鳥取砂丘レンジャー日記

2011年3月26日

続々と砂丘植物が発芽してきました。

本日の鳥取砂丘は青空もありましたが、風が冷たく時折、小雪が降りました。しかし、春を知らせる砂丘植物はしっかりと成長していました。
(今日の砂丘)


砂丘植物の「コウボウムギ」の発芽です。
砂の中から芽を出すものや、昨年の古い茎から発芽するものもあります。
コウボウムギ

コウボウムギ

これからの時期は、コウボウムギの先端は針のように、するどくとがっているので、気をつけて観察してください。この砂丘植物の根も地下茎を伸ばし、4~5メートルも離れたところにも、出芽し新たな群落をつくります。特徴は「麦」の実をつけますし、茎が露出し残った繊維が「こうぼうの筆」と呼ばれています。全国の海岸に分布していますよ。
これからの砂丘では、注目される植物です。

砂丘は午後から、厚い雲が伸びていましたが、明日からは天気も回復しそうな感じ?


早く青空の下で、砂丘の散策を楽しみたいですね!

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/26

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