令和6年度附議案

平成22年11月定例県議会付議案に対する知事提案理由説明要旨

   平成22年11月定例県議会付議案に対する知事提案理由説明要旨      
 
 これより、今議会に提案いたしました平成22年度鳥取県一般会計補正予算をはじめとする諸議案につきまして、その概要を御説明いたします。    

 今議会に提案いたしました議案は、     
  予算関係    6件  
  条例関係    2件  
  その他の案件 10件 の 合計 18件
であります。    

 まず、議案第1号 平成22年度鳥取県一般会計補正予算につきましてその概要を御説明いたします。  

 はじめに、米価格低下による農家の緊急支援についてであります。夏の記録的な猛暑による品質低下などにより米の販売価格が低下し、稲作農家の資金繰りの悪化が予想されることから、新たに農協が行う融資に対し利子補給制度を創設し、稲作農家への支援を緊急に行おうとするものであります。  
 
  次に、農産物の直売ビジネスへの支援についてであります。 
  新しいマーケットとして期待される直売所での農産物販売の動きを加速化し、「食のみやこ鳥取県」を支える新たなビジネスモデルとして構築するため、直売による農産物販売額の向上を目指す農業者の取組に対し、市町村と協調して支援しようとするものであります。  

  次に、県内雇用維持のための投資支援についてであります。 
  県内製造業の事業廃止に伴い、その従業員を引き受けて雇用の維持を図るために新たな設備投資を行う事業主に対し、補助制度を創設するとともに、既存の工業団地への企業投資を促進するため、市町村が行う工業団地の再整備に対する助成制度を拡充しようとするものであります。      

  次に、強度行動障がい者対策についてであります。 
  施設やケアホームへの入所を希望している重度の強度行動障がい者が、障がい児施設や在宅等で待機している状況を早急に解消し、保護者の負担、不安を軽減するため、新たに鳥取県独自の施策として、重度の強度行動障がい者の居住支援を行う社会福祉法人等に対し市町村と協調して支援しようとするものであります。
 
   このほか、ツキノワグマの出没情報を住民に提供するシステムの開発、山陰初のJリーグチーム誕生に向けたガイナーレ鳥取への支援、地元市町村と協調した三朝温泉病院の耐震化整備への支援、県立学校の耐震化の推進等を計上した結果、今回の補正予算の総額は、10億9千万円余となり、補正後の予算総額は、3,448億7千万円余となるものであります。    

  また、補正予算以外の議案につきましては、議案第7号 鳥取県基金条例の一部改正、議案第18号 職員の給与に関する条例等の一部改正等を提案いたしております。      

  以上、今回提案した付議案につきまして、その概要を御説明いたしました。

  よろしく御審議のほどお願いいたします。

  

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