大路川は、鳥取市越路地先に源を発し、山地から丘陵地帯を流下し、古郡家地先より平野部に入り、大路山の東側で砂田川と合流し、大路山の麓をまわりこむようにして流向を西に転じ、吉成地先で千代川に合流します。また、大路川は、鳥取市の既成市街地の南側にあって、西を千代川、北を袋川、南から東にかけては河原町、八頭郡八頭町、国府町に連なる山地、丘陵に囲まれた、流域面積31.8km2、幹川流路延長7.8km を有する一級河川です。
大路川の流域は過去に幾度も浸水被害が発生し、一方、流域内の低平地に市街地が拡大し水害リスクも大きくなっていることから、水害の予防的な対策として河川整備(ハード対策)を集中的に進めています。
河川整備計画では、砂田川合流点に治水緑地を設置するとともに、治水緑地による洪水調節後の流量に対し、洪水を安全に河道に流下させるための河川の整備を実施します。
また、大路川下流部の千代川本川からの背水影響区間については、千代川の水位が上昇するとともに大路川の水位も上昇するため、堤防の高さや幅が不足している区間において、大路川からの越水や破堤が生じないように、千代川本川堤防見合の改修を実施します。
計画、過去の浸水実績の詳細は下記基本方針、整備計画をご覧ください。
(
県土整備部河川課に他河川の基本方針、整備計画が紹介されています。)
・
千代川水系(大路川ブロック)河川整備計画(PDF,4.2MB)