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学習指導要領

「学習指導要領」とは、文部科学大臣が発表する「学校の教育内容の基準(学習内容)」を示すもので、これまでほぼ10年に1度の改定が行われています。その時々の時代の要請を取り入れ、学習内容も少しずつ変わってきています。今回は、平成23・24年度に小中学校で全面実施される新しい学習指導要領についての概要をご説明します。

(参考:改訂の経緯)
  • 昭和33年の告示・・・基礎学力の充実、科学技術教育の向上、「道徳」の新設
  • 昭和44年の改訂・・・高度経済成長に対応した教育内容のレベルアップ
  • 昭和52年の改訂・・・個性や能力に応じた指導
  • 平成元年の改訂・・・基礎的・基本的な内容の指導の徹底。「生活科」新設
  • 平成10年の改訂・・・平成14年から実施。ゆとり教育。学校週5日制への対応。「総合的な学習の時間」新設
文部科学省ホームページ
  

平成20年学習指導要領改訂の基本的考え方

理念:「生きる力」をはぐくむこと

  • 基礎・基本を確実に身に付け、いかに社会が変化しようと、自ら課題を見つけ、主体的に判断・行動し、よりよく問題を解決する資質や能力
  • 自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性
  • たくましく生きるための健康や体力 など

学習指導要領改訂のポイント

  • 改正教育基本法等を踏まえた学習指導要領改訂
  • 「生きる力」という理念の共有
  • 基礎的・基本的な知識・技能の習得
  • 思考力・判断力・表現力等の育成
  • 確かな学力を確立するために必要な時間の確保
  • 学習意欲の向上や学習習慣の確立
  • 豊かな心や健やかな体の育成のための指導の充実

実施時期

小学校は平成23年度、中学校は平成24年度から完全実施。平成21年度からは移行措置により実施

文部科学省ホームページ(外部リンク)

学習指導要領の改訂に伴う移行措置の概要

移行措置期間における基本方針

  • 平成20年度中に周知を図り、平成21年度から可能なものは先行して実施。
  • 移行措置期間中に、教科書の編集・検定・採択を行い、小学校は平成23年度から、中学校は平成24年度から新しい学習指導要領を全面実施。

総則や道徳等は直ちに先行実施

  • 直ちに実施可能な、学習指導要領の総則や、道徳、総合的な学習の時間、特別活動については、平成21年度から新しい学習指導要領の規定を先行実施。

算数、数学及び理科は教材を整備して先行実施

  • 算数・数学及び理科については、新課程に円滑に移行できるよう、移行措置期間中から、新課程の内容の一部を前倒しして実施。(授業時数の増加も前倒し実施)
  • これに伴い、小学校では、総授業時数を各学年で週1コマ増加。(中学校は、選択教科等の授業時数を削減するため、総授業時数は変更なし)
  • 新課程の前倒しに伴い、現在の教科書には記載がない事項を指導する際に必要となる教材については、国の責任において作成・配布。(具体的方策については検討中)

他の各教科(算数・数学及び理科を除く)・・・学校の判断で先行実施

  • 各教科(算数・数学及び理科を除く)は、学校の判断により、新学習指導要領によることも可能とする。
  • ただし、以下のものについては、全ての学校で先行実施
  1. 地図帳で指導可能な「47都道府県の名称と位置」等の指導(小学校)
  2. 音楽の共通歌唱教材として指導する曲数の充実等(小・中学校)
  3. 体育の授業時数の増加(小学校低学年)

小学校における外国語活動・・・学校の判断で先行実施

  • 第5・6学年における外国語活動は、各学校の裁量により授業時数を定めて実施することが可能。(各学年で週1コマまでは、総合的な学習の時間の授業時数を充てることが可能)