2017年3月15日

2017年3月15日 沖底(田後、網代@県営境港市場)

田後漁協所属の沖合底びき網漁船のハタハタを測定するため、県営境港市場に行きました。
今朝の入港は、田後船が3隻、網代船が3隻でした。
田後船の2隻は、ヒレグロ、アカガレイ、ハタハタ等、多種多様な魚種の水揚げでした。

ハタハタは小、中銘柄が主体でしたが、全長20cmを超すハタハタのブランド魚「とろはた」の出荷もありました。ちなみに、ハタハタは全長20cmを超すと、人が美味しいと感じる脂質含有量10%を超す脂のりがあります。
トロハタ トロハタ
ハタハタ(小) ハタハタ(中)
ヒレグロ アカガレイ
カスベの切り身 クロザコエビ(もさえび)
エゾボラモドキ(赤バイ)
あと1隻の田後船は、西方海域でソウハチ(えてがれい)、アカムツ(のどぐろ)主体に水揚げしていました。船頭の話ではしょうゆ差しぐらいの大きさのアカムツ当歳魚の入網も見られたとのこと。
アカムツ15入 アカムツ60入

網代船は、アカガレイ、ハタハタ主体の水揚げで、1隻は松葉がに(雄のズワイガニ)をまとまった数、水揚げしていました(ついでに測定しました)。
松葉がに(特選とっとり松葉がに五輝星候補) 松葉がに(5入)
下の画像は、網代最新船のスラリーアイス仕立てのアカガレイとハタハタです。
上の画像の松葉がにを揚げていた船、スラリーアイス仕立ての船ともに、自分が改革計画を策定した「もうかる漁業」を目指したモデル船だけに、好漁していたり、きれいな仕立てで魚が出荷されていたりすると、心底ほっとします。
アカガレイ(スラリーアイス仕立て) ハタハタ(特大:スラリーアイス仕立て)

【おまけ】
3月から解禁となった籠網でのバイ(黒バイ、本バイ)と島根県からの出荷ですが、メカブです。
バイ メカブ
あとこちらも島根県からの出荷ですが、アオザメがいました。
アオザメ  

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