が支援する仕組みづくりを、町と県が
   タイアップして始めたところ。この取り組みを加速させ、集落の存続と活性化を図りたい。

〔意見の要旨〕
 (日南町長)
  ・町とまち協で意見交換ができており、きめ細やかな行政ができる。
  ・担い手を作っていくために、農業が豊かさを感じてもらえるようにしたいと思っている。
   今後、県にいろいろお願いすることもあると思う。
 (日野町長)
  ・集落の話し合いの場を持つ補助金を作ったが、全50集落の半分ぐらいがまだ手を挙げて
   いない。沈黙の集落をどうケアしていくのかが問題。
 (江府町長)
  ・平成29、30年度に40の集落を全職員で回る集落総合点検をした。その結果、個々の課題と、
   移動手段や買物等、町全体の課題が見えてきた。
  ・江府町は「にぎやかな過疎」に仕向けて行きたい。行政のことを当てにせずにやろうという
   人たちをどんどん応援し、江府町に来れば何かできるぞ、という雰囲気を作りたい。
 (知事)
  ・集落をつぶさに議論しようということであれば、中山間の集落の評価シートの活用や、
   支え愛マップづくりなども併せて進めていただけると大変ありがたい。
  ・当初予算、補正予算の編成に、夢のある未来に向けて、今日の話を生かしていきたい。
  ・特定地域づくり事業協同組合を設立してはどうか。事務ベースではなかなか話が前進しない
   が、今日は首長さんがそろっておられるので、この際研究してみたらどうか。全国で
   いの一番に手を挙げてもいいのかなと。交通等を維持しようと思うと、この辺が切り札に
   なるかなとも思う。

3 全体総括
(知事)
  ・非常に有益なお話をいただいた。中山間地の最も進んだモデルに逆に転換するきっかけに
   なったと思う。
(会長総括:日南町長)
  ・人口減少に伴う地域課題に対して、日野郡ならではの取組を推進していきたい。日野郡3町
   と県が力を合わせて成果を挙げればと思う。よろしくお願いしたい。
  ・本日の連携会議で合意した事項について、共同宣言という形を取らせていただきたい。
   (一同賛同)

会議録(PDF 280KB)

会議資料(PDF 1816KB)

共同宣言(PDF 58KB)

平成29年度鳥取県日野郡連携会議を開催

 県と日野郡の3町で「災害に強い日野郡づくり」相互支援協定を締結して、今後の災害に備える方策等について協議を行いました。

1 日時  平成29年12月24日(日) 午後4時~午後5時
2 場所  日野町役場 大会議室
3 出席者  平井知事、増原日南町長、景山日野町長、白石江府町長、ほか関係職員

4概要
(1)「災害に強い日野郡づくり」相互支援協定《締結式》
      日野郡における災害時の住民の安全・安心を確保し、日野郡3町と県が連携して平時から
     備えを進めることとして、相互支援協定(以下「包括協定」)を締結した。

(2)日野郡連携会議における協議事項(包括協定を踏まえて当面取り組む具体的な検討課題)
  ア 災害時の給食施設の相互支援
     災害時に速やかに小中学校への給食が郡内で相互提供できるよう、平時から相互に
       給食施設の状況把握や調理員、配送方法、食材手配等の調整を進めておくもの。
     <意見・議論>
      ・災害の初動は外部からの支援があることを想定しながら食材や人材等の調整を
       することも必要。他町の学校に給食がうまく配達できるよう練習もしておきたい。
      ・また、次のステップアップとして、避難者へも温かい食事が提供できるよう
       学校給食制度の規制についても研究してみてはどうか。
  イ 日野郡内の道路除雪のあり方検討
     人口減少や高齢化に伴い除雪オペレーターが減少する中、将来的に持続可能な
    日野郡内の除雪体制を構築するため、除雪実務(現場作業)者を構成員に加えた
    専門組織を創設して具体的な検討を進めるもの。
     <意見・議論>
      ・道路除雪だけではなく高齢者にとっては集落内や家屋周辺等の除雪についても
       深刻。
      ・ボランティアや専門家の知恵も借りて地域の体制作りも検討してみてはどうか。

  ウ 福祉避難所の設置運営に関する連携
     要配慮者への専門的なケアを行うための福祉避難所の設置や運営について、単町では
    人的・物的な資源が限られるため、平時から郡内での連携方法を検討し災害に備える
    もの。
     <意見・議論>
      ・福祉避難所の選定(指定)、整備等を進めつつ、要配慮者のケアに対応できる
       人材確保は域外からの派遣も想定した検討をしてみてはどうか。

会議録(PDF 270KB)

会議資料(PDF 2825KB)

副町長・センター所長会議

<注意>掲載内容は議論の途中経過を含んでおり、決定事項とは限りません。
  

平成29年度第1回副町長・センター所長会議

○日時  平成29年5月25日(木)午後0時30分~2時10分
○場所  日野振興センター第2会議室
○出席者  各町副町長、日野振興センター所長、連携会議事務局ほか

●報告事項
(1)平成28年度の事業実施状況について
  各WG等の取組み状況や決算及び監査結果について報告した。

(2)北海道留萌町村会からの視察希望について
  他県からの行政視察の受入れ予定(11月下旬)について報告した。

●協議事項
(1)冬期の円滑な道路交通の確保に向けた今後の取組について
  <主な意見>
  ○除雪体制関係
   ・通常の降雪ではない異常事態も想定する必要がある。
   ・県は民間委託を考えているのかもしれないが、日野郡では民間の受け皿も先細りの現状で
   ある。
   ・町道では集落や個人に除雪委託しているものもある。高齢化が進むと、町職員が直営で除
   雪することも考えなくてはいけないと危惧している。

  ○除雪運転手の育成フォロー研修関係
   ・助成制度により免許取得者数は増えているが、即戦力として活躍できる人材育成が急務と
   考える。
   ・運転手には想定外のことに対する安全面の判断力も必要。道路事情の把握が必須である。
   ・町道や歩道の除雪を集落に実施してもらっている地区もある。他町での巻き込み事故を受
   けて、区長から安全講習を希望する声もあった。
   ※【方針等】育成研修の実施については方針了解された。小型除雪機の操作研修については
   道路維持WGで実施について検討する。

(2)日野郡の鳥獣被害防止対策について
  <主な意見>
   ・獣害防止柵の設置について、現実と法律論のバランスをどのように取るのか、そのルール
   作りが必要だと思う。
   ・違法状態を放置していたことで道路管理者が責めを負う場合もある。
   ・事例を整理して住民側に示していく必要がある。集落への説明には町の協力も必要である。
   ※【方針等】獣害防止柵の現状について、必要に応じて町と一緒に意見交換しながら地域を
   点検することを了解された。

(3)伯耆国「大山開山1300年祭」関連事業
  <主な意見>
   ・地元でも「たたらんち」の評判が良い。PRできる機会をもっととらえて打ち出して欲し
   い。
   ・実施時期は未定だが、「茅葺き屋根」再生体験事業を江府町観光協会に実施してもらう予
   定である。
   ※【方針等】大山開山1300年祭に向けて、ジョイント実施することで効果があるような
   事業は幅広に連携する方向で了解された。

(4)新たな連携項目(提案)について
  <主な意見>
   ア.福祉保健業務に関わる連携事業
    ・「健診」は専門領域という認識もあり、小児科医不足を内科医では補えないようだ。
     3町が調整して効率的な日程が組めれば、西部医師会からの専門医師の派遣にも期待が
    できる。
    ・保健師や介護職等の人材が不足している。通勤が大変であることを理由に日野郡への勤
    務を希望してくれない。人材確保の課題についても幅広く解決策を考えて行きたい。
    ※【方針等】福祉保健分野(発達支援)の拡充WGなどで具体的な検討に向けて取組むこ
    とで了解された。

   イ.小規模校のデメリットの解消について
    ・少子化のため部活動が出来なくなるのは生徒が可哀想。
    ・支援策を検討するためにも、合同実施したい競技、練習日程などの具体的な枠組みを学
    校側から示して欲しい。
    ・日野郡はICT環境が全生徒に普及している。このメリットを利用して3町で合同授業
    をしてみるのも良い。
    ※【方針等】部活動については、中学校側の方針・意向を再度確認して検討をスピードア
    ップすることで了解された。

●その他(情報提供)
  森林環境に関する税制の今後の動向について

平成28年度第5回副町長・センター所長会議

○日時 平成29年3月1日(水)午後2時~4時
○場所 日野振興センター所長室
○出席者 各町副町長、各町担当者、日野振興センター所長、連携会議事務局ほか

●協議事項
(1)平成28年度事業報告
  ○日野郡農林業創生支援事業の検証
   平成28年度の実施状況報告がPTごとでなされ、一定の効果があったことが認められた。
   今後の各種団体等による持続的な取組実施に目処が立った。

    ・人材育成PT

     ・地域資源有効活用PT

     ・地域ブランド創出PT

   支援を3町連携でやっていることに意義があり、いい流れができている。農林業創生協議会
  はこの取組を下支えし、必要があれば予算化に向かうこととする。協議会は単年度で廃止せず
  存続させる。

  ○各ワーキンググループの活動
   資料に基づき、平成28年度の活動状況・検証と課題、平成29年度の事業計画を報告。

(2)意見交換
  ・日野高校については、高校の露出が増えたと思う。双葉寮が再開されることになり、今後も
  一層地域との連携を深めたい。町長と学校との意見交換は年2回程度の実施が必要。
  ・教育WGは部活動についてもやってみればいいし、システム・エンジニアの導入もぜひやっ
  てみてほしい。
  ・職員研修は評価者研修の実施後、本格実施となった町もある。是非継続して欲しい。
  ・除雪は東部豪雪のようなことが日野郡で起こったらどうするのか。日野郡は除雪精度がいい
  ので今回は報道ではとりあげられなかったのかもしれない。県の現業技術員が減ったら体制は
  どうなるのか、今後検討の必要がある。
  ・今後、「新たな連携」のタマだしが必要である。例えば日野農林業創生支援協議会で、取組
  の下支えをすることから新たなものが生まれるといい。

平成28年度第4回副町長・センター所長会議

○日時 平成28年12月27日(火)午前10時~正午
○場所 日野振興センター中会議室
○出席者 各町副町長、日野企画政策課長、日野振興センター所長、連携会議事務局
 

●協議事項
(1)公共交通対策について
  要望のあったバス・タクシー運転手の育成支援について、今後の取組の協議を行った。

 <主な意見>
  ・県ではH29年度予算で「公共交通の維持・存続に向けた運転手確保対策」を新規で要求中
  である。大型2種免許の取得助成が盛り込まれている。
  ・日野郡の公共交通対策として、大型2種免許が本当に必要なのか冷静に考えるべきである。
  町営バスの運転には大型1種、タクシーの運転には普通2種免許で  よいはず。
  ・タクシーを含めた中山間地域での住民の足の確保として、各町が共通してタクシー助成をし
  ている現状から、この財源支援を県にお願いできないか。
  ・いろいろな公共交通がある中で、交通空白地帯をどうカバーするか。独居者、高齢者、障
  がいのある方のことを考えるとバス停までの数百メートルの移動も難しい。今後はますますタ
  クシーが必要であり、重要な移動手段となってくると思う。
  ※【方針等】引き続き担当課長会で調査研究し、タクシーの維持方策等、取組の共通項を探る
  こととする。

●報告事項
(1)日野郡鳥獣被害対策協議会の状況報告
  ・来年度に向けて、実施隊員4名(うち新人は2名を予定)が確保されるよう各町で対応いた
  だいているところである。今後も3町のバランスを見ながら進めたい。
  ・実施隊の働きにより、町職員も新たに狩猟免許を取得して一緒に山に入ったり、迅速に相談
  に乗ってくれたりするなど、よい相乗効果も生まれている。
  ・平成29年度4月に良いスタートが切れるように今後も調整していく。

(2)日野発!3町連携・農林業創生支援事業(中間)報告
  ○取組状況

1.アマチュア農林家の「ウィークエンド農・

林業塾」

いずれも持続可能な取組であり、検証

結果を踏まえ今後の取組の目処が立っ

た。

次回会議で事業のまとめを報告する。

2.新規参入の林業作業員等の「高性能林業

機械運転特別教育」

3.道の駅による庭先集荷(江府町)

4.朝市グループによる庭先集荷(日野町)

5.弁当配送業者による庭先集荷(日南町)

1月実施予定。

(3、4の取組を参考に実施する。)

  ○「道の駅」の集荷野菜を無駄なく相互融通できるシステム構築
    ・余剰農産物は加工販売され、融通できるのはごく少量。現時点での相互融通は不用と判
    断している。
  ○ニホンミツバチのおいしい蜜をブランド化
    ・日野郡の特色であるニホンミツバチの飼育者が結集。おいしい蜜のブランド化を目指し
    て、情報交換や技術研鑽を図っていく。

(3)H29年度負担金の額の決定について
   ・前年度と同額で負担金を決定した。各々が予算要求を行うこととした。

 
6 意見交換
 ○日野高校魅力向上支援について

 <主な意見>
  ・コーディネーター配置から2年3ヶ月が経過し、今後も継続してコーディネーターを配置
  することとした。財源はこれまでどおり3町で負担する。
  ・高校の魅力向上に向けてこれから本番を迎える状況であり、4月からコーディネーターを
  1名増員し2名体制とする。この増員分は日野町が地域おこし協力隊として募集(4月採用)
  とする。
  ・課題としては、高校と地域とで明確なビジョンを共有できていないという点がある。今後も
  地域として応援していきたいので、ぜひ町長レベルで学校と話をする機会を設けて欲しい。
  ※【方針等】コーディネーター配置については、1名増員も含め了承された。また、日野高校の
  魅力向上のための取組みについては、今後、日野町が中心になって進めていくことで了承された。
  町長と学校との意見交換については別途日程調整をする。

平成28年度第3回副町長・センター所長会議を開催

○日時 平成28年9月5日(月)午後3時~4時30分
○場所 日野振興センター中会議室
○出席者 各町副町長(江府町は総務課長が代理出席)、日野企画政策課長、日野振興センター所長、
     連携会議事務局

●決定(協議)事項等

(1)日野発!3町連携・農林業創生支援事業の状況報告
  ○地域資源有効活用PTについて
   ・弁当配送業者による野菜の巡回集荷とはどういうイメージか。
     →あいきょうの巡回システムに似ているが地域を回る配達の帰りに野菜集荷をお願いす
      るもの。集荷経費については、人件費相当額を委託費として支払うイメージでいる。
    ※実施に向けて受託先と調整を進めることで合意

  ○地域ブランド創出PTについて
   ・日野町内でユニークな野菜(白いナス、丸いズッキーニなど)を栽培して、レストラン
   と提携してメニュー化しようとしている団体があり、こういう取組みも地域でブランド化が
   図れたら面白いと思う。
    ※引き続き検討を進めることを了承

(2)日野郡鳥獣被害対策協議会の体制強化のとりまとめについて
  協議会の実施隊員には、来年度の(継続)雇用について町から意向確認をしておいて欲しい。
    ※平成29年度スタートに向けて、3町とも人員・予算確保をすることを了承

(3)日野郡3町による「日野モデル林地台帳」について
  森林法の一部改正により、森林の所有者情報等を市町村が台帳整備することとなったことを受
  けて、日野郡での航空レーザー計測を導入した取組みについて意見交換。
   →前向きに考えていただくために、近いうちに説明会を設けたい。(県)
    ※計測業者からの具体的な説明を聞いたうえで、3町の取組を検討することを了承

平成28年度第2回副町長・センター所長会議を開催

○日時 平成28年6月30日(木)午後1時30分~3時

○場所 日野振興センター中会議室

○出席者 各町副町長(江府町は総務課長が代理出席)、日野振興センター所長、連携会議事務局ほか

 
●決定・共有事項

(1)日野郡鳥獣被害対策協議会の体制強化に関する検討結果について
  ○実施隊を4名体制とすることについて
  ・業務量は十分にありフルタイムの体制が必要である。
  ・地域振興に尽くす意欲の高い人材を求めて、来年4月からスタートできるように準備を進めて
  ほしい。

  ○事務局長を雇用(別枠)することについて
  ・安全管理、労務管理、補助金事務等を合わせてもボリューム的には1人役とまでいかないと思
  われるがどうか。
  ・実施隊員(に事務局業務を兼務させるの)ではなく、別にマネジメント管理の機能が必要だと
  思う。

(2)日野発!農林業創生支援事業について

  ア 農家直販システムの構築について
   ・家庭菜園などでとれた野菜を気軽に道の駅等へ出荷

     ⇒道の駅が独自(車両確保が前提)で集荷するか、弁当配送業者へ委託して庭先集荷す
      る。

   ・集荷野菜を無駄なく相互に融通する。(日野町を中間拠点)

  <主な意見>
   ・生産者が売り場を見て、自分の野菜が売れ残っていれば「なぜか」を考えるなど、廃棄野菜
   が生じないようにするために出荷した人も車に同乗していくことも検討したい。
   ・大システムを構築するのが目的ではなく、家庭で作っている物が小さなお金に変わるなどで、
   地域の生きがいづくりや人の掘り起こしなどが目的である。
   ・地域おこし協力隊を活用するのは時限があるが、うまくいけばビジネスモデルにはなるだろ
   う。
   ※試験的に実施することについて合意された。

 

    イ 人材育成に向けた研修と若手農業・林業就業者交流会について
   ・プロ向け林業研修の強化

     ⇒高性能林業機械の操作習熟研修を既存の研修に追加
   ・アマチュア農林家向け研修の新設
     ⇒ウィークエンド農林業塾の実施・・・仕事を持っている人でも、土日に楽しく畑・山で
      作業をしてみようとの考え。
   ・若手農業、林業就業者交流会
     ⇒他県への視察研修も想定している。

  <主な意見>
   ・耕作放棄地対策や生きがいづくりといった視点での研修には、広い視野で行政の関わりが必
   要
   ・山や田んぼや畑に意識を振り向けてもらえる様な導入部分を行政が分担し、それを経て、そ
   れぞれの専門分野の関係機関が分担して研修を受け持つスタイルが良い。
   ・現場の声として、プロ向け研修は、県内では農業大学校はあっても林業大学校がないため、
   資格だけを持つのでなく作業に習熟した人材の養成をしてほしいという声がある。すぐに林業
   大学校を設立できない状況の中で、要請の多いカリキュラムを入れ込み研修参加者を増やすと
   共に事業体の要請に応えることが可能。

   ※実施することについて合意された。
 
(3)その他(意見交換)

  ○たたらの振興について

  ○小規模校のデメリット解消について

  ○日野郡移住定住交流会について

  
  
  
  
  
  
  

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