鳥取砂丘レンジャー日記

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2011年3月29日

砂丘で見る夕日

皆さん、ご存じですか。
鳥取砂丘は夕日の絶景ポイントですよ。
ところが、冬の期間は太陽の沈む位置が陸側に移動しており、海に沈む夕日を見る事が出来ませんでした。
しかし、冬も終わり太陽の沈む位置が海側に移動してきました。

下の写真は、一昨日の夕日を撮影したものですが天候の影響で最高の景色とはなりませんでしたが、海に沈む夕日です。
段々と暖かくなり、夕方の砂丘と夕日を見に、是非おいで下さい。 そして、これからの時期は日没後には漁火の綺麗な光景も見られます。
絶景の夕日が見えると、日没の瞬間に観光客から拍手が起こります、それ程 素晴らしい光景ですよ。
皆様のお越しをお待ちしております。

夕陽

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/29

2011年3月28日

桜のつぼみは?

本日の鳥取砂丘はよく晴れました。日本海は波がなく穏やかで、砂浜まで歩かれる方も増えました。先日降った雪が、最後の雪だったかも?知れませんね!砂丘の中にある「オアシス」の水も少しづつ減ってきましたが、・・・観光客の方々からは、オアシスの水についての質問がとても多くて、・・皆さんも真剣に考えて下さいます!
オアシス・馬の背

このオアシスには、不思議な事に梅雨時期になると、カエルやオタマジャクシ、ハイイロゲンゴロウなどが出没します。いつも水があるわけではないのですが、なぜ見られるのか?その生態は謎です!

さて、今日のような暖かさで、鳥取砂丘周辺の「桜のつぼみ」はどうなっているのでしょうか?

鳥取砂丘市営駐車場の桜の木

おお~っ!砂丘入り口の市営駐車場の桜の木は、つぼみが膨らんでいました。
4月には、この桜の白い花も皆さんをお迎えできると思います。
そして、今日は「きじ(雉)」の鳴き声も聞かれましたよ!

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/28

2011年3月27日

多鯰ヶ池紀行(7)-伝説を追う-

「多鯰ヶ池」からこんにちは
「お種弁天」を見つめてみる。今の「弁天宮」は意外と新しいことに気がつく。

5基の鳥居がある。駐車場入口から1番目の鳥居は平成16年に奉納されている。従前木製鳥居が朽ちたので、建てられたものらしい。
多鯰ヶ池1

2番目の鳥居は昭和8年に奉納。、3番目、4番目の鳥居は新しく、平成8年、6年に奉納。5番目の鳥居は昭和9年に奉納されているのだ。

多鯰ヶ池2

水盤、狛犬なども昭和8年に奉納されており、現社殿も昭和9年に建てられたもののようだ。

多鯰ヶ池3

「拝殿」から覆屋に守られた「本殿」がある。その横に「奉安殿」が建てられている。
畏れ多いものを奉納しておく建物であるらしい。この中に「弁財天」がおられるのだろうか。それとも本殿に祀られているのだろうか。
多鯰ヶ池4


幕に「鱗紋」が染め付けてある。

この紋は北条氏の家紋として有名である。鎌倉時代、執権北条時政が江ノ島弁財天に子孫繁栄を祈願したとき、美女に変身した大蛇が3枚の鱗を残して消えたことに因むものであるらしい。
「江ノ島弁天」の神紋はこの紋である。「お種弁天」は「江ノ島」からやってきたのだから、神紋が「鱗紋」であるのは当然かもしれない。

境内を巡って順路どおりに進むと祠が2社あり、お種弁天宮巡りは終了する…。

多鯰ヶ池5

さて、弁天宮内には「地蔵尊堂」がある。これこそ「お種弁天」の姿を紐解くものではないかと思う。
「明治初年故アッテ之ヲ湯山神社ニ移ス」
碑文の言葉が手がかりになる。(黄レンジャー)


 

砂丘事務所 2011/03/27

2011年3月26日

続々と砂丘植物が発芽してきました。

本日の鳥取砂丘は青空もありましたが、風が冷たく時折、小雪が降りました。しかし、春を知らせる砂丘植物はしっかりと成長していました。
(今日の砂丘)


砂丘植物の「コウボウムギ」の発芽です。
砂の中から芽を出すものや、昨年の古い茎から発芽するものもあります。
コウボウムギ

コウボウムギ

これからの時期は、コウボウムギの先端は針のように、するどくとがっているので、気をつけて観察してください。この砂丘植物の根も地下茎を伸ばし、4~5メートルも離れたところにも、出芽し新たな群落をつくります。特徴は「麦」の実をつけますし、茎が露出し残った繊維が「こうぼうの筆」と呼ばれています。全国の海岸に分布していますよ。
これからの砂丘では、注目される植物です。

砂丘は午後から、厚い雲が伸びていましたが、明日からは天気も回復しそうな感じ?


早く青空の下で、砂丘の散策を楽しみたいですね!

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/26

2011年3月24日

中世へタイムスリップ!?但馬街道と鳥取砂丘

晴れの天気となったものの、砂丘内に強い風が吹き、砂が舞い砂嵐状態となった今日。

砂丘に一際目立つ存在の方が・・・。
砂丘に現れた謎の人物
え・・・?
砂丘に現れた謎の人物2
えぇ・・・?時代劇に出てきそうなこの方は一体!?
この方の正体は後でご紹介するとして・・・。(当ててみて下さい)

人々がこのような服装をしていたであろう中世の時代、鳥取の城下から砂丘を横切り但馬に至る街道、但馬街道(約25km)があったといわれています。
但馬街道

鳥取の城下から邑美郡の湯所・丸山・浜坂を経て、鳥取砂丘を横切り、駟馳山峠を越え、岩井郡の大谷から浦住(浦富)、湯村(岩井温泉)、蒲生峠を越えて但馬に至ります。

その時代は彼のような格好をした人が荷物を担ぎながら、鳥取砂丘を歩いて但馬を目指していたんですね!
こちらの地図を参考に、但馬街道があったルートをたどって砂丘散策するのも楽しそうです!

さて、気になる彼の正体が明らかになるのがこちらの写真。
砂丘に現れた謎の人物3
手に持たれているのは「集合時間は10時です」という内容が書かれたプラカード。
団体旅行ツアーの添乗員さんだったんですね!

砂丘事務所 2011/03/24

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